謎のチェス指し人形「ターク」

謎のチェス指し人形「ターク」

1,320円 (税込)

6pt

3.9

『ヴィクトリア朝時代のインターネット』著者、もうひとつの傑作。18世紀のウィーンにチェスを指す自動人形(オートマトン)が現れた。あまりに優れた性能のためたちまちヨーロッパ中で話題になるが、その真相は?

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謎のチェス指し人形「ターク」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    AI全盛の昨今、約250年前に作られた、チェスを指す自動機械のお話。オチは読んでもらうとして、ここからチャールズ・バベッジの解析機関や、エドガー・アラン・ポーのミステリーの元祖に繋がるとは思いませんでした。ただ、昨今のAIも、返ってくる結果が、専門家が見ると的外れなので、そういうフェイク情報をいかに

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    トム・スタンデージ『謎のチェス指し人形「ターク」』ハヤカワ文庫。

    2011年12月にNTT出版から単行本として刊行された作品の文庫化。

    なかなか面白いノンフィクションであった。現代でこそ、スーパーコンピュータやAIといった情報技術が進歩し、チェスや将棋といった分野で機械が人間を打ち負かすのは当た

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    チェス指し自動人形の誕生からその真相までのノンフィクション

    以下、公式のあらすじ
    -----------------------
    1770年、ウィーン宮廷。官吏ケンペレンによる前代未聞の発明、チェスを指す自動人形(オートマトン)がベールを脱いだ。中東風の衣装をまとい「トルコ人(ターク)」と呼ばれた

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    タークが単なる興行の出し物を超えて、現代のAIに繋がる壮大な旅を送っていたというのは、制作者の意図を超えたのだろうか、産業革命による機械の自動化と同時代を生きた人達にとって、タークは単なる見せ物から未来を予見させる、おっかない人造物に見えたのだろう。

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    冒頭に書かれているが、いわゆるチェスをうつ自律した機械の話、ではなく、そう見せかけた機械と取り巻く人のお話。

    本文に生成AIの話が登場せず、初めは違和感を覚えたが、文庫版の出版は2024年、元になった単行本は2011年ごろみたい。

    タークがいわゆるAIの元祖かと言われると、そう言うものじゃないで

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    1770年に作られた、チェスを指す人形「ターク」。
    彼の謎をめぐるノンフィクション。
    こんな魅力的な人形が、マリアテレジアの時代にあったなんてなー。当時の人たちは未来を感じたんだろう。
    今やコンピューターを相手にゲームをするのは当たり前になってしまったけれど、これからは機械がプログラムの範囲を超え、

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白すぎた
    引っ張って引っ張ってどん!という構成が好き
    なんとなく予想はついてもそれでもバレなかったというのは素晴らしい
    皆がタークを通して他の何かを見る、産み出す
    まさしく最初の人工知能 個人的には納得

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いや。そりゃまぁそういうことなんでしょうけども‥色んな推理を否定しながら延々引っ張った挙句このオチか、というのは正直ありますよね。最後のディープブルーからAIへと付会していく流れもどこか読んでいて上の空になってしまいました。

    0
    2025年07月26日

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