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「昭和100年」の今、焼け跡から立ち直った昭和を振り返る一冊。毎日出版文化賞受賞作品。新版は解説と索引を新たに付す。
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Posted by ブクログ
『歴史探偵』の異名を持つ作家、半藤一利氏による語り下ろしの『昭和史』その後編です。敗戦から復興し講和条約を経て主権が回復し、高度経済成長を経てバブルに突入、そして崩壊する激動の時代が綴られております。 本書は『歴史探偵』の異名を持つ作家、半藤一利先生による「語り下ろし」と言う形でまとめられた...続きを読む『昭和史』の完結編であります。高校の授業ではこの辺のところがたいてい、時間切れで終わり、あとは受験勉強で補っていくしかないわけですが、できれば中高生にこそ、本書を読んでいただきたいな、と読みながら考えておりました。 昭和史は未だに謎の部分や、解釈によっては紛糾することの多いことでありますが、半藤氏による『通史』を読んでいると、当時のことがかつて見たモノクロやカラーの映像とともに鮮やかに脳裏をよぎるのでした。 敗戦を迎え、GHQによる占領下で日本の復興が始まり、講和条約を経て日本が主権を回復し、 『もはや戦後ではない』 とまで称された高度経済成長を経て日本国民が狂奔したバブル時代からその崩壊までが綴られ、その厚さに見合わず、『戦前 戦中編』同様、一気に通読ができるものでありました。 僕は昭和の本当に最後の部分に生まれ育っているわけですが、バブルの頃とその崩壊まではなんとなくテレビで当時の映像を思い出すことができる程度で、実際にその恩恵に浴したわけではありませんが、こうして書籍化したものを読んでいくと、その時代が遠い『過去』のものとなりつつあることを痛感せずにはいられませんでした。 人類の歴史を一転に凝縮したと言われる『昭和』。その影響が消えていく部分と色濃く残っている部分が交錯している平成の世に読んでみると、色々と気付きがあるかもしれません。 ※追記 本書は2025年1月8日、平凡社より『新版 昭和史 戦後篇 1945-1989 (980) (平凡社ライブラリー 980)』として再販されました。半藤一利氏は2021年1月12日、老衰のため東京都世田谷区の自宅で死去しました。90歳でした。この場をお借りしてご冥福を申し上げます。
とても分かりやすく読みやすいのですが、本人が体験した時代なので、客観的な考えを取り入れてくれたら良かったです。でもやはり面白い!
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新版 昭和史 戦後篇 1945-1989
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