作品一覧

  • となりの史学 戦前の日本と世界
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    第二次世界大戦に突き進む世界。 なぜ戦争は避けられなかったのか。 日本近現代史の視点で世界史を横断し、「世界の中の日本」を捉え直す。 本書では、近代の「戦争」と「世界」について、世界の第一線で活躍する歴史学者らが考え尽くした研究成果をわかりやすく解説。 近代日本が戦争を交えた相手国【中国、ロシア、英国、ドイツ】との二国間での歴史共同研究をもとに、戦争終結後の和解と共存の真の方向性を探る。 戦争に至る過程で双方に起こっていたことは何であったのか、双方の国家の指導者の意図や社会を構成する人々の意識はいかなるものであったのかについて、現時点で利用可能なあらゆる史料や記録によって明らかにする。 日本近代史をはじめ、隣接領域である西洋史、東洋史、グローバルヒストリーなどの世界史の面白さを堪能。歴史学者と手描きイラストルポライターによる類を見ない画期的な一冊!
  • 迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報
    3.5
    1巻2,178円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風船爆弾、照空船、金属回収、松根油…ルポイラストの名手の著者が、焦点があたることの少ない戦時下日本の事物を独自の視点から紹介。それらがまとう時代の空気感ごと描く『歴史群像』人気連載待望の書籍化!歴史学者・加藤陽子先生との対談も収録。
  • 東京大学の学術遺産 君拾帖
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東大とのコラボレーションにより、貴重な学術遺産を紹介するカラー版・ビジュアル新書。 東京大学が、1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料などの学術遺産(文化財)。本書は、600万点におよぶ史料のなかでも群を抜いてユニークな『君拾帖(くんしゅうじょう)』の魅力を現代の目利き、モリナガ・ヨウが歴史的視野・芸術的視野から紹介する。 『君拾帖』は、日本の博物学の父と呼ばれた技術官僚・田中芳男が、1859(安政5)年から1916(大正5)年までの約60年間にわたって作成した、98冊(収蔵93冊)におよぶスクラップ帖。年代順にびっしりと貼り付けられた商品のラベルや包装紙・案内状・招待状・名刺・絵はがき、献立表といった様々な印刷物の中から、語るべきアイテムを、ナビゲーターである画文家モリナガ・ヨウがセレクト。その印刷物が何なのか、見るべきポイント、なぜ今日のわれわれにとって価値があるのか・魅力的なのか、などについて解説していく。

ユーザーレビュー

  • となりの史学 戦前の日本と世界

    Posted by ブクログ

    一回に2話くらい読む。休む。また2話くらい読む。3話セットだとぐったりする。デンスなのでそれくらいが限界。連載の量がちょうどよかったのだ。

    0
    2025年10月18日
  • となりの史学 戦前の日本と世界

    Posted by ブクログ


    テーマは興味深いし、モリナガ・ヨウさんの
    挿絵というかまんがというかは楽しいし、
    全体的にすごくいい本ではあるのだけど、
    頭にはほとんど知識が入らなかった。

    唯一響いたのは、
    この本のタイトルでもあるが、隣の国が我が国の歴史をどう研究しているかを
    追いかけるとよい、逆も真なりで、日本も中国史の研究を中国に教えるとよい、
    的なこと、かな。
    隣の芝生は青い、じゃないけど、客観性は出るだろな。
    偏見もありそうだけど。それは自国も同じ。
    今や日本は「美しい日本人がそんなことをするはずがない」と、
    幼稚な正義感?で、関東大震災時の朝鮮人虐殺やら、
    大東亜戦争時の捕虜や沖縄戦の市民の扱いに蓋をしている

    0
    2025年09月11日
  • となりの史学 戦前の日本と世界

    Posted by ブクログ

    気鋭の学者とイラストレーター、奇跡のコラボ。
    歴史を複眼的に見る視点の面白さ。日中、日露、日英、日独それぞれの関係を深く考察することで見えてくる歴史の実像。
    東京大学出版のPR誌「UP」の連載記事の単行本化。
    新教科「歴史総合」の魅力を十二分に伝える一冊。

    日中の歴史認識の掛け違いが、中国の歴史のスタートを1911年の辛亥革命に置くか1945年に置くか、という指摘に感心した。

    0
    2025年08月23日
  • となりの史学 戦前の日本と世界

    Posted by ブクログ

    加藤陽子氏の著作ということと、表紙のフレンドリーな雰囲気のイラスト(本文中の緻密なイラストもすごい。高度な歴史知識も感じて、イラストもわたしには難しかったけど。でも加藤先生の顔のイラストが全部かわいい)に惹かれて買ってしまったけど、悲しいかな、わたしには難しくてまったく歯が立たない感じで残念だった。(「歴史総合」を学ぶ高校生に、みたいなことも前書きに書かれているんだけれども…。)そもそも、取り上げられている歴史書や研究書を読んでいることが前提みたいで、その歴史書や研究書も何巻もあるような専門的なものと思われるし、前もってそうと知っていれば買わなかったかも、とすら…。
    でも!、この世界をよくする

    0
    2025年10月12日
  • 迷宮歴史倶楽部 戦時下日本の事物画報

    Posted by ブクログ

    加藤陽子さんとの対談も収録。いつもよく調べて描いておられるので,安心して読めるのが良いですね。絵だけ眺めていても愉しい

    0
    2017年10月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!