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神風特攻隊から70年。大西瀧治郎中将は、なぜ「特攻」を命じたのか。「特攻隊の英霊に曰す 善く戦ひたり深謝す」。昭和20年8月16日、大西瀧治郎中将はそう書き遺して自刃した。自ら企図した特攻を「統率の外道」と称しながら、なぜ数多の若者に死を命じなければならなかったのか。生存者の証言をもとに、特攻の父と呼ばれた男の謎に迫る衝撃のノンフィクション!
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Posted by ブクログ 2014年11月01日
特攻の父と呼ばれた大西という人と、副官として仕えた門司さん、たたき上げで零戦特攻隊員の角田さん、を中心に、「特攻」について書いている。「特攻」の経緯など史実の解説や、インタビューから得られた門司さん、角田さんの「特攻」への関わり、思いや、8月16日に自殺した大西さんについて、事実と関係者からの証言な...続きを読むどから、「特攻の真意」を導きだしている。 戦争に関する本、それも日本のものは、若い時からほとんど読んだことがなく、そのため、たまに読むたびに、新しい知識が得られて面白い。 "海軍の制度上、撃墜などの戦果確認には准士官以上の「見認証書」が、戦死者が出た場合はやはり准士官以上の「現認証明書」が要る。下士官兵搭乗員が敵機撃墜を主張しても、それを准士官以上が目撃していなければ単独戦果として認められず、准士官以上が最期を確認していない戦死者は、すべて「未帰還」または「行方不明」とされ、そうなると遺族への戦士広報も遅れてしまう。それだけ、士官、准士官には重要な任務が課せられているのだ。" 戦果を見届ける役割があるなんて全く知らなかった(よく考えてみれば、すぐに気がつくべきことだけど)。 ”特攻隊員が敵艦に向かって突入し、目を見開いて、これで命中する、とわかったとき、幸せに胸をふくらませたであろう気持ちは、自分の経験に照らして信じています。ただ、これを戦後世代の人に理解してもらうことはむずかしいでしょうね。ほんとうに胸をふくらませるような、幸せな気持ちになったことがある人が果たしているのかどうか・・・" という角田さんのことば。これは本当に違いない。 ただ、命中かなわず、撃墜された特攻隊員は、いったい、どのような気持ちで最期を迎えたのだろう。
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特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか
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