山本芳久の作品一覧
「山本芳久」の「NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学」「危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本芳久」の「NHK「100分de名著」ブックス アリストテレス ニコマコス倫理学 「よく生きる」ための哲学」「危機の神学 「無関心というパンデミック」を超えて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
さすが100分で名著シリーズ。読みやすい。おすすめです。
キリスト教成立以前の古代ギリシャの書物のため、聖書やキリスト教社会を前提とした概念は出てこず、そういう意味でもすらすら読める。
神を前提としていない哲学のため、多くの日本人にとっても相当馴染みやすいのではないだろうか。
幸福を人生における究極的なゴール(すなわち、「最高善」)として、人間のあらゆる活動はそのために行われると考える。具体的にどういう行動を心がけて、どのような「徳」を備えた人間になれば、幸福という「最高善」を達成できるのか、それが段階を踏んで書かれているため、構造的にも分かりやすい。
『ニコマコス倫理学』や他の哲学に
Posted by ブクログ
本書は神学という営みがどういうものであるかを問いかける書。哲学と神学との関わりはあまり日常的に意識されることはない。しかし哲学の中に神学的な問いかけがあり、神学の内に哲学的な洞察が含まれることを、本書は明示してくれる稀有な本である。著者の二人の対話の中で持ち寄られる本がちょうどその時を掬い取るようにして、言葉が下りてくるような体験を読者もまた経験できるであろう。
教皇フランシスコの「無関心のパンデミック」への応答としての、祈り。一見近寄りがたく思われるグァルディーニ枢機卿の祈りについての洞察が特に印象的であった。代表する神学者と評されながらもあまり触れることのできない方であるが、陰に陽にその
Posted by ブクログ
「親和性による認識」cognitio per connaturalitatemという神学的言葉がある。日常の言葉で言えば「好きこそものの上手なれ」という言葉に表されるような事態を掬い取る言葉である。本書はトマスの徹底的に理性的な思考がいかにして神学的思考と接続されるのかを明らかにする本である。キリスト教はわかりにくいと思われることがあるかもしれないが、本書はキリスト教の基本的な発想を明晰な言葉で表しつつも、西欧の言語で語られるところの神学的問題へと読者を丁寧に導く神学入門となっている。
本書はその章立てから見て取れるように、トマスの神学の方法論と徳論と愛徳論を扱ったものである。まずはトマス