シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
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シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新

1,012円 (税込)

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黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.

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シリーズ日本近現代史 のシリーズ作品

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1~10件目 / 10件
  • シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
    完結
    1,012円 (税込)
    黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.
  • シリーズ日本近現代史 2 民権と憲法
    完結
    1,034円 (税込)
    1877(明治10)年の西南戦争終結後,議会開設の要求が強まり,自由民権運動が全国各地でまきおこった.そして1889(明治22)年には,大日本帝国憲法が発布される.国民国家と競争社会が確立した現代の原点ともいえる時代を,政府・民権派・民衆の三極対立という新しい視点で描きだす.シリーズ第2冊.
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    立憲国家となった日本は,日清戦争,北清事変,日露戦争とほぼ5年ごとに大きな戦争を繰り返し,台湾と朝鮮という2つの植民地を獲得した.帝国議会が開かれた国内では,藩閥政府と民党のせめぎあいが続く一方,国民統合の動きも見られる.「輝かしい明治」像を問い直しながら,「大日本帝国」が姿を現した世紀転換期の20年を描く.
  • シリーズ日本近現代史 4 大正デモクラシー
    完結
    1,100円 (税込)
    多彩な言論や社会運動が花開き,政党内閣へと結実した大正期.それは,植民地支配が展開する時代でもあった.帝国のもとでのデモクラシーは,どんな可能性と限界をはらんでいたのか.日比谷焼打ち事件から大正政変,米騒動,普通選挙,そして満州事変前夜に至るまでの25年の歩みを,「社会」を主人公にして描き出す.
  • シリーズ日本近現代史 5 満州事変から日中戦争へ
    完結
    1,100円 (税込)
    1931年の鉄道爆破作戦は,政党内閣の崩壊,国際連盟脱退,2・26事件などへ連なり,中国との長期持久戦体制へと拡大していく.内憂外患を抱え,孤立化する日本.「満蒙の沃野を頂戴せよ」──勇ましいことばの背景に何があったのか.満州とはいったい何だったのか.交錯する思惑を腑分けし,戦争の論理を精緻にたどる.
  • シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」.なぜ開戦を回避できず,絶望的な抗戦へと至ったのか.兵士や銃後の人びと,アジアの民衆は,総力戦をいかに生き,死んでいったのか.矛盾を抱えて強行され,日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の様相を描きながら,日米交渉から無条件降伏までの5年間をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革
    完結
    946円 (税込)
    新憲法の制定,女性参政権,教育の民主化,農地改革,財閥解体など一連の戦後改革は,占領政策によるものとされてきたが,本当にそうなのだろうか.改革の原点は占領政策ではなく,戦前・戦時の社会から継承したものの中にあった.占領開始からサンフランシスコ講和条約調印までの戦後10年を斬新な視点で描きだす.
  • シリーズ日本近現代史 8 高度成長
    完結
    1,100円 (税込)
    日本経済の「後進性」が問題にされ,近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から,「経済大国」としての地位を確立する時代まで.「経済成長への神話」はどのように浸透し,また「ゆがみ」を生じさせていったのか.人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い,あるいはすれ違い続けたのか.通説に大胆に切り込む意欲作.
  • シリーズ日本近現代史 9 ポスト戦後社会
    完結
    1,056円 (税込)
    バブルの発生と崩壊,深まる政治不信,そして高まる社会不安.列島が酔いしれた高度成長の夢のあと,何が待ち受けていたのか.崩れゆく冷戦構造のなかで,この国は次第に周回遅れのランナーとなっていったのではないか…….60年代半ばから現在まで.政治・経済・社会・家族……すべてが変容し崩壊していく過程をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 10 日本の近現代史をどう見るか
    完結
    1,056円 (税込)
    19世紀半ばの黒船来航から,21世紀の現在まで,およそ150年.近現代の日本は何を求め,どのような歩みを進めてきたのか.そしてこれからどこへ行こうとしているのだろうか.通史を描いた執筆者9名が,各時代の日本を理解する上で欠かせない問いを掲げ,それに答えながら,総まとめをおこなう.シリーズへの入り口としても最適.

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シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第1章にあるように近年の研究で江戸外交が弱気だけではないことが明らかになっている。これもきちんとした記録あってのこと。だからこそ公文書はしっかり体系的に残していく必要性がある。

    0
    2022年08月03日

    Posted by ブクログ

    2021年8月1日幕末・維新☆☆☆井上勝生
    近現代史はかくあるべしという一書 少なくとも大学では必読 歴史は暗記科目ではなく、人間の営みが歴史を紡ぐ不思議さ・面白さ
    1.歴史も科学 政治的思惑で歪曲されがち 権力者が歴史を書く 本書は日本史の教科書の通説を検証し、「権力バイアス」を修正する
    ex 江

    0
    2021年08月01日

    Posted by ブクログ

    通説とされてきた歴史にまったをかけるその論調が爽快でした。「幕府の外交は愚鈍ではなかった」「開国後、庶民は外国人を恐れることなくフレンドリーに接していた」など、殺伐とした幕末の雰囲気を打ち消すような事実に心がなごみました。特に、第3章での、庶民の生活に関する部分がとても興味深かったです。

    0
    2020年10月09日

    Posted by ブクログ

    東南アジア正解の情勢を見据え黒船来航から明治維新を書いた通史です
    最新研究で幕府対応が意図的にお粗末に書かれた従来の歴史と赴きが異なります

    0
    2016年02月11日

    Posted by ブクログ

    岩波新書の「シリーズ日本近現代史」は吉見俊哉『ポスト戦後社会』,成田龍一『大正デモクラシー』についで3冊目。
    先の読書日記でも書いているが,北海道の近代化について勉強し,さらにはその内容で講義をするにあたって,日本自体の近代化についての知識不足を痛感し,急いで読んだ1冊。このシリーズは岩波らしい著者

    0
    2014年10月15日

    Posted by ブクログ

    自国の歴史に無知で、または誤った知識しか持っていなかったか。一揆の多様さに驚く。また、幕府の現状認識の的確さにも。しかし、悲劇の種はあったのだ。しかし、天皇の阿呆さを咎める意見もあったのだ。この時代は面白いな。アイヌ、琉球、被差別部落への眼差しも今だから相対化して言えるのだろうが、そこにも闘争史があ

    0
    2014年03月22日

    Posted by ブクログ

    再読。
    細々した部分が難しく、理解したとまでは言えないが、幕末の大まかな流れを把握することはできた。

    0
    2023年07月20日

    Posted by ブクログ

     自分のすぐ近くにある物語との出会いは、嬉しく、また有難い。これをお貸し頂いたのは仕事の古く永い先輩であると共に、ぼくの中に北海道愛を最初にインジェクトしてくれた方である。本書の作家・浮穴みみも千葉大仏文科卒だが北海道生まれの作家である。本書は北海開拓に纏わる人たちを絡めた美しくも逞しい短編集である

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    自身の幕末維新前後から知識の薄さを感じた。

    ペリーなど、外国人の書籍から描かれる、江戸時代の先進的な文化、風俗、民衆。

    どれも新鮮なものと感じた。

    江戸末期の考え、国民の新しき時代への高揚感など、考えを改める部分があると感じた。

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章  江戸湾の外交
    第2章  尊攘・討幕の時代
    第3章  開港と日本社会
    第4章  近代国家の誕生
    第5章  「脱アジア」への道
    おわりに
    <内容>
    岩波新書の歴史シリーズの近現代史編の第1巻。購入は2006年だが、たっぷりと醸造していました…。
    しかし、江戸時代の社会の成熟

    0
    2015年03月27日

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