作品一覧

  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、 ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、 わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。 なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、 彼は6か月も生き延びられたのか? 悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて 生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、 家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さを あらためて教えてくれる良質なノンフィクション。
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    Posted by ブクログ

    何度も泣きました。。
    人々が殺戮される描写がリアルです。
    読みやすい文章でした。最後まで読むと希望もあります、途中で怖すぎて辛過ぎて読むのをやめたくなるけど、、でもやめなくてよかった。

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    2025年04月11日
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    Posted by ブクログ

    4歳の子どもでは仕方がないのだが、当時の本人の記憶はほとんどなく一番知りたい部分は僅かでその後日談が大半を占める。その点は残念に思う。人類史上最悪の悪事も最近は否定論者が増加してきており、つくづく人間というのは最低の生き物だ思う。戦時中日本軍もアジア各地で同様の虐殺を行ってきたはずだが、反省のないこの国の国民は隠蔽するどころか記憶から消してしまっている。国の責務としてその悪事の全てを調査し、全世界に明らかにして、国民の総意として反省し謝罪しなければ戦後など来ない。このままではいつまで経っても世界から貶まれる国でいるしかないのかと思う。

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    2025年01月30日
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    Posted by ブクログ

    とても読みやすいが、とてつもなく重たい話だった。ユダヤ人というだけで気まぐれに殺されていく描写。人は人に対してここまで残酷になれるのか。奇跡、運、金、コネに恵まれアウシュヴィッツを生き抜いた4才のマイケル。アウシュヴィッツを出ても幸せにはならない。なぜユダヤ人というだけでこれほど憎まれるのか純粋に分からない。が、読めて良かった。

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    2023年01月20日
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    Posted by ブクログ

    アウシュビッツ関連の本はいろいろ読んだが、この本はその中でもかなり衝撃を受けた本だ。
    主人公が4歳だったこと。
    過酷なアウシュビッツで生き延びたこと。
    その理由が偶然のできごとだったこと。

    この本は「ホロコーストは嘘だ」と主張する人たちへの反論として書かれた。「ホロコーストは嘘だ」と主張する人がいることが私にとっては信じられないことだ。

    一点気になったことは、ジャルキに戻ってきたユダヤ人の大半が著者の親族だったことだ。著者の親族は金持ちが多かったのか? それとも。。。いろいろ考えさせられた。

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    2021年06月14日
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    Posted by ブクログ

    当時の状況がよくわかった。途中読んでいてとてもしんどくなくようなシーンも度々出てきたが、その分アウシュヴィッツから出た後の本の後半部分は感動的だった。
    主人公の父親が絶望の中起こした行動、収容所での母親や祖母の勇気ある行動、ヒルダおばさんの、常に前向きでありなさいという言葉、などから状況が絶望的ななかでも最善のことをして未来を切り拓いていけるんだと希望をもらえた。とても良い本に出会えた。

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    2021年04月03日

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