ノモンハンの夏

ノモンハンの夏

作者名 :
通常価格 743円 (676円+税)
紙の本 [参考] 858円 (税込)
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作品内容

「絶対悪」が、背広をきてソファに座っている……著者が辻政信に初めて会った感慨である。師団によっては76%という絶望的な損耗率のノモンハン事件を扇動しながら、狂いもせず、戦後は国会議員となった男。この戦いを可能にしてしまったのは、いったい何だったのか? 参謀本部作戦課と関東軍作戦課、二つのエリート集団が齟齬をきたし、満蒙国境の悲劇がはじまった。モスクワのスターリン、ベルリンのヒトラーの野望、中国の動静を交えて雄壮に描く、ノモンハン事件の決定版。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション)
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
480ページ
電子版発売日
2011年11月04日
紙の本の発売
2001年06月
サイズ(目安)
1MB

ノモンハンの夏 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    唖然呆然。辻を国会議員にするような国民性だから、もうどうしようもないですわ。
    処理要綱なんて、まんま自己分析シートじゃないですか!
    みんなに読んで欲しい!
    読みやすいし!

    死んでこそ
    浮かぶ背もあれ
    ノモンハン

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    Posted by ブクログ 2021年01月30日

    筆者は極力冷静になろうと努めていますが、それでも怒りを隠しきれていません。それがこの事件の酷さを物語っています。

    情報の軽視、自軍に対する根拠なき過信、命令の曖昧さ、現地軍の暴走とそれを止められない中央の無能さ、責任の所在の曖昧さ、自重論を悪と見なす風潮、太平洋戦争の敗因がノモンハンで既に現れてい...続きを読む

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    購入済み

    まずはお勧めしたい一冊

    たつや 2021年01月26日

    先頃亡くなられた半藤氏の渾身の一作です。当時の陸軍(関東軍)の首脳部がいかに堕落した組織だったかよくわかります。
    関東軍が統帥権という彼らにとっての絶対的なコンプライアンスを無視して、自分達の利益(見栄や権威も)を追求する事に夢中になっているという事が詳細に書かれています(その一方で敵対する者達に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    必至に頑張る現場と、腐りきった上役。空虚な楽観で現実を直視せず、犯した失敗を教訓に出来ない能天気ぶり……。悲惨極まるノモンハン事件には、大日本帝国の、ひいては現代日本にも根を張る、日本人のウィーク・ポイントが凝縮されていると思った。

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    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    資源など何もない不毛の地ノモンハンで、国境線を巡って日ソが衝突した。大本営の「不拡大」の方針を弱腰として退ける関東軍参謀の服部と辻。大本営も関東軍のメンツを重んじて強い命令をだせず、事件は多数の死傷者を出す戦闘へと拡大した。命令の曖昧さ、敵への侮り、情報の軽視、精神の過剰な重要視など、その後の日本軍...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    ノモンハンのことはあまり知らなかった。

    これほどまでに残酷な紛争だったとは。

    (残酷とはもちろん、戦場でのことではない)

    辻服部地獄にいてくれなければ困る。

    もう少しノモンハンのことをよく知りたいような気がする。

    でも知ったら知ったでやるせなさに耐えきれないかも。

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    Posted by ブクログ 2019年10月11日

    本屋でたまたま見かけて衝動買い。いわゆる「ノモンハン事件」を当時のドイツやソ連の外交状況などの国際関係も踏まえつつドキュメンタリー風にまとめた小説。一次資料を多く引用されていて、学ぶところの多い一冊だった。巻末の解説も執筆動機などに言及していて、非常に興味深いものだった。読んでいくうちに、当時の日本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月15日

    決定的に道を誤った事件。

    冷静な考えもあった一方で、どうしようもなく流されることとなったのはなぜか、各国の思惑の中で、日本はどのような決定をし、又は決定をしなかったのか。

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    Posted by ブクログ 2016年09月13日

    ノモンハン事件。満州国とソ連との国境をめぐって日本とソ連が対立し、軍事紛争に発展した事件だ。一応「事件」と呼ばれているが、双方で数万の死傷者を出し、規模を考えれば、「戦争」だ。

    で、このノモンハン事件、日本軍の暴走と楽観主義、無責任さを象徴する出来事だった。敵の兵力も戦場の地形もろくな調査をせず、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月07日

    本書は大日本帝国の参謀一派、特に辻政信参謀に対する痛烈な批判である。超エリート集団であった参謀本部作戦課と関東軍作戦課。彼らの空論と暴走そして無責任主義に強い怒りを覚える。前線部隊への厳令に対して参謀仲間への事勿主義に苛つきを感じ、何より恐ろしいのはノモンハンの首謀者たちがのちの太平洋戦争の参謀本部...続きを読む

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