指揮官と参謀 コンビの研究

指揮官と参謀 コンビの研究

600円 (税込)

3pt

4.0

太平洋戦争敗北の背景には、新しい組織論の欠如があった。英雄が歴史を作り出す時代は終わり、現代の組織においては、「際立った個人」より、総合的戦略としてのリーダー・シップが必要とされている。山本五十六、東條英機など大本営を担った軍部の重鎮たちはじめ彼らとともに日本軍の作戦行動に関与した指揮官と参謀の組合せ十三例をあげ、組織内におけるコンビネーションの重要性を学ぶ──経営者に欠かすことのできない、人材とは何かの一端を巧みな人間描写によって導きだす。

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指揮官と参謀 コンビの研究 のユーザーレビュー

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Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    歴史は人が作り、人は人との関わり・交わりによって作られていく。人と人との交わりから歴史を見つめるとき、見えてくる昭和史の実態とは?

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    2018年01月08日

    Posted by ブクログ

    一組のコンビ事例毎に章立てされており、また、ボリュームも適当で、
    さらに文庫サイズということもあって、通勤途中でも読みやすい。

    官僚的組織の改革方手法を研究している中で出たった本です。戦前の官僚組織の象徴とも言われる日本軍組織。それに対比して語られる米軍組織。

    その中でのリーダーやリーダーシップ

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    2010年03月04日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争においての指揮官と参謀コンビを盛りだくさん書いてある。
    優秀な指揮官、日和見主義の指揮官、逃亡しがちな指揮官などなど。指揮官を支える優秀な参謀、目立ちたがりの参謀などなど、こちらも様々なバリエーションが描かれている。

    太平洋戦争の日本軍の中で、どんな人間がどんな考えを持ち、どんな行動を起

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    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    「半藤一利」の著書『指揮官と参謀―コンビの研究』を読みました。

    「半藤一利」作品は、昨年10月に読んだ『漱石先生ぞな、もし』以来ですね。

    -----story-------------
    陸海軍の統率者と補佐役の組み合わせ十三例の功罪を分析し、個人に重きを置く英雄史観から離れて、現代の組織における

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    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    指揮官と参謀コンビの研究。コンビとして立ちまわった結果がどうなったかが書かれていて、読後に色々考えさせられる本。問題の本質が単純でなく、それぞれの生き方考え方が複雑に絡み合ってるが故に、問題解決が一筋縄でいかないということでしょうか。人と人の組み合わせと相性は難しい。戦場でのリーダーシップって何なん

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    2013年09月14日

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