情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記

611円 (税込)

3pt

太平洋戦中は大本営情報参謀として米軍の作戦を次々と予測的中させて名を馳せ、戦後は自衛隊情報室長を務めた著者が、その稀有な体験を回顧し、情報にうとい日本型組織の欠陥を衝く。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今の企業経営に通ずる、失敗の反省が描かれており、非常に参考になった。

    米軍が分析している日本軍の5つの敗因は、自分たちの事業の失敗にもそのまま当てはまり、驚いた。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    陸大を卒業後に大本営参謀の情報部門になったがそもそもその手の教育が全く無く仕事しながら学習していく有様だったが成長して比島で山下大将の元では的確に情報判断していくなどした人物の大戦時から自衛隊時代の話。 情報戦に戦中戦後も力点を置かないのに嘆く感じ。
    戦前戦中の対米情報収集が低過ぎて少ない人数だけ。

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

     情報があふれる時代に生きる私たちは果たして本当に情報を活用できているのだろうか。かつて日本は「情報なき国家の悲劇」を味わった。大本営参謀だった堀栄三は自らの経験をもとに戦局を誤った背景には情報の軽視があったと指摘する。
     彼が重視したのは敵の行動から実態を読み取る「状況判断」だった。しかし当時の日

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    得るところの多い本だった。

    「情報は手取り足取り教えてもらうものではなく、自ら学び取るもの」という筆者の考え方は厳しい。情報の収集と分析、レポートを業務としている自分としても、改めて痛感せざるを得ない。情報軽視が組織を滅ぼすという主張もその通りだろう。現状認識すら出来ずに散った歴史上の人物も多い。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

     著者の堀栄三は太平洋戦争時に大本営陸軍部参謀として情報業務に携わった経歴を持つ人物で、本書は著者の実体験をもとに、情報との関わり方が書かれている。この本を読むと、情報収集のプロでさえも、必ずしも正常な判断を下せるわけではないこと、また時には職人芸のように肌感覚で正しい情報を得るという、非常に神経を

    0
    2023年04月24日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争で情報参謀として様々な予測を的中させてきた堀さんの本 情報と言う観点から日本軍と米軍の違い、どういう風に情報が取り扱われていたのかがわかる これは現代の企業においても同様のことが言えると思うとても示唆に飛んでいる本

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争時、大本営の情報参謀としてアメリカ軍の戦略分析を行った筆者の体験記。当時の日本軍の情報の分析の幼稚さに唖然とする。真っ当な国力・兵力分析もなしにあの戦争に突入し、敗色濃厚となってからも精神論だけで玉砕戦法をとっていたとは。
    この情報軽視の兆候は今の国や企業にも当てはまるところがあるのではな

    0
    2021年11月04日

    Posted by ブクログ

    相当面白い。自明と思っていた考え方を揺さぶられる。
    本書は、二次大戦中、日本陸軍の大本営で情報部に勤務し、戦後自衛隊の情報室長も務めた著者による、日本の弱い情報戦略に関する歴史ノンフィクションといえる。話の中心は、情報戦略の観点でなぜ日本が米国に敗戦したかの歴史的分析であるが、それだけではなく、情報

    0
    2021年09月11日

    Posted by ブクログ

    名著中の名著。先人のや遺言として何度も噛み締めたい。

    クラウゼビィッツの制高点を飛行機という文明の技術で作ろうと米国は考えたとのこと。高いとは、どういうことか?物理的、精神的など意味を拡張できる。サイバー空間での高いとは?自分からは見えて、相手から見えない状態を作り出す。
    エビデンス、数字に基づく

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    日本軍の情報参謀では有名な人。
    こういうタイプの情報参謀があまり居なかったのです。
    特務機関はたくさんあってそれなりに活躍はしていたのですが、公開情報を分析したり予測したりするインテリジェンスオフィサーのような方です。

    0
    2020年11月29日

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

同じジャンルの本を探す