戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

作者名 :
通常価格 1,404円 (税込)
紙の本 [参考] 1,836円 (税込)
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作品内容

●受賞歴
紀伊國屋じんぶん大賞2017受賞

●内容紹介
かつて日本は、世界から「どちらを選ぶか」と三度、問われた。
より良き道を選べなかったのはなぜか。日本近現代史の最前線。

この講義の目的は、みなさんの現在の日々の生活においても、将来的に大人になって社会人になった後においても、
交渉事にぶちあたったとき、なにか、よりよき選択ができるように、相手方の主張、それに対する自らの主張を、
掛け値なしにやりとりできるように、究極の問題例を挙げつつ、シミュレーションしようとしたことにあります。(「講義の終わり」により)

*************

読んでいて、一段階ずつがスリリングで、ダイナミックで、おもしろい。〔…〕
この書評を書きながら反省したのだが、結論に走ってはいけない。自分の意見に合うところだけつまみ食いしてはいけない。
史料を読んで、過程を辿って、その中から今後に役立つものを誠実に抽出する。これはそのよい練習になる本である。
――池澤夏樹さん(2016年9月4日掲載、毎日新聞書評)

日本の未来を真剣に考えるすべての人にとっての必読書だ。
――佐藤優さん(2016年9月12日号「AERA」書評)

著者の知識に接する中高生たちの問題意識の鋭さは頼もしい。
「普遍的な理念の具体化」が欠けていた時代だったという結論を読者もまた共有する。
――保阪正康さん(2016年10月2日掲載、朝日新聞書評)

ページを捲るたびに、自分の視野の狭さに気づき、自分ならどう判断していただろうかと考えさせられた。〔…〕
単純化した物語に回収することはいくらでも可能であろうところを、事実にもとづいて、より豊かな物語として
理解していくプロセスを楽しませてくれる。
――開沼博さん(2016年9月25日号「サンデー毎日」書評)

当時は「これしかない」という空気が作られ、現在も「日本は戦争に追い込まれた」といういいかたがされる。
しかし、加藤が中高生たちと史料を読んでいくと、別の様相が見えてくる。
――永江朗さん(2016年9月9日号「週刊朝日」書評)

キーワードは「選択」で問題の「本質」が選択肢に反映されているか否かを、国外・国内の情況や対抗関係をみすえ解読する。〔…〕
「戦争まで」の動きがたんねんにたどられ、中高生ならずとも、多くの知見を得る。
――成田龍一氏(2016年9月25日、日本経済新聞書評)

著者の采配に従い史料を読む受講生の疑似体験的ワクワク感も感じ取れるが、その史料読解作法は
頭の中に立体的に現実を再現するというもの。戦争にしろ同盟交渉にしろ、日本外交から「理念」という言葉が
消えていることにも気付かされた。
――原田敬一氏(時事通信書評)

ジャンル
出版社
朝日出版社
電子版発売日
2017年08月25日
紙の本の発売
2016年08月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2019年01月06日

前作「それでも日本人は戦争を選んだ」に感銘を受けて読んだ。
真珠湾の「ローズベルト陰謀論」の全面否定は、意外だったが、説得力のある内容だったので、自分の認識を改めた。
教育の影響は勿論甚大なのだろうが、泥沼の日中戦や勝てる見込みの無い日米戦に民意諸共嵌り込んだ根本原因は、「10万人の英霊と20億円の...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月06日

非常にわかり易く解説された講義です。
歴史から学ぶというけれど、結果を知っているからこそ振り返る事ができ、その選択肢の評価ができる。
時の為政者たちは本当にいろいろ考えを巡らせていることがわかるが、総意としての選択肢は一つ。
今回、失敗と言ってしまっているが、そう言っていいのだろうか。確かに沢山の人...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月11日

かつて日本は世界からどちらを選ぶかと三度問われた。そして愚者の道へ道へとそれていってしまった。それはなぜか?その背景などがわかる。とても面白い日本の近現代史であった。

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Posted by ブクログ 2018年01月02日

中高生を前に進められた講義をもとに著された著作。リットン調査団報告書、日独伊三国軍事同盟締結、日米交渉においてなぜそのような選択を日本がすることになったのかが描かれています。サブタイトルは「歴史を決めた交渉と日本の失敗」。表紙に書かれているのは「「かつて日本は、世界から「どちらを選ぶか」と三度、問わ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月17日

第二次世界大戦、太平洋戦争を冷静に振り返る本。右左でいえば左ということになるだろう。最近は右寄りの歴史修正主義の本が多い気がするので、そういった本を読む前、読んだ後に加藤陽子さんの本読むことは、極端な結論になるのを防ぐ意味で役立つと思う。一次資料に基づいた考えが多いので、その点で信頼性が高い。

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