井上久男の作品一覧
「井上久男」の「会社に頼らないで一生働き続ける技術―「生涯現役」四〇歳定年のススメ」「検証 ミャンマーブーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上久男」の「会社に頼らないで一生働き続ける技術―「生涯現役」四〇歳定年のススメ」「検証 ミャンマーブーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自動車業界に詳しい上司から借りた一冊。思ったより面白い。ほんとに長年筆者が取材してきたのがわかる。
一言でいうと「今の日産では働きたくない」。
創業から今まで、内部抗争を繰り返してきた会社。ゴーンはその潮流の一例でしかない。
社内政治ばっか考えてほんとに大事なものづくりや技術をないがしろにして会社として大丈夫なのか。
ゴーンさんはハゲタカ的リストラクションは得意でも、サスティナブルな会社づくりには向いていない。有事と平時に向いているトップの気質は違うということの最たる例。
最後の章、「これからの自動車産業」が業界知識として面白かった。
中国やアメリカ、列強が国を賭けた戦略で攻めつつある自動
Posted by ブクログ
【栄華と綻びと】「ゴーン・マジック」とも呼ばれた経営手腕で不振に喘いだ日産を立ち直らせた一方,2018・19年には金融商品取引法違反容疑等で逮捕されたカルロス・ゴーン。栄光と転落の両極端を味わった経営者は,日産とどのように関わり,同社に何を残していったのか……。著者は、1999年に日産とルノーの提携という特ダネをスクープした井上久男。
日産とゴーン氏に関するドキュメントとしても楽しめる作品ではありますが,何よりも本書の魅力は,日産という一つの企業を通して組織運営論までが提示されていること。ゴーン氏の逮捕についても日産の歴史を踏まえた上で解説がなされており,表層的にとどまらない理解に役立つと感
Posted by ブクログ
日本の経営者に辛口の評価で珍しい産業記者 今日の体たらくをみると全く正しい
日本の記者クラブは「建設的批判」を許容せず、ガバナンスの一翼を担えなかった
著者の近著「自動車会社が消える日」も大傑作 トヨタに厳しい
1.パナソニックの中村邦夫会長へは糞味噌 「天皇」と呼ばれ、ゴマすり部下ばかり
社内の根回しに奔走、根回しに疲弊、すべてを予定調和の会社に変質 リスクオフ
トップの判断に意見を挟めない企業風土になった 無謬性らしさに無限の努力
抜本的な改革を怠ってきたのに、株価や世間評価を異様に気にする変な会社
松下幸之助の経営理念まで破壊 自信喪失 誇りとやる気を失わせた
(PHP研究所
Posted by ブクログ
180116自動車会社が消える日 井上久男 ☆☆☆
傑作本 トヨトミの野望の著者ではないかと推測する
自動車業界は大きく変わりつつある 日本のメーカーは対応に後手
1.パラダイムシフト クルマのスマホ化とロボット化
ハードから制御ソフト ネットワークでアップデイト
完全自動運転 人工知能と融合
2.ビジョン・長期戦略に合わせてエンジニアを育成
横並びの絶対評価を厳しい相対評価へ
3.全体を構想する力とリスクを取る力が凄い
4.名人芸に依存する日本軍の怠慢 「ものつくり敗戦」
兵器をシステムとして運用する思想と能力を欠いていた
5.豊田章男社長の課題 豊田の凋落か・・・(Ⅳ章)野望と