特攻とは何か

特攻とは何か

小説・文芸
968円 (税込)

4pt

4.0

自爆テロには断じて非ず、あの戦法の真実を描く

太平洋戦争末期に散った若者たち。彼らの悲劇はなぜ生まれたのか? 特攻の生みの親・大西瀧治郎海軍中将たちの苦悩と葛藤を描きだす

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    Posted by ブクログ

    世に名高い神風特別攻撃隊の創設・命令者側にスポットを当てた作品。巷間では大西瀧治郎海軍中将が航空兵力が潰滅したフィリッピン戦線で苦肉の策として命じ、関行雄海軍大尉が志願してその先陣を承ったというのが特攻神話の始まりとされているが、事実は昭和17〜18年の激戦期において海軍中枢(陸軍でも同様)にて計画されていた。つまり第一線の機転で始まったどころか軍組織上部からの正式な命令であり、突っ込む若いパイロット達は志願でなく軍命令として事実上強制されて絶望的な戦闘に臨まねばならなかったことが分かれば十分だと思う。そして命じた側はみな命を全うし、のうのうと戦後の世界を生き延びたのである。源田実しかり。若者に必死の戦法を強いる時点で自らの敗北を認め、国を滅亡の淵から救うのが責任ある立場の人間の務めだったのに彼らはそれをせず前途洋洋たる若人にその尻拭いをさせたのである。そして若き兵たちはみな一途に国を大切な人を想って従容と死地に赴いた英雄であったことを後世の我々は忘れてはいけない。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    日本人以外に、特攻作戦を実施した国民はいない。
    なぜ、こんな非道な戦法を採ったのか?
    敗戦直後、割腹自決した“特攻隊の生みの親”大西瀧治郎中将の決意と心情を解き明かす。

    [ 目次 ]
    遺書の碑
    日米レイテ決戦場へ
    誰が特攻を決めたのか
    特攻隊員の群像
    特攻作戦の拡大
    第二特別攻撃隊編成へ
    特攻と日本人
    米側の反応
    生きていた軍神
    特攻に反対した指揮官
    大西長官、比島より転進へ
    最後の一日

    [ POP ]


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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2011年04月18日

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