帝国日本と不戦条約 外交官が見た国際法の限界と希望

帝国日本と不戦条約 外交官が見た国際法の限界と希望

1,540円 (税込)

7pt

4.3

”平和の誓約”は、なぜ戦争を防げなかったのか?

戦間期の1920年代、当事国としてその構築に密接に関わった国際法秩序から、日本はなぜ逸脱し、戦争へ至ったのか。外交官であり、アジア初の国際司法裁判所所長を務めた安達峰一郎の足跡を手がかりに、国際法の観点から「戦争」と不戦条約との関係をいかに説明できるか、当時の関係者がいかに説明しようとしてきたかを問いなおし、「平和構築に腐心した」知られざる近代日本の姿を明らかにする。

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帝国日本と不戦条約 外交官が見た国際法の限界と希望 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不戦条約その解釈や当時の歴史や法秩序がわかりやすく描かれていた。
    私にとっては為になる一冊だった。

    というか作者この人『国際法からみた領土と日本』の人だ。読み終わった後に気がついたわね。

    0
    2023年12月07日

    Posted by ブクログ

    安達峰一郎が外交官としてさらには国際平和議会の議長としての活動を描いたものである。日本が中国に侵略している
    状態での外交官として活躍しているときに、平和外交を務めた人物である。リットン調査団の報告書に対してもきちんと読めば日本を攻めているわけではないのに、新聞各社が共同で反対意見を出すというフェイク

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    オビには、著者がライフワークとしてきた戦間期の国際法学者、安達峰一郎を通して、戦前日本と国際法の歩みをたどることが示唆される。だが、本書では安達の姿はだいぶ霞んでおり、読後もほぼ印象が残らない。むしろ本書は、幕末から終戦まで、また、安保法制やウクライナ戦争まで、自衛権や戦争をめぐる国際法や国際法学者

    0
    2023年05月07日

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