シリーズ日本近現代史 8 高度成長
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シリーズ日本近現代史 8 高度成長

1,100円 (税込)

5pt

3.5

日本経済の「後進性」が問題にされ,近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から,「経済大国」としての地位を確立する時代まで.「経済成長への神話」はどのように浸透し,また「ゆがみ」を生じさせていったのか.人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い,あるいはすれ違い続けたのか.通説に大胆に切り込む意欲作.

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シリーズ日本近現代史 のシリーズ作品

全10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • シリーズ日本近現代史 1 幕末・維新
    完結
    1,012円 (税込)
    黒船来航から,明治維新へ──激しく揺れ動いた幕末・維新とはどういう時代だったのか.東アジア世界に視点をすえ,開国から西南戦争までを最新の研究成果に基づいて描く新しい通史.従来から「屈服」したと言われてきた幕末外交システムを再評価し,それが維新政府に継承されていく過程を明らかにする.シリーズ第1冊.
  • シリーズ日本近現代史 2 民権と憲法
    完結
    1,034円 (税込)
    1877(明治10)年の西南戦争終結後,議会開設の要求が強まり,自由民権運動が全国各地でまきおこった.そして1889(明治22)年には,大日本帝国憲法が発布される.国民国家と競争社会が確立した現代の原点ともいえる時代を,政府・民権派・民衆の三極対立という新しい視点で描きだす.シリーズ第2冊.
  • シリーズ日本近現代史 3 日清・日露戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    立憲国家となった日本は,日清戦争,北清事変,日露戦争とほぼ5年ごとに大きな戦争を繰り返し,台湾と朝鮮という2つの植民地を獲得した.帝国議会が開かれた国内では,藩閥政府と民党のせめぎあいが続く一方,国民統合の動きも見られる.「輝かしい明治」像を問い直しながら,「大日本帝国」が姿を現した世紀転換期の20年を描く.
  • シリーズ日本近現代史 4 大正デモクラシー
    完結
    1,100円 (税込)
    多彩な言論や社会運動が花開き,政党内閣へと結実した大正期.それは,植民地支配が展開する時代でもあった.帝国のもとでのデモクラシーは,どんな可能性と限界をはらんでいたのか.日比谷焼打ち事件から大正政変,米騒動,普通選挙,そして満州事変前夜に至るまでの25年の歩みを,「社会」を主人公にして描き出す.
  • シリーズ日本近現代史 5 満州事変から日中戦争へ
    完結
    1,100円 (税込)
    1931年の鉄道爆破作戦は,政党内閣の崩壊,国際連盟脱退,2・26事件などへ連なり,中国との長期持久戦体制へと拡大していく.内憂外患を抱え,孤立化する日本.「満蒙の沃野を頂戴せよ」──勇ましいことばの背景に何があったのか.満州とはいったい何だったのか.交錯する思惑を腑分けし,戦争の論理を精緻にたどる.
  • シリーズ日本近現代史 6 アジア・太平洋戦争
    完結
    1,100円 (税込)
    マレー半島上陸と真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」.なぜ開戦を回避できず,絶望的な抗戦へと至ったのか.兵士や銃後の人びと,アジアの民衆は,総力戦をいかに生き,死んでいったのか.矛盾を抱えて強行され,日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の様相を描きながら,日米交渉から無条件降伏までの5年間をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 7 占領と改革
    完結
    946円 (税込)
    新憲法の制定,女性参政権,教育の民主化,農地改革,財閥解体など一連の戦後改革は,占領政策によるものとされてきたが,本当にそうなのだろうか.改革の原点は占領政策ではなく,戦前・戦時の社会から継承したものの中にあった.占領開始からサンフランシスコ講和条約調印までの戦後10年を斬新な視点で描きだす.
  • シリーズ日本近現代史 8 高度成長
    完結
    1,100円 (税込)
    日本経済の「後進性」が問題にされ,近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から,「経済大国」としての地位を確立する時代まで.「経済成長への神話」はどのように浸透し,また「ゆがみ」を生じさせていったのか.人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い,あるいはすれ違い続けたのか.通説に大胆に切り込む意欲作.
  • シリーズ日本近現代史 9 ポスト戦後社会
    完結
    1,056円 (税込)
    バブルの発生と崩壊,深まる政治不信,そして高まる社会不安.列島が酔いしれた高度成長の夢のあと,何が待ち受けていたのか.崩れゆく冷戦構造のなかで,この国は次第に周回遅れのランナーとなっていったのではないか…….60年代半ばから現在まで.政治・経済・社会・家族……すべてが変容し崩壊していく過程をたどる.
  • シリーズ日本近現代史 10 日本の近現代史をどう見るか
    完結
    1,056円 (税込)
    19世紀半ばの黒船来航から,21世紀の現在まで,およそ150年.近現代の日本は何を求め,どのような歩みを進めてきたのか.そしてこれからどこへ行こうとしているのだろうか.通史を描いた執筆者9名が,各時代の日本を理解する上で欠かせない問いを掲げ,それに答えながら,総まとめをおこなう.シリーズへの入り口としても最適.

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

シリーズ日本近現代史 8 高度成長 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大学受験に向け「戦後史」を学ぶ高校生にオススメの一冊。タイトルの「高度成長」にある通り、メイントピックは経済と政治(主に第1、4章、おわりに)であるが、60年代から80年代にかけてを概観するのに適した一冊である。

    0
    2011年09月20日

    Posted by ブクログ

    2008/5
    シリーズ近現代史の第8弾。今回は高度成長期、岸内閣から大平内閣あたりまでを取り上げている。
    この時代の特徴としての政治と経済の結びつきなどが読みやすくまとめられている。近現代の勉強をするときに読むことを奨める一冊。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    好い事ずくめではなかったんだな。経済成長も歪みが伴っていた。みなが幸せというわけにはいかなかった。目先の喜びが将来の悲劇を孕んでいるようにも。

    全体的にはキレがなかったように思う。底流を見る視点が欠けている。現代史であるので読みやすかったが。できのいい学生のレポートのよう。

    ・経済成長が生活を苦

    0
    2014年04月08日

    Posted by ブクログ

     岩波新書『沖縄現代史』の著者が、その内容を薄めたのがこのリブレット。

     サンフランシスコ平和条約第3条によって、日本政府の施政権下から切り離され、本土の日米安保条約・行政協定(1960年以降は地位協定)とともに、サンフランシスコ体制の軍事的負担を強いられた沖縄県の悲痛な叫びが聞こえてくるようであ

    0
    2011年03月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【『戦後政治史』→政治潮流を俯瞰的に見る】
    『占領と改革』に引き続き、岩波新書の近現代史シリーズを読んだ。
    この本は、なぜ日本は高度経済成長を遂げることができたかを追うものである。

    論旨は主に以下の3点だ。
    ・経済成長が求められた理由は、国民の完全雇用を第一義に、同時に生産性の向上も求めていたから

    0
    2011年04月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    日本経済の「後進性」が問題にされ、近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から、「経済大国」としての地位を確立する時代まで。
    「経済成長への神話」はどのように浸透し、また「ゆがみ」を生じさせていったのか。
    人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い、あるいはすれ違い続けたのか。
    通説に大

    0
    2011年04月25日

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