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「向いてないからやめます」。国政史上、前代未聞の理由で政界を去った元代議士・久野統一郎。竹下派、小渕派を経て「将来、大臣間違いなし」といわれたエリート2世議員である。しかし、本人は“政治家にはなりたくなかった”。不本意ながら政界に入ってしまった男がカネと選挙に翻弄され、奔走した10年間。政治とは? 政治家とは?そして有権者とは? その実態を大宅賞作家が赤裸々に描く必読の政治ドキュメント!
カバー写真(C)FUJIO WADA/SEBUN PHOTO/amanaimages
Posted by ブクログ 2013年09月07日
「政治家に向いていない」という理由で政界を引退した自民党の元国会議員の久野統一郎氏の選挙出馬から引退までを描いている。
統一郎氏の父は郵政大臣を務めた国会議員の久野忠治。
統一郎氏は父の跡を継ぐ気はなかったが外堀を埋められ、立候補した。
この本では国会議員の日常が描かれたいる。昨今世襲議員への非難が...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月20日
父は土建屋から国会議員になり、後に自民党田中派の有力
幹部となった久野忠治。政治家である父の姿を見ながら、
「とても自分には政治家は務まらない」と、息子は思って
いた。
いくつかの転職をし、旧日本道路公団で道路の建設に係わる
サラリーマン生活を送っていた息子に、ある年の正月、父は
頼みごとをした。...続きを読む
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