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Posted by ブクログ 2022年07月27日
半藤さんは1930年〈昭和5年〉5月21日 生まれで、 2021年〈令和3年〉1月12日に亡くなられている。
江戸時代の終わりから現代まで、日本で起きた戦争で、何が誤りだったのかを、平和主義者の半藤さんの眼で説いていく。
特に日露戦争から太平洋戦争までの流れの中で、日本軍の誰がどういう行動をしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月19日
半藤一利氏の歴史書であるが、何時もの冷静な筆致とは異なる印象を受けた
遺言のような熱い思い入れが感じられた
現在の日本の有り様に強い警鐘を鳴らす
それは、昭和の日本に似た取り返しのつかない誤りを犯しつつあるのでは、という問題提起である
歴史に関わる者として、この現状に不甲斐なさを感じている、悲憤慷慨...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月09日
日本の過去に起こった戦争。
それをただ単に
過去の事象として見ていくのではなく
それらを きちんと教訓としていくべきであると
著者は語っている。
戦争中は 戦果が悪いのにも関わらず
不都合な事実は上に伝えない。
他国の武器の向上を知りつつも
改善しなかった。
敵が自動式銃を使っていたのに
日本は旧...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月14日
タイトルを見て違和感を感じたのだが、やはり司馬遼太郎著「この国のかたち」を引き継ぐという意味が込められていた。
本書を読むことで、なぜ著者が昭和史にこだわってこられたのかを理解することができた。そして、今の政治に対するメディアの在り方が非常に悪く、信念を通すメディアの登場を切に期待する。また、今の時...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月07日
第二次世界大戦へといたる日本人の「過ち」の半藤一利なりの捉え方。
15歳のときに8月15日の終戦をむかえた半藤にとっては、いろいろな命題がある。
・薩長がつくり薩長が滅ぼした
・統帥権の問題は、帝国憲法制定の前から埋め込まれていた
・日本人固有の心性として、根拠なき自己過信、驕慢な無知、そして底知...続きを読む
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