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テクノロジーの不可避な変化が向かう未来とは?
人工知能、 仮想現実、 拡張現実、 ロボット、
ブロックチェーン、 IoT、 シンギュラリティ――
これから30年の間に 私たちの生活に破壊的変化をもたらすテクノロジーはすべて、12の不可避な潮流から読み解ける。前作『テクニウム』でテクノロジー進化の原理を鮮やかに描き出したWIRED創刊編集長による待望の最新作!
(原書タイトル:THE INEVITABLE)
[目次]
1.BECOMING―ビカミング
2.COGNIFYING―コグニファイング
3.FLOWING―フローイング
4.SCREENING―スクリーニング
5.ACCESSING―アクセシング
6.SHARING―シェアリング
7.FILTERING―フィルタリング
8.REMIXING―リミクシング
9.INTERACTING―インタラクティング
10.TRACKING―トラッキング
11.QUESTIONING―クエスチョニング
12.BEGINNING―ビギニング
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ホール・アース・カタログ(かのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学のスピーチで最後に話していた雑誌)やWIREDなど、世界的にきわめて影響力の高い雑誌の編集者を務めていたケリー氏が、未来へのガイドラインとして書いた本になります。副題にもあるように、未来を決める12の法則ということで、著者が考える「不可避」な動きを12の動詞で解説しています。「名詞」から「動詞」へというのも一つのキーメッセージで、これからのモノは固定的なモノではなく、常に変化していく、Flowingするモノになる、というのも本書内で記述されています。確かに、テスラの電気自動車を思い浮かべると、ソフトウェアが日々アップグレードされるので、見た目は変わらないように見えても、実は性能が日々変化しています。
本書を読んでたびたび感じたことを1つだけ。本書に記載されている12のキーワードが実現される世界は、仏教が考える世界観にきわめて近いのではないかという印象をたびたび感じました。IoTによって、すべての人やモノがつながる。そこでは各人が「いち」であると同時に「全体」でもある。”I”であると同時に”We”でもあるのです。これは従来の西洋哲学の世界観とは全く違います。つまり従来の西洋哲学は”I or You”であって、自己と他人は別のものであるという前提で近代科学も発展してきました。しかしケリー氏の描く次世代の世界は、自分が世界と融合しているという感覚を強く感じる世界だと思います。また、すべてのものがFLOWINGになる世界とはまさに仏教における「諸行無常」であります。そのため、本書を読んで、今起こっている情報通信革命は価値観をもひっくりかえす可能性があるのではないかと感じました(日本人はあまり抵抗なく受け入れられる気がしますが、欧米人にとっては強烈な変化かもしれません)。つまり単に技術革新だけが起こるだけでなく、意識革命、価値観革命も起こるかもしれない。そうなると、まさに18世紀にイギリスで起こった産業革命に匹敵する革命になりそうだと、個人的には感じました。
Posted by ブクログ
インターネットが使われるようになって約30年。Windows95が発売されて一般人にも使われるようになってからは、本書出版時(2015年)でまだ20年。この20年をリアルタイムで、しかもインターネットに比較的近い仕事に携われて経験できたことは、凄いことだった。著者も言うように、これから何千年先の人が振り返ったとき、初めて人類がネットワークでつながり始めたこの時代は、必ず記録されるだろう。
でも、まだ始まったばかり、これから加速度的に大きな変化が起きてくる。雑誌Wired創刊者の著者が、根底に流れるテクノロジーの大きな方向を12のキーワードで解説したのが本書。AI、全てがデジタル化にデータ化する、限りなくコピーされ続ける情報、所有からシェアへ、フィルタリングによる検索、コンテンツの自由な融合、新しいIFとしてのVR、トラッキングによるライフログ情報の集積、など。数十年の間には、揺り戻しや、国家などによる規制はあるだろうが、この大きなテクノロジーの流れには逆らえない。しかし、著者は未来について比較的楽観的だ。人類が初めて完全に繋がり、想像もつかない情報量が行きかうことにより、現在では想像もつかない新たな知が創造される。しかし、ずっと後から振り返ってみれば、そのとっかかりは現在に存在している。
課題満載の世の中ですが、テクノロジーによる未来を信じてみたくなる一冊です。
Posted by ブクログ
若林恵「さよなら未来」からたどり着いた本書。しばらく積読だったのですがSTAYHOME読書でやっと取り掛かりました。こんないい本、さっさと読んどけよ、ですが自分にとってのタイミングはベストだったかも。緊急事態宣言後のNHK ETV特集でイアン・ブレマー、ユヴァル・ハラリ、ジャック・アタリへのインタビュー番組のエンディングで道傳愛子キャスターが語っていた「パンデミックに向き合うことはあるべき未来を私たち自身が手繰り寄せること」という言葉の「あるべき未来」がこの本に書かれている、と思いました。そういう時、ついついDXとかが変化の主役だ、とかいう話になってしまいますが、その先にある人間とテクノロジイーの関係性についての流れを12個の動詞で指し示しています。動詞というところがミソで「〈インターネット〉の次に来るもの」という題名への期待としては、それはどんな「もの」なのになっちゃうと思うのですが、それをゴールとしての名詞で示すのではなく、ベクトルとしての動詞ingで提示してあるところが素晴らしい。未来に獲得する「もの」でなく、現在もう始まっている「こと」という流れがこの本をアクティブにしています。BECOMING、COGNIFYNING、FLOWING、SCREENING、ACCESSING、SHARING、FILTERING、REMIXING、INTERACTING、TRACKING、QUESTIONING、BEGINNIG、方向わからなくなった時は、ここに戻って風を確認しよう。答探しではなく、良い質問をし続けよう。
Posted by ブクログ
インターネットは現在の生活にはなくてはならないものとなった。現在インターネットなしでは生活ができない環境の中、今後のネット社会、進化するデジタルテクノロジーを使ってどのような将来になっていくのだろうかと言うことを書いているのが著者の話である。大変内容が奥深く示唆に飛んでおり普遍的な真理を非常に感じさせられる深い内容の本である。著者は今後のデジタルテクノロジーがもたらす世の中を12の傾向の動詞の名称になぞらえて語っている。私たちは今まさにデジタル革命の本質を読みとこうとしているこの本に置いて、このデジタルの環境が何を現しているのか、人類に何をもたらしているのか、深く考えられないでいる。内容的には今後の人々が生活するためにおいてデジタルテクノロジーと共生して未来をなお素晴らしいものにするために深い示唆を与える本でありました。この本の良いところはAI化された未来と言うものがよりリアルに具体化されていろんな生活を例えに出して描かれているので非常にわかりやすくイメージがされやすく今後の来たるべき未来がどのようにデジタルテクノロジーを通して全てが統合されていくのか予想されるものを考えながら私たちの生活とどのように共生させていくべきか機械でできたコンピューター(AI)と人間のどちらが偉いとかではなく、その使い方、人間としての今後の生き方、倫理基準などの判断の参考になると思います。
Posted by ブクログ
『インターネットの次に来るもの』
1.個人のアテンション
益々重要視される。個人も企業も。
なぜならば、情報が増えすぎて、個人が本来見つけたい情報、コンテンツの価値が相対的に高くなってるから。
2.コネクト→タグ→意味づけ
そのために自分が作成保存した情報も、外部情報にもタグづけが益々進む。
タグづけ→関連づけ→注釈リンクという具合に、便利になる。
3.解答<質問推測
Google検査。解答を見つけるではなく、あなたの探し物、質問、これですか?
そう、質問への重要度が増してくる。
4.n分母の変化。
大衆統計→自分自身
僕は周りと比較して、、、ではなく、たとえば医療も益々カスタマイズが進む。
日常のセンサーデータで情報は蓄積されているのだから。
著者マイノリティ・リポート アイデア出しの方。
税抜2,000円はお得すぎました。
そうね!→会社自己に転換したくなる書籍。
#マーケティング
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