シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争
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シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争

1,100円 (税込)

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マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」.なぜ開戦を回避できず,絶望的な抗戦へと至ったのか.兵士や銃後の人びと,アジアの民衆は,総力戦をいかに生き,死んでいったのか.矛盾を抱えて強行され,日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の様相を描きながら,日米交渉から無条件降伏までの5年間をたどる.

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シリーズ日本近現代史 のシリーズ作品

全10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
    完結
    1,012円 (税込)
    黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.
  • シリーズ日本近現代史 2 民権と憲法
    完結
    1,034円 (税込)
    1877(明治10)年の西南戦争終結後,議会開設の要求が強まり,自由民権運動が全国各地でまきおこった.そして1889(明治22)年には,大日本帝国憲法が発布される.国民国家と競争社会が確立した現代の原点ともいえる時代を,政府・民権派・民衆の三極対立という新しい視点で描きだす.シリーズ第2冊.
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    立憲国家となった日本は,日清戦争,北清事変,日露戦争とほぼ5年ごとに大きな戦争を繰り返し,台湾と朝鮮という2つの植民地を獲得した.帝国議会が開かれた国内では,藩閥政府と民党のせめぎあいが続く一方,国民統合の動きも見られる.「輝かしい明治」像を問い直しながら,「大日本帝国」が姿を現した世紀転換期の20年を描く.
  • シリーズ日本近現代史 4 大正デモクラシー
    完結
    1,100円 (税込)
    多彩な言論や社会運動が花開き,政党内閣へと結実した大正期.それは,植民地支配が展開する時代でもあった.帝国のもとでのデモクラシーは,どんな可能性と限界をはらんでいたのか.日比谷焼打ち事件から大正政変,米騒動,普通選挙,そして満州事変前夜に至るまでの25年の歩みを,「社会」を主人公にして描き出す.
  • シリーズ日本近現代史 5 満州事変から日中戦争へ
    完結
    1,100円 (税込)
    1931年の鉄道爆破作戦は,政党内閣の崩壊,国際連盟脱退,2・26事件などへ連なり,中国との長期持久戦体制へと拡大していく.内憂外患を抱え,孤立化する日本.「満蒙の沃野を頂戴せよ」──勇ましいことばの背景に何があったのか.満州とはいったい何だったのか.交錯する思惑を腑分けし,戦争の論理を精緻にたどる.
  • シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」.なぜ開戦を回避できず,絶望的な抗戦へと至ったのか.兵士や銃後の人びと,アジアの民衆は,総力戦をいかに生き,死んでいったのか.矛盾を抱えて強行され,日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の様相を描きながら,日米交渉から無条件降伏までの5年間をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革
    完結
    946円 (税込)
    新憲法の制定,女性参政権,教育の民主化,農地改革,財閥解体など一連の戦後改革は,占領政策によるものとされてきたが,本当にそうなのだろうか.改革の原点は占領政策ではなく,戦前・戦時の社会から継承したものの中にあった.占領開始からサンフランシスコ講和条約調印までの戦後10年を斬新な視点で描きだす.
  • シリーズ日本近現代史 8 高度成長
    完結
    1,100円 (税込)
    日本経済の「後進性」が問題にされ,近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から,「経済大国」としての地位を確立する時代まで.「経済成長への神話」はどのように浸透し,また「ゆがみ」を生じさせていったのか.人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い,あるいはすれ違い続けたのか.通説に大胆に切り込む意欲作.
  • シリーズ日本近現代史 9 ポスト戦後社会
    完結
    1,056円 (税込)
    バブルの発生と崩壊,深まる政治不信,そして高まる社会不安.列島が酔いしれた高度成長の夢のあと,何が待ち受けていたのか.崩れゆく冷戦構造のなかで,この国は次第に周回遅れのランナーとなっていったのではないか…….60年代半ばから現在まで.政治・経済・社会・家族……すべてが変容し崩壊していく過程をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 10 日本の近現代史をどう見るか
    完結
    1,056円 (税込)
    19世紀半ばの黒船来航から,21世紀の現在まで,およそ150年.近現代の日本は何を求め,どのような歩みを進めてきたのか.そしてこれからどこへ行こうとしているのだろうか.通史を描いた執筆者9名が,各時代の日本を理解する上で欠かせない問いを掲げ,それに答えながら,総まとめをおこなう.シリーズへの入り口としても最適.

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「日本軍兵士」をきっかけに、吉田裕先生の本で改めて戦争を勉強しようシリーズ。これは大学時代に一度授業の一環で読んだ本を、改めて読み直したもの。
    日中戦争から含めた「アジア・太平洋戦争」を通して知るのに素晴らしく適した本。「日本軍兵士」をミクロな視点とすれば、この本はマクロな視点。「日本軍兵士」を読ん

    0
    2020年02月09日

    Posted by ブクログ

    戦後へと連なる国民意識の変容、底流に触れた後半部分が興味深い。この時代を経て、この時代の前から、戦後の日本が始まっていたのだな。

    あとがきで、著者は思い入れが強かったと自省的に述べているが、私はその立場を好ましく感じる。軍部の分析で、国民の意識が離れていくことを指摘したものがあるのが、意外であった

    0
    2014年04月07日

    Posted by ブクログ

    このシリーズは面白いが、中でもこの巻は特に面白い。非常にコンパクトに纏まっている。あの戦争を語りたいのであれば読んでおくべきだろう。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    1940年、近衛内閣成立後の開戦への道から1945年の終戦までのアジア・太平洋戦争の歴史。
    本のタイトルでよく見かける「あの戦争とは何だったのだろう」ということを考えさせられる良書。なぜ無謀な戦争を初めてしまったのか。なぜ壊滅的な状態まで戦争を長引かせてしまったのか。
    戦争の終盤、若き学生らが戦地に

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    1940年からの5年間.無謀な事をしでかしたのは事実だが,最終的には責任が問われていない.これは原発問題が発生した今日でも同じ構図のような気がする.1937年7月に日中戦争が始まり,1945年8月の敗戦まで,戦死した軍人・軍属が230万人.その内,餓死が140万人.60%の人が餓死したというデータに

    0
    2012年04月30日

    Posted by ブクログ

    やや民衆よりの立場からの太平洋戦争史。必然的に反戦・自虐史的色合いが濃い。簡単に言えば左寄り。

    まあ、そういう本だね、ということで適宜脳内補正を掛けながら読めば、多様な文献にあたりながら、当時の人々の実感を浮き彫りにしようとしているなかなかの労作だと言って良いと思う。しかし天皇の戦争責任にここまで

    0
    2011年11月18日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」。
    なぜ開戦を回避できず、長期化したのか。
    兵士や銃後の人々、アジアの民衆は、総力戦をいかに生き、死んでいったのか。
    矛盾を抱えて強行され、日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の諸相を描きながら、日米交渉から無条件降伏ま

    0
    2011年05月13日

    Posted by ブクログ

     岩波新書のシリーズ日本近現代史の6冊目は、太平洋戦争研究の第一人者である吉田裕(現・一橋大学大学院社会学研究科教授)が担当。

     さすがにこの分野を長年手がけてきた研究者の書くものなので、新書ながらコンパクトにまとまっているし、読みやすい。
     読みながら思うのだが、やはりこの分野の研究の蓄積量

    0
    2011年01月22日

    Posted by ブクログ

    読みたい順に読み進めて、そろそろ後半に差しかかっている「シリーズ日本近現代史」。そうこうするうちに、「シリーズ日本古代史」の刊行も始まってしまったので、あんまりのんびり読んでもいられなくなってきた…。

    今回は第二次近衛文麿内閣成立から、ポツダム宣言受諾までの太平洋戦争について論じた、「戦史」。最近

    0
    2010年12月23日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争直前から敗戦までの通史。自虐史観との批判をレビューで見たが、最初と最後にそのような文面も目立つように思える箇所もあったが、本文全体を通して読むとそこまで感じなかった。

    0
    2023年09月01日

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