となりの史学 戦前の日本と世界

となりの史学 戦前の日本と世界

2,200円 (税込)

11pt

4.2

第二次世界大戦に突き進む世界。
なぜ戦争は避けられなかったのか。

日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。

本書では、近代の「戦争」と「世界」について、世界の第一線で活躍する歴史学者らが考え尽くした研究成果をわかりやすく解説。
近代日本が戦争を交えた相手国【中国、ロシア、英国、ドイツ】との二国間での歴史共同研究をもとに、戦争終結後の和解と共存の真の方向性を探る。
戦争に至る過程で双方に起こっていたことは何であったのか、双方の国家の指導者の意図や社会を構成する人々の意識はいかなるものであったのかについて、現時点で利用可能なあらゆる史料や記録によって明らかにする。
日本近代史をはじめ、隣接領域である西洋史、東洋史、グローバルヒストリーなどの世界史の面白さを堪能。歴史学者と手描きイラストルポライターによる類を見ない画期的な一冊!

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となりの史学 戦前の日本と世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一回に2話くらい読む。休む。また2話くらい読む。3話セットだとぐったりする。デンスなのでそれくらいが限界。連載の量がちょうどよかったのだ。

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ


    テーマは興味深いし、モリナガ・ヨウさんの
    挿絵というかまんがというかは楽しいし、
    全体的にすごくいい本ではあるのだけど、
    頭にはほとんど知識が入らなかった。

    唯一響いたのは、
    この本のタイトルでもあるが、隣の国が我が国の歴史をどう研究しているかを
    追いかけるとよい、逆も真なりで、日本も中国史の研

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    気鋭の学者とイラストレーター、奇跡のコラボ。
    歴史を複眼的に見る視点の面白さ。日中、日露、日英、日独それぞれの関係を深く考察することで見えてくる歴史の実像。
    東京大学出版のPR誌「UP」の連載記事の単行本化。
    新教科「歴史総合」の魅力を十二分に伝える一冊。

    日中の歴史認識の掛け違いが、中国の歴史の

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    加藤陽子氏の著作ということと、表紙のフレンドリーな雰囲気のイラスト(本文中の緻密なイラストもすごい。高度な歴史知識も感じて、イラストもわたしには難しかったけど。でも加藤先生の顔のイラストが全部かわいい)に惹かれて買ってしまったけど、悲しいかな、わたしには難しくてまったく歯が立たない感じで残念だった。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    戦時中に外国が日本との関係をどう捉え、どう考えていたかについて記されており、興味深いもの。中国が必ずしも日本と対立だけを予定してなかったことなどから、もし〇〇だったらどうなったのだろう、と考えてしまう。論文を読んでの評が中心なので、その論考の内容がもっと知りたいところ。それを解説した方が面白いのでは

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    東大出版会のPR誌に連載された専門書の解説書評なので仕方がないとはいえ、紹介されるのはどれも多国籍の研究者による論文集であり、相当に専門的な(トリビアルな?)内容である。数多くの論文を限られた文字数で紹介しながら評していく流れであり、モリナガ氏の絵文である程度マイルドに編集されているが、追いかけるに

    0
    2025年09月21日

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