革命と戦争のクラシック音楽史

革命と戦争のクラシック音楽史

836円 (税込)

4pt

4.3

戦争と無縁に思える芸術も、ときに戦争によって進化を遂げてきた。そんな「不都合な真実」からクラシック音楽の歴史をながめてみれば、驚きの事実が次々と立ち上がってくる。かのモーツァルトも意外と軍国的だった?ナポレオンなくして「第九」はなかった? 博覧強記の著者が大胆に料理する、「世界史×音楽史」の新教養。

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革命と戦争のクラシック音楽史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月14日

    著者の専門分野である政治思想史と音楽を重ね合わせたもので、世界史の頭の中の再整理もできて非常に面白い。
    オスマン・トルコの影響は、言われてみるとそのとおりだが、見落としがちの視点。

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    Posted by ブクログ 2021年02月27日

    この本の内容はカルチャーセンターでの講演だという。
    ラジオでの、あのバカ丁寧な(失礼!)、でも前のめりになって迫ってくるような、独特な語り口が彷彿とする。
    それは今、「クラシックの迷宮」を聴いているから?

    それはともかく、企図は音楽史を政治史に関わらせて読み解くことだろう。
    モーツァルトのトルコ趣...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    著者はラジオ「クラシックの迷宮」の解説をしており、その独特な切り口と番組構成には、毎回驚かされる。そこで選曲された曲は珍しい曲、マイナーな曲が比較的多く、曲自体の魅力に気づかされることが少なくない。他方、曲の合間で加えられる講釈も楽しい。本書はいわばその解説パートに特化したものといえる。

    一読して...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月29日

    またも現代史ではなく近代史のお話か、と思ったら、今回は片山先生の大好きなプロコフィエフやハチャトゥリアン、そして伊福部昭とも通底するネタでありました。
    菊地成孔のテーゼがジャズ=踊るための音楽なら、片山杜秀のテーゼはクラシック=行進のための音楽、というところか。

    0

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