盤上に君はもういない【電子特典付き】

盤上に君はもういない【電子特典付き】

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、将棋の名門一家で育った天才高校生・諏訪飛鳥と、体が弱くプロになるための年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者はしかし、デビュー戦を前に姿を消した。観戦記者の佐竹亜弓は彼女の行方を追うが……。

「もう一度、あなたと指したい」。互いに切磋琢磨する若き棋士たちの熱い戦いと、将棋で結ばれる絆に胸を打たれる、愛と情熱の物語。

※電子書籍版特典として、ショートストーリー「序幕 彼女と彼の原初的邂逅」を収録しています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    盤上に君はもういない【電子特典付き】
  • タイトルID
    :
    20066442
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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盤上に君はもういない【電子特典付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女性棋士を目指す2人が主人公の物語。人生が丁寧に描かれていて、美しさを感じました。将棋ファンはもちろん、将棋を知らない方や勝負の世界で生きる方にもお勧めです。

    あとがきも泣けます。「囲碁・将棋チャンネル」が出てきてニヤリとしました。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    この物語は、将棋小説だと思って読み始めたはずなのに、最後にはまったく別の層まで連れていかれてしまった。盤上の勝ち負けや才能の優劣よりも、人が何かを追いかけるときに抱える痛みや祈りのような感情がじわじわと浮かび上がってくる。将棋という競技は相手の心を読み、理解しようとする行為に近いけれど、この作品はその“理解する”という営みを極限まで押し広げて、ほとんど愛の形として描いている。

    特にラストで訪れる転換は、物語全体の色を一気に変えてしまうほど強烈だった。勝負小説の熱さから、静かで深いヒューマンドラマへと姿を変える瞬間に、胸の奥がぎゅっと掴まれる。棋譜の向こうに相手や師の影を感じ取るような、将棋の世界にしかない静かな情緒があり、それが将棋を指さない自分にも“とても素敵なもの”として伝わってくる。

    読み終えて残ったのは、勝敗の余韻ではなく、人と人がどこまで理解し合えるのかという問い。その静かな余白が、いつまでも心に染みている。
    本当に素敵な物語だった。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    将棋という世界の過酷さ、精神的に繰り広げられる死闘が繰り広げられ、それに人生を賭けた人たちの物語でした
    最後は泣いてしまいました

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    女性初のプロ棋士をめぐるミステリ。
    あれ、これはミステリではないみたいだか、様々なミステリ的要素もある物語。

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    将棋を題材にした綾崎隼さん著の『盤上に君はもういない』の概要と感想になります。

    将棋。それはチェスやオセロと同じ盤上遊戯でありながら、唯一異なる性質を持っている。

    「将棋だけが奪った敵の駒を味方として使える」

    中学生二年の若さで猛者との試合に勝ち星をあげ続ける竹森。竹森より歳上で将棋の名家に産まれた飛鳥。そして、謎に包まれた千桜夕紀。この3人による壮絶な知略の闘いは、将棋を知らない読者にも一手一手の緊張感を与えるほどに衝撃的で…。

    綾崎隼さんの作品をいくつか読んだ私にとって、前半は「綾崎隼さんらしさ」に違和感を抱きながら読み進めていたのですが、終盤のとある地で明かされる真相と出逢いを知って、「あぁ〜、やっぱり綾崎隼さんの作品だ」と納得しました。

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    ぼくらに嘘がひとつだけを先に読んでしまった。
    諏訪飛鳥と千桜夕妃という棋士を目指す二人の奨励会員をえがく。棋士を目指していても、戦い方も生き方も異なる二人だが、同じ時期に奨励会にいることで、お互いを意識しながら強くなっていく。
    将棋の話ではあるが、将棋とどう向かい合うのか、どう将棋と生きていくのかを描いており、男性目線の将棋の話とは異なる要素が多いと感じた。

    0
    2026年01月26日

    購入済み

    まずまず

    過酷な戦いを続ける棋士たちの話が経糸になり、それに半作の作者得意の恋愛模様を緯糸として絡ませている。将棋界の話は他の様々な小説家がテーマとして取り上げている。それらの作品群と比べると迫力 ワクワク感がやや劣る感じもするが、なかなかの出来である。一方の緯糸側は、ややありきたりのお展開である。竹森名人夫妻のややコミカルな関係を取り上げたほうが良かったのではないかと感じた。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    『愛のために生きた棋士』の物語。

    きょうだいの愛、男女の愛、師弟愛、ライバルとの愛、そして親子の愛。

    愛は絆とも置き換えられるかな。
    とくにライバルは。

    女性棋士のライバル物語はどう進むのかなと思ったら、それ以上に壮大な愛の物語だった。

    ある女性棋士が表舞台から消えていた謎。そこに潜んでいた物語には感動させられました。
    まさか、そんな事だったとは。

    幕間の章で何となく想像させられるが、さらにそこから深い物語が。

    将棋への愛とともに、人と人の間の愛情をここまで強く読ませてくれるのは素晴らしい。

    星5をつけたいところですが、どうも将棋ソフトを盤上に描く棋士のドラマよりも評価している感じがしてしまったのでマイナス1で。
    ソフトを評価することでさらに棋士を際立たせているのかもとも思うが、やっぱりそこが気になったなぁ。
    …………………………………………………………………………………………
    「竹森稜太は離席せず、カンニングせずに、コンピューターと同じ手を指す」

    既に人間よりコンピューターの方が強いのだ。どう考えたって目指すべきはコンピューターであり、師事するべきは将棋ソフトだった。

    人間がコンピューターに勝てないのだから、全棋士の中で、最も将棋ソフトに近い手を指せる俺が最強になるのも必然だろう。
    ……………………………………………………………………………………………

    将棋への愛情が無ければ書けない、素晴らしい作品だとは思う。たとえ演出だとしてもこれは気になってしまった。

    離席とかカンニングは棋界のあの事件を想像させるし、そこを使う必要はあったのかな。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    プロ棋士を目指す女性を中心に周囲の人物の視点もしっかり描かれている。将棋を題材にしているだけあって勝負事の厳しさや対局の臨場感、棋風について等、将棋を通じて描かれる人間ドラマを楽しめる内容だったと思います。読み終わってタイトルの意味がわかってくるけど、視点を変えると別の見方もあるのかなと思った。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    今回もすごかった。将棋について全く知らないですが、夢中になって読みました。女性が棋士を目指す壮大な物語と夢への熱い想い、愛を感じられる話でした。 ―私は絶対に将棋を選んだと思う。だって盤上遊戯の王様は将棋だから。将棋だけが奪った敵の駒を味方として使えるからだよ。 ―この世で最も相手を想い合うゲーム

    0
    2024年08月01日

盤上に君はもういない【電子特典付き】 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    盤上に君はもういない【電子特典付き】
  • タイトルID
    :
    20066442
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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