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Posted by ブクログ
清張という人の本や映画を同時代で読んだり見たりした人間と、かつての有名な作家として読む人の差は、司馬遼太郎等々他の人気作家の作品以上に落差が大きいように思う。
同時代に生きた読者にとっての清張の本の不気味さは主人公そっくりな人間が気が付いたら読者の身の回りのあちこちにいたというところにあり、また映画やテレビ番組になった映像にしてもその時代を生き抜いたアクの強い役者がいくらでもいたところから、息を呑むような絵作りができたというところにあったのであろう。この絵空事で終わらせない点が他の追随を許さない清張の作品の迫力となっていると思われるのだが、本書は長年身近で清張の制作現場に立ち会っていた編集者が書いたものだけに、その間の呼吸がよく伝わってくる。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
一家七人を支える中年版下職人に、意外な赤紙が届いた。
その裏事情とは?
後の作品に託した叫びとは?
担当編集者時代の私的メモをまじえ、戦争が残した深い傷に迫る究極の作家論。
[ 目次 ]
第1章 松本清張への召集令状
第2章 最初の軍隊生活
第3章 ある日の松本清張
第4章 孤高の作家
第5章 召集令状とは何だったか
第6章 松本衛生兵の真実
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