山本芳久の作品一覧
「山本芳久」の「NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学」「危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本芳久」の「NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学」「危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
トマス・アクィナスの主要な思想についての新書。神学の一分野として理解する助けにもなる。
序
第一章 トマス・アクィナスの根本精神
一 トマスの「新しさ」
二 キリスト教とアリストテレスの統合
三 「饒舌」と「沈黙」
四 神秘と理性
第二章 「徳」という「力」――「枢要徳」の構造
一 トマス人間論の中心概念としての「徳」
二 「枢要徳」と「神学的徳」
三 「徳」と「善」
四 「節制」と「抑制」――徳の喜び
五 アリストテレスに洗礼を施す――キリスト教的「純潔」
六 親和性による認識――枢要徳と神学的徳を架橋する
第三章 「神学的徳」としての信仰と希望
一 信仰――知性による神的真理の承認
Posted by ブクログ
さすが100分で名著シリーズ。読みやすい。おすすめです。
キリスト教成立以前の古代ギリシャの書物のため、聖書やキリスト教社会を前提とした概念は出てこず、そういう意味でもすらすら読める。
神を前提としていない哲学のため、多くの日本人にとっても相当馴染みやすいのではないだろうか。
幸福を人生における究極的なゴール(すなわち、「最高善」)として、人間のあらゆる活動はそのために行われると考える。具体的にどういう行動を心がけて、どのような「徳」を備えた人間になれば、幸福という「最高善」を達成できるのか、それが段階を踏んで書かれているため、構造的にも分かりやすい。
『ニコマコス倫理学』や他の哲学に
Posted by ブクログ
本書は神学という営みがどういうものであるかを問いかける書。哲学と神学との関わりはあまり日常的に意識されることはない。しかし哲学の中に神学的な問いかけがあり、神学の内に哲学的な洞察が含まれることを、本書は明示してくれる稀有な本である。著者の二人の対話の中で持ち寄られる本がちょうどその時を掬い取るようにして、言葉が下りてくるような体験を読者もまた経験できるであろう。
教皇フランシスコの「無関心のパンデミック」への応答としての、祈り。一見近寄りがたく思われるグァルディーニ枢機卿の祈りについての洞察が特に印象的であった。代表する神学者と評されながらもあまり触れることのできない方であるが、陰に陽にその