盤上に君はもういない【電子特典付き】

盤上に君はもういない【電子特典付き】

880円 (税込)

4pt

史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、将棋の名門一家で育った天才高校生・諏訪飛鳥と、体が弱くプロになるための年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者はしかし、デビュー戦を前に姿を消した。観戦記者の佐竹亜弓は彼女の行方を追うが……。

「もう一度、あなたと指したい」。互いに切磋琢磨する若き棋士たちの熱い戦いと、将棋で結ばれる絆に胸を打たれる、愛と情熱の物語。

※電子書籍版特典として、ショートストーリー「序幕 彼女と彼の原初的邂逅」を収録しています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

盤上に君はもういない【電子特典付き】 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この物語は、将棋小説だと思って読み始めたはずなのに、最後にはまったく別の層まで連れていかれてしまった。盤上の勝ち負けや才能の優劣よりも、人が何かを追いかけるときに抱える痛みや祈りのような感情がじわじわと浮かび上がってくる。将棋という競技は相手の心を読み、理解しようとする行為に近いけれど、この作品はそ

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    将棋という世界の過酷さ、精神的に繰り広げられる死闘が繰り広げられ、それに人生を賭けた人たちの物語でした
    最後は泣いてしまいました

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    女性初のプロ棋士をめぐるミステリ。
    あれ、これはミステリではないみたいだか、様々なミステリ的要素もある物語。

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    将棋を題材にした綾崎隼さん著の『盤上に君はもういない』の概要と感想になります。

    将棋。それはチェスやオセロと同じ盤上遊戯でありながら、唯一異なる性質を持っている。

    「将棋だけが奪った敵の駒を味方として使える」

    中学生二年の若さで猛者との試合に勝ち星をあげ続ける竹森。竹森より歳上で将棋の名家に産

    0
    2023年09月30日

    購入済み

    まずまず

    過酷な戦いを続ける棋士たちの話が経糸になり、それに半作の作者得意の恋愛模様を緯糸として絡ませている。将棋界の話は他の様々な小説家がテーマとして取り上げている。それらの作品群と比べると迫力 ワクワク感がやや劣る感じもするが、なかなかの出来である。一方の緯糸側は、ややありきたりのお展開である。竹森名人夫

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    『愛のために生きた棋士』の物語。

    きょうだいの愛、男女の愛、師弟愛、ライバルとの愛、そして親子の愛。

    愛は絆とも置き換えられるかな。
    とくにライバルは。

    女性棋士のライバル物語はどう進むのかなと思ったら、それ以上に壮大な愛の物語だった。

    ある女性棋士が表舞台から消えていた謎。そこに潜んでいた

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    プロ棋士を目指す女性を中心に周囲の人物の視点もしっかり描かれている。将棋を題材にしているだけあって勝負事の厳しさや対局の臨場感、棋風について等、将棋を通じて描かれる人間ドラマを楽しめる内容だったと思います。読み終わってタイトルの意味がわかってくるけど、視点を変えると別の見方もあるのかなと思った。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    今回もすごかった。将棋について全く知らないですが、夢中になって読みました。女性が棋士を目指す壮大な物語と夢への熱い想い、愛を感じられる話でした。 ―私は絶対に将棋を選んだと思う。だって盤上遊戯の王様は将棋だから。将棋だけが奪った敵の駒を味方として使えるからだよ。 ―この世で最も相手を想い合うゲーム

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    将棋に関する物語って、そう言われても面白そうには思わないという人が多数だと思います。
    ちなみに私もその一人でした。

    でも、読んでみればわかるのですが、この本はただ堅苦しい将棋の棋士の話ってわけではありません。
    どちらかといえば、人情味溢れる感動どんでん返しというイメージだと考えてくれると、少しは解

    0
    2023年10月04日

    Posted by ブクログ

    ふたりの天才系女性棋士の誕生から活躍の物語
    もちろん、それだけではないけれど

    1年以上前の「ぼくらに嘘がひとつだけ」が
    はじめて読んだ綾崎さんの作品でした
    やはり将棋界をベースにした少年たちの作品で
    かなり好きだった記憶は残っているんですけど
    こちらの主要登場人物である棋士二人が
    ぼくらに嘘の方に

    0
    2024年09月02日

盤上に君はもういない【電子特典付き】 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

綾崎隼 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す