加藤陽子の作品一覧
「加藤陽子」の「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」「戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
『満州事変から日中戦争へ』加藤陽子さんの本を読みました。
日本の第二次世界大戦は日中戦争から始まっていると聞いたのでぴったりの本を見つけたので一気に読みました。
著者の別の本は昔読んで知っておりました。非常に綿密に資料を付けて説明されています。
知的な文体も魅力があります。
日本の防衛の話しが話題になりますが、日本のお隣の国へはどうだったのか読むと非常に大きな気付きがあります。
日中戦争は泥沼化して行ったので今のイランやウクライナの戦争についてもいつまでも終わらないのを少し分かったように思います。
日本は日清、日露戦争で利権を得て、列強の植民地侵略の中、飢饉の農村の大土地の渇望、経済
Posted by ブクログ
私が興味を持つ近現代史の中で、特に詳しく知りたいと考えている時期が、満州事変から日中戦争に向かっていく時です。
著者は、東京大学教授の加藤陽子さん。
日本学術会員の中で、菅内閣が承認を拒んだ6人の中のお一人です。そういった点からも事実を正確に偏向せず伝えてくれる著者だと思っています。
内容は、まさに新書という感じで、私が知らない事がほとんどでした。例えば「新四カ国借款団」。日本を含め欧米各国が中国における権益の確保に奔走している経済面での動きを初めて知りました。
日中戦争へ至るまでに、非常にたくさんのプロセスが複雑に繋がっていると認識を持ちました。
よく「戦前軍国主義」という言葉で非難さ
Posted by ブクログ
戦後70年ほど経ち憲法改正の議論が出てきた、今まさに先の大戦で日本がどのような選択を取ってきたかを知るのに良い機会だ。前作も含めて、ベストセラーである「失敗の本質」よりも本質に迫れると個人的に思う。安倍談話では「世界恐慌によって欧米諸国が植民地経済を巻き込んだブロック化を進め、日本経済は打撃を受け孤立し、力の行使によって解決を試みた」との認識が語られ、多くの日本人が同様の史観を持っているが、データを見ると植民地の輸出入に圧倒的に偏りがあったのは日本側であり(世界恐慌後)、アジア太平洋での開かれた経済構想を問いかけたのは日米交渉におけるアメリカ側であった。日本は現在も変わっていないが、当時はとく
Posted by ブクログ
2010年5月に購入してから何度かトライするも途中挫折して読み切れていなかった本。
教学研究会の4月講義の課題本になったので、本棚から引っ張り出してきた。
学校では歴史の授業はたいてい幕末ぐらいで時間切れ終了。
現代史を学ぶ機会がなく、“なぜ戦争になったのか”“避ける事は出来なかったのか”長い間疑問だった。
大人になってから本を読んだり、ネットの時代になってからは動画を観たりして、なんとなく“日本は戦争なんかしたくなかった。そういう状況に追い込まれ、巻き込まれたんだ。”“悪いのは軍部で普通の国民は戦争反対だった”“日本のお陰で、アジアは植民地から脱することができた。”“虐殺行為はしてない