片山杜秀の作品一覧
「片山杜秀」の「安倍晋三のいない保守」「鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「片山杜秀」の「安倍晋三のいない保守」「鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルの通り『義公』徳川光圀に始まる『水戸学』の始まりから終わりまでをまとめた一冊。
内容は加筆修正されているものの、初出の雑誌連載時のものをまとめているため、同じことに対して説明が繰り返されたり等、冗長に感じる点もあります。
読み始めたときは冗長と感じたことも、何せ400年という長いタイムスパンの物語であること、そして登場人物が多いということから、前のページを繰り直さなくてよいということに気付き、逆にありがたさを感じます。
最初からボタンを掛け違い、自己矛盾に満ちたまま、それを自己批判できずに進んでしまった悲劇というのが読後の正直な感想。
徳川御三家の中で重要な位置を占めながらも、常に最も
Posted by ブクログ
宗教とは何かを考えるうえで参考になる名著を、4人の有識者がそれぞれ1冊ずつ紹介している本です。
どの章も非常にわかりやすく、宗教(的な考え方)の大事さも恐ろしさも感じさせてくれる作りになっています。
別の本で半分ファンみたいになっている釈徹宗氏の著作だったため購入。認知的不協和や自我防衛機制、成熟した宗教的人格について述べている同氏の章は、読んでいるだけで何だか安心感を覚える内容です。
―宗教はどうしても信じている人と信じていない人との境界を生み出します。その境界ができないようであれば、生きる力にもならないことでしょう。しかし、その境界を超える回路がどれだけ多様にあるか、そこが大切です。(