美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす

ビジネス・実用
2,420円 (税込)

12pt

ワクチンから癌治療まで、私たちは免疫作用を生かした医療に馴染みが深いが、そのしくみについては謎が多かった。それが近年、飛躍的に研究が進み、驚くほど精密でダイナミックな免疫システムのメカニズムが明らかになってきた。免疫細胞は互いにコミュニケーションをとりながら、人体に有害な異物のみを選んで攻撃していたのだ! 免疫学の最新の知見を紹介する、スリリングな一冊。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 自己啓発
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす
  • タイトルID
    :
    565586
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    免疫学とその研究の発展、研究の実際的な描写とその大変さ、研究の医学への応用の試みと失敗、研究者たちの個性豊かなエピソード、そしてなにより人間の体の圧倒的な不思議と神秘

    全てがバランス良く描かれていて、読みやすく、面白い。

    著者自身が免疫学の教授で豊富な知識を有しながらも、膨大な未知を有する人体への謙虚な姿勢も持ち、さらにそこにワクワクする心も持っている。本書で紹介される研究者の多く(紹介されない多くの研究者もおそらく)もそうである。こういう方がのびのびと研究をすすめられる環境が世界中にあってほしいと願う。

    また本書は多くの研究者へインタビューを行い作り上げているとのことで、著者のその行動力、コミュニケーション力、文才にも驚く。

    免疫という人間の体の中と研究という人間の活動、その両方にワクワクすることができる優れた本

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

    難解だけどmindblowing.
    個々の免疫細胞の働きはほんとに小宇宙でただ驚きの連続。それらを理解し役立てようとする何十年もの研究の積み重ねの一方で、なぜ老化するのか?など答えがまだない問いも残っている。
    「何を知っているかではなくその知識を使って何をしたか」が重要。

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    免疫を利用した治療の歴史が描かれる。
    なかなか興味深かった。

    日本人科学者も結構登場していて面白い。
    日本も免疫研究では結構功績をあげているのだなぁ。知らなかった。

    0
    2021年08月21日

    Posted by ブクログ

    胚発生、神経系の生成、循環系の構築と維持、脳の環境に合わせた成熟 - 受精卵から成体に至り、その有機体を維持する仕組みがDNAによって構築と伝承が行われているのは奇跡のように不思議なことだ。

    明らかになりつつある生体の免疫システムもそういった生物の奇跡のようなシステムの中のひとつだ。本書は、免疫システムに注目し、その解明の歴史とこれまでに分かっていることについて一般読者に向けて解説をしたものだ。

    免疫システムの解明がここまで急ピッチで進んだのは、それが人の健康と寿命の維持に役に立ち、産業として利益を生む可能性があるからでもある。本書でも紹介されるコルチゾールなどはその事例の一つだろう。本書の中でも経済的に成功した人々が出てくるし、多くの研究者が新しく、そして役に立つ発見を目指して研究を進めていることがわかる。免疫システム解明の物語には、一般にはあまり知られていないが、この世界ではおそらくスターである研究者が何人か登場する。その中には坂口氏やノーベル賞を受賞した本庶氏など日本人も多く含まれるのである。

    免疫システムは、がんと老化の克服という長寿化を達成した暁に人類が、次にアタックすべき山を攻略するための鍵になるものである。もしかしたら、もっと着目されてもよいのかもしれない。

    本書の内容をきちんと理解するのであれば、T細胞、B細胞、マクロファージ、パターン認識受容体、樹状細胞、といったものが何ものであるのかを具体的なイメージを持って理解する必要があるのかもしれない。しかしぼんやりとしか理解していないながらも、本当にここに書かれたものが自分の体内で起きているのかと思うと全く不思議なことである。本書の原題は、”The Beautiful Cure”である。免疫システムの度を越えた精妙さは、まさに「美しい」という形容詞で表現するより他ないものなのかもしれない。

    免疫システムがこれから我々が自分のことを理解するにあたって必須のものであるとするならば――おそらくは必須ものとなっていくだろう――ぜひ手に取ってもらいたい本である。

    0
    2019年07月15日

    Posted by ブクログ

    牛痘、トル様受容体、樹状細胞、免疫チェックポイント…。免疫学の興りから最新の話題までを、基礎研究から医学応用に至るまで幅広く紹介した良書だ。
    免疫でよく登場する、自己と体外から侵入してきた非自己を区別し、非自己を攻撃することで自己を守るという概念。分かりやすい考え方ではあるが、自己免疫疾患のように、細かい点を見ていくと例外も多くある。筆者は、免疫は多くのシステムが寄り集まったものであり、その全体像を一つの概念・原理で言い表すことは不可能とまで言い切る。本書は、その不思議な免疫学の、不思議さそのものを味わうことのできる本だ。
    自分は一通り免疫学を大学で勉強した身だが、それでも、本書で初めて知ることもあり、勉強になったし読んでいて面白かった。筆者も冒頭で書いている通り膨大な免疫学の知見を本書で全て網羅できているわけではないが、そのかわり研究者へのインタビューを通して発見に至る経緯を紐解いたり、研究者どうしの人間関係に切り込んだりしているところは、教科書では知ることのできない内容であり興味深かった。要は、教科書で紹介している免疫学が知識を得るためのものであるとするならば、本書で語られているのは、免疫学という学問の、今に至るまでの物語なのだ。また、本書を読むと、教科書にさも常識のように載っているような内容も確立されたのはごく最近だということが分かる。免疫学という分野がいかに最近の発展が目覚ましく、また現在も新たな知見が次々と生まれている分野だということを教えてくれる。

    本の構成について少し。巻末に注がたくさんあるが、注釈・補足的内容と、出典を表した内容が混在していてちょっとわかりにくかった。注釈は読みたいけど出典はそんなに興味ない、という読者もいると思うので、分けて書いてくれた方がわかりやすかったかなと。
    あと、タイミング的なこともあり宣伝としては本庶先生のPD-1が分かる本という紹介をされていたが、免疫チェックポイントは最後の章に出てくるだけだし、医学的応用についても多く書かれているわけではない。単純にPD-1について知りたいということならそれを専門に特集した本がたくさんあるのでそちらを読むべきで、本書はもっと広く免疫学全体を俯瞰し、その複雑さと素晴らしさを味わうための本だと思う。
    と、周辺の所には少し思うところがあったが、本筋の所の素晴らしさは上述の通り。医学応用の話も語られているが、個人的には、基礎研究の面白さを味わえる本としてぜひおすすめしたい。

    0
    2019年03月06日

    Posted by ブクログ

    血液検査の結果を見た時の感想が増える本。
    私たちの体は、とんでもないバランスで成り立ち、わからないことばかりで、たくさんの生き物が存在している。作者の言う通り宇宙です。
    難しいなと思うこともありますが、ストーリー仕立てで読み進めることができました。

    0
    2022年08月27日

    Posted by ブクログ

    最近コロナウイルスが大流行しているが、一般的に人体に入ってきたこのような人体に害を及ぼすウイルスは人の免疫細胞によって駆逐される。

    翻って、なぜ人の免疫細胞はこのコロナウイルスを「害を及ぼす」とわかるのだろうか?
    また、麻疹や風疹は一度かかると免疫がつきそれ以降は発病しない性質を持つ。なぜか?

    このような質問は免疫学のかなり基本的な問いのように聞こえるが、実のその詳細はあまりよくわかっていないらしい。

    本書の論点はそこであり、ここらへんの歴史的な経緯と現在我々がわかっているところの説明をしてくれる。

    0
    2020年02月16日

    Posted by ブクログ

    ラルフ スタインマン教授の樹状細胞発見と治療応用の話を始め、稲葉カヨ、坂口志文、本庶佑など日本人研究者の貢献にも心を動かされる。
    免疫研究の歴史を俯瞰できる良書である。

    0
    2019年12月31日

    Posted by ブクログ

    免疫システムに魅せられて今まで教科書類で調べてきて、どうしても理解できない、読み取れない部分がいくつもあったが、この本に出会ったおかげで、いくつか解決した。
    免疫システムは想像しているよりも複雑で、「こうすればこうなる」とシンプルな一行では正しく伝えられない。
    とてつもなく、深い。参考文献である論文をすべて読みたいが、自分の知識その他が及ばず惜しい。できる範囲で追い続けたいと思う。

    0
    2019年07月09日

    Posted by ブクログ

    90年代以降の免疫学の成果
    免疫機能にまつわる謎解きドキュメンタリーとして面白いはずだが、詳細過ぎ、情報量が多過ぎて門外漢の私には消化し切れなかった。読破は諦め。

    0
    2019年09月14日

美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    ビジネス・経済 / 自己啓発
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    美しき免疫の力 人体の動的システムを解き明かす
  • タイトルID
    :
    565586
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年11月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す