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Posted by ブクログ
不治の病と隣合わせの恋人たちのお話。
運命の恋をしている。誰が何と言っても。
私も幼い頃から、短命と言われてきた。切られた命の期限を、たくさんの人と延ばし延ばし今日まで生きてきた。
ここ数年、弱り方が激しい。内臓の摘出をした。経過観察していることがある。
心臓の痛みが背中へ抜ける夜が増え、衰弱死を最後に迎えることが、頭でなく身体でイメージ出来るようになった。
でも…私にも好きな人がいる。
彼といる時間が減っていても、私にそんなに今熱心じゃなくても…やっぱり大好きで。昔のように苦しいとは、彼に言わなくなって久しい。ただ。少しでも生きようとだけ。隣りにいたいから。
思ってることは、この小説の中に全部書かれてしまった。ねえ。私、少しでもたくさんあなたの名前を呼びたい。
おそろいのカップを買うのは嫌?
いいよじゃあ、私のを選んでよ。
あなたが選んでくれたんだって
嬉しくコーヒー飲むから。
そんな悪態を優しくつきたくなる。
優しい今日を一日ずつ。
すこしでも一緒にいたいよ。
好きな本を読む時も…自分から声かけてくれるの待つ時も…さみしくて。そして笑っていたくて。愛しています。
ああ、悲しいことなんかどうだっていい。
きみが私といるの、楽しければいいのにな。
私を一番に好きでいて欲しい。
そしたらそれだけで世界で一番幸福なのに。
ひとりに…しないで。
一緒にいる幸福を知ってしまってから。
そんな、わがまま。
私を愛して。
惜しみなくあなたを愛したいから。
Posted by ブクログ
近頃、帯をむしり取りたくなる小説が多くて参ってしまう。
泣きたい時に読んでほしい恋愛小説No. 1ってなに。
本文に素敵な言葉があんなにたくさん溢れているのに、こんな陳腐な言葉で包装しないでほしいなぁ。
ある意味とてもストレートなメッセージが詰まった物語です。もちろんラブストーリーといってしまえばそれまでだけれど、愛は愛でもいろんな愛がきちんと描かれていました。
彼女は、彼は、受け取ったバトンを今後どう繋いでいくのだろうと、少しだけ未来が楽しみです。
麗羅と緑葉にも会えて、緑葉は大人になっても緑葉だなぁとなんだか嬉しくなってしまいました。
綾崎さんはどんな作品を書いていてもきっといつも根底には愛があって、あらゆる形でそれを小説に昇華しているように思えました。ご本人もすごく優しい方ですし、この先もひっそりこっそり応援したいと思います。
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