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大好きな女の子が死んでしまった――という悪夢をみて起きた朝。高校の教室に入った綜士は、ある違和感を覚える。唯一の友人である一騎が、この世界から「存在が消されている」という事実にひとりだけ気付くのだ。綜士の異変を察知したのは、時計部で時空の歪みの真相を追いかける千歳先輩と、破天荒な同級生の雛美。3人はこの世界で起きているタイムリープの謎を解こうと奔走する!
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった〜誰かにオススメしたい、興奮が収まりません!期待しないで、電子書籍値引きだったのでまとめ買いしたのですが、一気に全巻読んでしまった。久々に夢中になって読めました。 学生さんは絶対読んで欲しい。 大人ももちろん!
自分の想いびとが死ぬとタイムリープが発動して過去に戻るという青春小説。 まだまだ謎が多い全4部作の1作目。 序章の序章。 タイムリープをすると近しい人も消えるというなかなか過酷な設定も付与されている。 主人公と先輩はどこまで真相に迫れるか。
あの綾崎隼による新たなタイムリープミステリー。 はっきりいってめっちゃ面白い。 タイムリープというありふれた題材と、どこにでもいるような平々凡々な主人公と、そしてヒロイン。 惹き込まれる物語。 正直おもしろい。 第一幕、失敗。 第二幕へつづく。 P.S.表紙の人物は誰なのでしょ...続きを読むう?
期待通りの綾崎さんワールド。 どこまでもはらはらとさせてくれました。伏線がたくさん張られていてこれからどう回収されるのか、主要人物たちがどう動いていくのか楽しみです。 花鳥風月シリーズやチルドレンシリーズとはまたちょっと変わった、けれどもほのかに苦く、甘く、そしてミステリーな新しい幕開けかと。
何かを代償にタイムリープを繰り返し、最後に残るものは『希望』なのだろうか。 綾崎隼さんの『君と時計と嘘の塔 第一幕』は、高畑京一郎さんの『タイムリープ』や筒井康隆さんの『時をかける少女』に似た面白さを感じますね。続きが気になります。 概要(ではなく、脳内妄想)です。 「小学生のとき、俺はクラス...続きを読むメイトに注目されるアイツが嫌で、ちょっとしたイタズラを考えた。 でも、それが一生の後悔になるなんて、全然分からなかったんだ。 許してもらえなくていいから、せめて一生をかけて守らせてほしい。お願いだ、この手をつかんでくれ、芹愛(せりあ)。」 感想です。 綾崎隼さんは、恋愛要素や若者たちの暗い部分を描いた作品が多い印象で、本作も可愛げがない卑屈な主人公が中心となり、タイムリープした過去(未来?)で芹愛(せりあ)を助けたいといったSF要素が入った作品となります。 その二人だけなら高畑京一郎さんの『タイムリープ』に近いのですが、何かの伏線なのか、主人公を支える千歳先輩や面倒な同級生の雛美の存在感が強く、今後の展開が気になってしまうところです。 全4巻(第四幕)で完結となる既刊作らしいため、続きも早めに読みたいです♪
4部作の序盤。 以前に1部だけ購入したが、続きが気になるけど手元にないのもな……と思い、全部揃えてから読み始めた。正解。
千歳先輩がいい。ロジカルなのに熱血。 タイムリープに関して明確な発生理由が存在していたり、単純に能力を持った人間が自由に発動させていないところが個人的に新鮮でいいなと思う。 いつか5年前に巻き戻って2人もやり直せたりするのかしら。それは無理なのかな。
序章。 多くの謎が散りばめられていて、どうなるのだろう(多分続くから…と予想しつつも)とそわそわしながら読んでとりあえず。 続きが早く読みたい。 こういう青春の雰囲気とタイムリープが大好物。 四部作らしいのでまとめて読みたいけど、出るたびに読んでしまうだろうなぁー。 多くの謎の答えとこれからの展...続きを読む開が楽しみ。
献本に当選しました。初めてです。とてもうれしいです。 最初の小学生の件も、タイムリープをするたびに起こる不可抗力なリスクもとても苦しい。第1幕となっていたので続くことは覚悟の上だったけど、この終わり方は精神的にきつい。まだまだ登場人部には秘密がありそうなのと、最終的に彼女を救うことはできるのか、気に...続きを読むなることはたくさんあります。。出来ることなら二人の関係が良好になりますように。
想い人が死ぬと同時にタイムリープが発生し、改変後の世界では自身の周囲にいる最も親しい人間が消失するというアイディアは興味深い。失敗が許されず、親しい人間をまるでシューティングゲームのような残機としてカウントするのは面白いが、作品全体に漂うのは不協和音のような陰鬱さとウエットな感情が先走るばかりで、い...続きを読むまいち緊迫感や残酷さには欠けると思った。歪んだ関係はこの作者の持ち味なのであろうが、主人公には感情移入できず、タイムリープして想い人や親友を救うことに切迫した感情を感じないのもまた事実だ。やはり独りよがりな面が鼻についてしまって、高校生はまあこんなものなのであろうが、それにしてもその自分語りの多さが作品全体の足を引っ張っているように感じてしまう。また設定したルールがエグいわりには、タイムリープに付き物の理不尽さや残酷さも感じず、選択の重要性も現時点では無い。不意の事故で亡くすのと何も変わりがないように思ってしまった。オチも予想通りといえば予想通り、主人公の心に食い込んでいた親が消失したわけだが、これなら友人二人のどちらかが消滅したほうが面白かったように思う。同じくタイムリープしたヒロインはともかく、変わり者の先輩が例外というのはいただけない。まあ次巻以降に持ち越しのネタなのかもしれないが、第一巻の時点ではほぼ想定内の出来事ばかりで驚く部分はなかった。
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