ジャン=バティスト・マレの作品一覧
「ジャン=バティスト・マレ」の「トマト缶の黒い真実」「人類の都 なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジャン=バティスト・マレ」の「トマト缶の黒い真実」「人類の都 なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
世界の中心都市としての世界コミュニケーションセンターを建造するという話は、今まで全く一度も聞いたことがないし、本書のタイトルから全く現在には存在しない・受け継がれてもいないのだと思った。
本書は19世紀末〜20世紀序盤(第一次世界大戦前後)に理想都市を追い求めた彫刻家(一応建築家ではないはず)とそれを支援するオリヴィアという二人の理想家のノンフィクション。
本書の見た目と話題からして若干読みづらいかな?とおもったのだけど、とても読みやすくて一気に読んでしまった。
本書の実質的な主人公であるヘンドリックとオリヴィアが構想していた理想都市は、元々の構想が壮大だっただけでなく、要求仕様が膨れ上がる
Posted by ブクログ
トマト缶にまつわる真実の話。
世界的な産地はおよそ三カ所。
南欧、中国、アメリカ。
このうち、中国とイタリアに焦点を当てている。
①中国
元々国内でのトマト加工品の消費はほとんどなかった。余った土地と労働力でトマトの生産と濃縮をして、ほぼ全量を輸出していた。安かったことから、シェアが急速に拡大する。
この濃縮トマト生産は利益率が低かったので、世界の主要メーカーは自社生産をやめて中国の濃縮トマトを加工して自社製品を作るようになっている。中国の3倍濃縮トマトを輸入して水を足し、イタリアの工場で2倍に変えてイタリア産として売られている。世界のイタリア産トマトは実は中国産という実態や、ラベルを変える