角川文庫作品一覧
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4.4「向いてないからやめます」。国政史上、前代未聞の理由で政界を去った元代議士・久野統一郎。竹下派、小渕派を経て「将来、大臣間違いなし」といわれたエリート2世議員である。しかし、本人は“政治家にはなりたくなかった”。不本意ながら政界に入ってしまった男がカネと選挙に翻弄され、奔走した10年間。政治とは? 政治家とは?そして有権者とは? その実態を大宅賞作家が赤裸々に描く必読の政治ドキュメント! カバー写真(C)FUJIO WADA/SEBUN PHOTO/amanaimages
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4.4生まれも育ちも東京なのに、会社に入ったとたん、大阪勤務。淀川の水に揉まれ、オッチャンオバチャンにボケとツッコミを叩き込まれ、楽しく過ごした14年。ところが大阪から東京にもどってきたら、飲みはもちろん昼ごはんにも誘ってもらえない。おまけに転勤3ヶ月目にようやく開かれた歓迎会では、自分で幹事をする羽目に!? ピロピロ鳴り渡る終電のベルを聞きながら、徹夜仕事や地震に負けず、花火やダイエットに挑戦し、幸せ求めて今日も働く、おかしくも哀しいサラリーマン・ライフ。普通の勤め人が描く、面白くちょっぴりほろ苦いエッセイ。会社で働いていれば誰もが感じるピロピロ感をちょっぴり味わってみませんか?
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4.4岬にたたずむ黒い塔。まるでお化け屋敷のようなその塔は、鎖と南京錠で封印されているはずだった。だけど、ある日、塔に行ってみると、そこには、僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが住んでいた! しかもその塔には、もっと驚く秘密もあって……!? 幽霊のくせに(だからこそ?)ヘンテコなおじいちゃんとの出会いが、僕の決まりきった生活を変えていく──!! 運命を変えられた僕のびっくりするような毎日がはじまった!!
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4.4世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに急遽講演を依頼されたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の〈ロタンダ〉でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった! そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。 ※本電子書籍は「ロスト・シンボル(上)」「ロスト・シンボル(中)」「ロスト・シンボル(下)」を1冊にまとめた合本です。
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4.4美しい男娼マリーと養子である美少年・欣也とのゆがんだ激しい親子愛を描き、1967年の初演以来、時代を超えて人々に愛され続けている「毛皮のマリー」。そのほか1960年安保闘争を描いた処女戯曲「血は立ったまま眠っている」、「さらば、映画よ」「アダムとイヴ、私の犯罪学」「星の王子さま」を収録。寺山演劇の萌芽が垣間見える、初期の傑作戯曲集。
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4.4★2022年、ハリウッド映画化!!★ 主演:ブラッド・ピット 監督:デヴィッド・リーチ(『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』) 邦題:『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN) ★英国推理作家協会賞(CWA賞)翻訳ミステリー部門 ショートリスト作品(最終候補作)(英題『Bullet Train』) 殺し屋シリーズ累計300万部突破! 東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント! 到達点幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。 小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の! 『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
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4.4かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。
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4.4応化二年十一月未明、〈救国〉をかかげる佐官グループが第1空挺団と第32歩兵連隊を率いて首都を制圧。同日正午、首都の反乱軍は〈救国臨時政府樹立〉を宣言。国軍は政府軍と反乱軍に二分した。内乱勃発の年の春にすべての公立学校は休校となった。そして、両親を亡くした七歳と十一ヶ月の佐々木海人は、妹の恵と、まだ二歳になったばかりの弟の隆を守るために、手段を選ばず生きていくことを選択した――。
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4.3「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。 なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、 怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。 高槻のもとには、奇妙な事件が次々と持ち込まれ――? このアパートは、幽霊物件?! 隣の空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体は…。 ――「第一章 いないはずの隣人」 ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている……。これは呪い?それとも…。 ――― 「第二章 針を吐く娘」 肝試しに出かけた少女が消えた。しかし数日後、彼女は帰ってきた。足の裏はきれいなままで…。 ――「第三章 神隠しの家」 ちょっぴり残念なイケメン准教授と、常識担当の大学生の凸凹コンビが 民俗学の知識を使って、怪奇事件や都市伝説の謎を「解釈」する軽快なミステリ、開講!!! イラスト/鈴木次郎
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4.3ショコラトリーの2階に事務所を構える私立探偵、志貴恵大(しきけいた)。 憧れて探偵になったものの依頼は飼い猫捜しばかり。そんな時、事務所の大家から瀬橋大学情報科学科の知人を訪ねるよう頼まれる。 研究室に向かうと、そこには金銅色の瞳の艶やかな黒猫と大学教授らしき男、新家明(にいのみあきら)がいた。 恵大が探偵だと知った明は猫捜しの話を聞き、おもむろに自分が作った生成AIを起動。そして、一連の猫の失踪は、偶然ではなく犯罪であると言い出して――? 古典ミステリファン必読! 探偵好きに読んで欲しい新ミステリ登場!
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4.3「聞いていただこう、ホーイチ・ジ・イヤーレスの物語を──」円城塔 作家・円城塔が、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」を直訳! ダン・ノ・ウラの戦いの物語を──最も悲哀の深いくだりであるから(「ミミ・ナシ・ホーイチの物語」) オ・ジョチューは振り返り、そうして袖を下ろすと手で顔を撫でてみせ──(「ムジナ」) スライド式のスクリーンを開け、そうして彼は見たのだったが、ランタンの光に照らし出された五人の寝姿には──首がなかった!(「ロクロ・クビ」) 日本という未知の国の物語を、英語読者に向けて語るハーンの流儀を再現すると、日本の言葉はただのアルファベットの連なりで得体のしれない音となり、読み手の前に呪文のように放り出され、全てが説明されるわけでもない。当然これは、英語読者にとって「読みやすい物語」ではなく「驚異の書」として受け止められたことだろう。(「訳者あとがき」) 1904年に英・米国で発表された「KWAIDAN」には、遥かかなたの異国「JAPAN」の物語が描かれた。 当時、本書を手にした読者は何を感じたのだろうか。 円城塔が白日の下に晒す、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」の真の姿。 待望の文庫化
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4.3Great Expectations by Charles Dickens, 1861 この新訳、最高!! ラストの意味が初めてわかった! 【これが本当の『大いなる遺産』だ】 貧しい少年ピップに譲られた謎の遺産…… 英国文学の金字塔×名作サスペンス! 推薦・中江有里(女優・作家) 「人を惑わせ、高ぶらせ、幸せの絶頂へ導き、時に傲慢にする。 そうわかっていても、人は恋と遺産に抗えない。」 「本作、オシャレすぎて、このオシャレさを説明できません!(ToT)」(by担当編集) 親のいない少年ピップは意地悪な姉に育てられる。唯一の味方は優しい義兄ジョー。その跡をついで鍛冶屋になるのが夢だ。ある晩、脱獄囚の命を救うが、その日を境に、不可解な出来事が起きる。何者かから譲られた莫大な遺産。謎の暴行事件。資産家の美しい養女エステラとの出会い。彼女に見合う男になろうと、故郷を捨ててロンドンへ紳士修行に向かうが……。文豪ディケンズの最高峰! 原文に忠実な新訳でラストの真意が初めてわかる! ★ここがスゴイ! 河合訳の5つのポイント 1.これは快挙! 今まで訳されずにきたセンスが良すぎる(ユーモラスで皮肉な)文体を見事に全訳! 2.言葉遊びや掛詞(かけことば)、隠喩(いんゆ)、演劇的セリフもすべて日本語で再現 3.既訳では描かれない、行間にあるロマンスを表現 4.ディケンズの生い立ちや作品背景がよくわかる解説(訳者あとがき)を20P掲載 5.没になったラストシーンも掲載。読み比べれば物語の真意がわかる! 【原文に忠実な新訳で、ラストシーンの意味が初めてわかる! これが本当の『大いなる遺産』だ!】 カバー図版/アンリ・マティス カバーデザイン/須田杏菜
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4.3『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ています――早見和真 長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が確かに蠢いた。――池松壮亮(俳優) 私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。――長濱ねる(タレント) 自分の奥底に隠しておきたい暗い何かをわかってくれている、という書き手がこの世に一人でもいること。そのことに救われ、気持ちが軽くなる読者は少なくはない。――窪美澄(小説家) 容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。――石井裕也(映画監督) ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。――北上次郎(書評家)(「カドブン」書評より抜粋) 八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。
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4.3京都の下鴨神社近くにある親戚宅で暮らす春宮萌子(はるみや もえこ)は、平凡な高校1年生。 幼い頃は、不思議なものが視えたり、人の心の声が何でも聞こえてしまうことに苦しめられていたが、強い力を持つ美貌の幼馴染・賀茂理龍(かも りりょう)と出逢い、彼に救われた。 今は理解ある場所や友人にも恵まれ、大学生となった理龍を「生き神様」と崇め、彼を“推し活”する平和な日々を送っている。 そんな萌子の許には、ときどき「神様のいそうろう」という不思議な存在がやってくる。 彼らは、動物たちの体を借りて現世を視察しにきた神様や神使たちのことで、理龍と萌子は、彼らの困り事の解決や願いを叶える手助けをしている。 新たに萌子の許にやってきたのは、つがいのモルモットに入った神様。 けれど、2匹(2柱)は、自分たちが本当は何者で、何のために現世にやってきたのか記憶を失ってしまっていた。 さらに、「都七福神」を祀る7つの神社から、それぞれ七福神たちが消えてしまうという事件が起きて……!?
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4.3北海道の南部、日本海を望む上ノ国町の中世の館らしき遺跡の調査に派遣された西原無量たちは土の中から漆塗りのイクパスイを発見する。 イクパスイとはアイヌ民族が神(カムイ)に祈りを捧げる時に用いる祭祀の道具。 美しさに息を飲む一同だったが、その遺物と全く同じ姿形のものを地元の住人が所有していたことが判明する。 それは戊辰戦争時に旧幕府軍の兵を助けた礼として「土方歳三から贈られた御礼の品」だと一族には伝わっていた。 そのイクパスイに添えられた書面には、旧幕府軍に〈龕灯と蝋燭〉を貸し渡した際の担保として預けたことが記載されているのみで、およそ500年前の土坑跡から見つかったイクパスイとの接点は見いだせない。 無量とソンジュはこの2つのイクパスイのつながりを解明すべく、調査を開始する。 時を同じくして、明治元年に江差沖で座礁した開陽丸の水中発掘調査のため北海道にやってきていた司波孝たちに、突然「水中発掘をやめるように」との連絡が入る。 どうやら江差沖で新たに発見された謎の和船の船箪笥にその理由があるようで、調査チームも困惑する中、ついに調査用ボートの船外機が何者かによって破壊されてしまう。 萌絵と忍は、中止要請を出した者とその目的を探ることになったのだが、謎の和船について調べを進めると、沈没時に〈龕灯と蝋燭〉を積んでいたことが史料から明らかになった。 「としぞうのイクパスイ」と沈没した謎の和船に現れた〈龕灯と蝋燭〉という共通のことば。 幕末の出来事と現代の事件に影を落とす、そのことばの意味は果たして…? 大人気発掘ミステリシリーズ第20弾は果てなき大地へ…北海道編!
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4.3「ユール・ラキス、お久しぶりね。これを機に私と二年くらい婚約しましょう」「分かった。その婚約を受けましょう」 派遣社員だった八瀬咲良は、ある日友人の真砂からお願いを受ける。「異世界に行って二年後に起きる惨劇を止めて欲しい」と。『妖精姫物語』の主人公ローズィアとして新たな人生をスタートさせた咲良を待ち受けるのは、”妖精契約”の失敗により世界が破滅する未来――。一度は失敗し、気づけば二年前に死に戻ったローズィアは、何度もループする悲劇の歴史を打破するため、もっとも信頼する人物に助けを求めた。 ユール・ラキス――ローズィアの幼馴染であり、身分を偽る隣国の王子とともに、咲良はもう一度人生をやり直す。願わくは、死んでしまう運命のこの人も救えるように。 大切な人を救うためには手段を選ばない成り代わり令嬢と、彼女に振り回される不遇な青年の知られざる駆け引きと戦いが幕を開ける。 大ヒット『Unnamed Memory』の古宮九時が贈る、圧倒的に面白いループファンタジー!
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4.3ナチス親衛隊のメンバーの救済を目的とした秘密組織“オデッサ”。その存在は公然の秘密とされている。ルポライターのペーターは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記からその存在を知る。それによると、“リガの殺人鬼”と呼ばれた元高級将校は、今も悠々と生きている。日記のある箇所に注意を惹かれた彼は、憑かれたようにその男の追跡を始めた。だが、それはタブーへの挑戦だった――。国際諜報小説の名手が綿密な取材をもとに描いた傑作長編。 ※この電子書籍は1980年に刊行された文庫に、新たに校正を加えた形で電子版のみ発売。
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4.3母親や職場の人間関係に疲弊しながら生きてきた仲里壱花は、新月の夜に佇む手製本編纂館をたまたま見つける。手製本の魅力に惹かれる壱花は、編纂館に来る客人たちが実はあやかしであることを知り驚くが、壱花の写真の腕を見込んだ編纂館館長の月無恭介に手製本制作の協力を求められることに。この編纂館は、手製本作りを通して今も現世に息づくあやかしたちの心に向き合い、その抱えた<負の気>を浄化する不思議な役目を果たしていたのだ。一見軽薄そうな恭介の真摯な姿勢やひたむきに生きるあやかしたちに、壱花もまた自分自身の人生を重ね、遠ざけていた問題と向き合うようになるのだが、あるとき、恭介自身胸に秘めていた家族との確執により編纂館存続の危機に見舞われることに……。はたして編纂館の運命やいかに!
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4.3何ものにも縛られない自由な娘・遊と将軍家斉の息子・斉道の運命の恋――。 江戸から西へ、三日ほど歩いたところにある瀬田村。そこの庄屋の愛娘・遊は、乳飲み子の頃にさらわれた。15年の時を経て、遊は狼女となって帰還する。一方、家斉の息子・斉道は、身体も弱く、癇癪持ちということもあり、気難しい性格をしていた。ある日、転地療養ということで瀬田村が選ばれ、斉道一行が訪れる。庄屋を訪ねていた斉道が出会ったのは、自由に生きる遊だった。やがて、二人は惹かれ合っていくが――。数奇な運命を辿った遊の凛とした生涯を描く、時代劇版ロミオとジュリエット。
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4.3「おねがい久瀬くん。お金あげるから、わたしと結婚して」 気鋭の新進画家である19歳の鹿名田つぐみと、彼女の絵のヌードデッサンのモデルを務めていた23歳の久瀬葉は、半年前に結婚したばかりの新婚夫婦だ。 幼い頃のある事件で心に傷を抱えたつぐみと、彼女をそのまま受け入れ、美味しい料理に始まり、家事全般を引き受ける、明るくおおらかな葉。 一見仲睦まじい若夫婦だが、実は葉は、つぐみが不本意な見合いから逃れるために3000万円で「買った」偽りの夫であった。 つぐみは百年以上続く旧華族の名家に生まれ、長女として幼いながら懸命に折り目正しく振る舞い、婚約者までいた。 だがある事件をきっかけに心を閉ざし、唯一優しくしてくれた祖父が遺した古い木造平屋の家に逃げ込んだのだ。 以来、画家として生計を立てていたが、新たに舞い込んだひどい見合いを断るために、葉に契約結婚を申し込んだのだった。 ひとつ屋根の下で一緒に暮らすうちに、少しずつお互いに踏み込んでいく、つぐみと葉。 けれど2人の間には、あまりにも重大なある「秘密」があって……。 これは、お金で愛を買った(つもりの)孤独な少女と、買われた(ことにした)魔性的な魅力を持つ青年の、もどかしくて切実な恋のはじまり。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞作!
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4.3外資系ホテルで敏腕ホテルマンとして働いていた入社5年目の高橋治真。彼には、長年胸に秘めていた夢があった。「パイロットになりたい」――。その夢に近づくべく、治真はNAL(ニッポンエアライン)のCA採用試験を受ける。CA配属ではあるが総合職としての募集で、数年勤務した後、希望の部署へ異動できる可能性に賭けたのだ。見事試験に合格した治真は、同期の女性たちと共に訓練期間に入る。 しかし、実は治真には秘密があった。治真の父は、かつてNALで航空事故を起こし引責したパイロットだったのだ。けれど、その事件にはおかしなところがあった――。素性を隠し、有能な「男客」としてスタートを切った治真だったが……。 『校閲ガール』の著者が贈る、笑えて泣ける、新たなお仕事エンタメ小説!
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4.3<< 2022年本屋大賞ノミネート & ブランチBOOK大賞2021受賞 >> ■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■ 『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編8位 週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門6位 「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇8位 『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング4位 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。 怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化!
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4.329歳のフリーデザイナー・小戸森乃々香は、福井の海沿いの町、急勾配の坂の上に建つ祖母宅の管理を頼まれ、思い切って引っ越すことに。 この町には、昔住んでいた。「不倫の子」だなんだと、口さがないことを言われまくって、あまりいい思い出はないけれど――。 心機一転、快適な一人暮らしを満喫しようと思っていた矢先、幼馴染の清志郎が、ふたりの子どもを連れて家にやってきた! しかも祖母からは「一緒に住んでもいい」と許可を得ていると言い出し、なし崩し的に謎の同居生活が始まってしまう……。 嫌な人とはかかわらず、ストレスフリーな生活をしてきた乃々香は、大いに困惑し振り回されるが――!? 「とりあえず。この坂道をわざわざ登ってやってきた相手くらいは、一度迎え入れてみたら?」 人生が変わる。世界が変わる。心がぐぐっとまた、動き出す。 あんまりありふれていない日常が、あなたの心に嵐とときめきを巻き起こす、大人の青春物語。
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4.31億人が読んだ自己啓発の世界的ベストセラー初の文庫化! 茂木健一郎氏大絶賛! 「人間の『やる気』『勇気』『行動力』を考える上での永遠の名著」 [本書の内容] 男は何も聞かずにキューバへ急いだ――。米西戦争時、マッキンレー大統領はキューバのリーダー・ガルシアへ宛てた手紙をローワンに託した。居場所不明のままボートに飛び乗り、4週間後には手紙を届けて無事生還。自国に勝利をもたらしたという。物語を通じ、物事に積極的に取り組む「自主性」、課題に挑む「行動力」の重要性を説く。100年にわたり支持され続け、1億人以上が読んだ自己啓発の世界的名著。解説:茂木健一郎。 [目次] はじめに <第一部 1億人が読んだ物語『ガルシアへの手紙』> 第一章 ガルシアへの手紙 エルバート・ハバード 第二章 解説『ガルシアへの手紙』から学べること <第二部 『ガルシアへの手紙』の主人公、ローワンによる完全実話の手記に学ぶ> 第三章 ローワンの手記 ガルシアへの手紙を、いかに届けたか アンドリュー・S・ローワン ローワンの手記 その1 ローワンの手記 その2 ローワンの手記 その3 ローワンの手記 その4 第四章 解説 ローワンの手記から学ぶべきこと おわりに 付録 エルバート・ハバードの言葉 解説 茂木健一郎
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4.3月岡美琴は、松本市郊外にある梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂勝太郎と共に、膵癌を患い、妻子を遺して亡くなった長坂さんを看取り、誤嚥性肺炎で入院中だが「生大根の子糠漬けなら食べられる」という88歳の新村さんのために沢庵を切る(「秋海棠の咲く頃に」))。秋、循環器内科での研修が始まった桂は、肺炎の疑いで緊急搬送された92歳の女性に3時間延命する処置を下す。その判断は老人の延命治療に懐疑的な通称”死神”こと谷崎医師の教えに反していたが、それは連絡を受けた孫が駆けつけるまでの所要時間だった(「ダリア・ダイアリー」)。”口から物が食べられなくなったら、それが人間の寿命である。その常識を変えた夢の医療器具「胃瘻」”の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族など、地域医療ならではの患者との関わり合いを通じて、月岡と桂は、老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差はどこにあるのか、悩みながら進み続ける。
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4.315世紀末のパリ。ノートル=ダム大聖堂の副司教クロード・フロロは、聖堂前の広場で踊るジプシーの娘エスメラルダに心を奪われ、自分が育てた異形の鐘つき男・カジモドに誘拐させて、わがものにしようとする。しかし間一髪、王室騎手隊の隊長に救われ、エスメラルダはその若き隊長フェビュスに一目ぼれしてしまう。嫉妬に狂った副司教のクロードは、フェビュスを殺し、エスメラルダにその罪を着せ破滅させようとする。一方、エスメラルダの美しさとやさしさにふれ、いつしか愛情を抱くようになったカジモドは、彼女を絶望的な運命から救いだそうとするが――。
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