アイの物語

アイの物語

1,089円 (税込)

5pt

数百年後の未来、機械に支配された地上で出会ったひとりの青年と美しきアンドロイド。機械を憎む青年に、アンドロイドは、かつてヒトが書いた物語を読んで聞かせるのだった――機械とヒトの千夜一夜物語。

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アイの物語 のユーザーレビュー

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    購入済み

    特に第6話がいい

    おそらく作者山本弘の代表作と思う。この作者の小説は時々説教臭が鼻につくことがあるがこの本はその点が薄めで読みやすい。
    特に最近進歩が顕著で身の周りにあふれ出し始めているAIの未来像 その光と影を描き出し問題提起している。もちろん単なる啓発書ではなくSF小説としても素晴らしく面白い。特に第6話の最終

    1
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    SFが苦手な私でも楽しく読める作品でした。アイビスが読んだ物語、どれも好きだけど、特に「詩音が来た日」が好きでした。介護業界で働く身としては、ぜひ実現してほしいな。長編小説としても、短編小説としてもおもしろかったー。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    アンドロイドと人間に関するお話。
    短編集と長編が混じったような形で、読み進めていくにつれて、物語の世界観とアンドロイドの目論見が明らかになっていくので非常に面白い。
    「詩音が来た日」は特に好き。面白いだけでなく考えさせられる内容。読み終えた後、瑠璃色の地球を初めてフルで聞きました。
    2000年代の美

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    マシンが君臨する未来の地球。アンドロイドが僕に語るのは、人間とロボット(AI)の関係性の物語。
    過去に発表した短編を組み込む構成のすごさ。ヒトとは何かをマシンとの関係性から見出す。絶望の遙か先にある希望を掴むのは物語(フィクション)の力。それが嬉しい。

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    人類が衰退しマシンに支配された世界で
    語り部である「彼」はアイビスというマシンに物語を聞かせられる
    その目的とはなんなのか

    物語はフィクションであり真実ではない、が真実以上の力がある。
    人間はフィクションの中で生きている
    外界を内面に映し出し、それを主観的現実と認識して行動や思考を決めている。

    0
    2021年02月26日

    Posted by ブクログ

    人類が衰退したあとの世界で、主人公とアンドロイドのアイビスが出会うところから物語が始まる。アンドロイドを憎む主人公にアイビスが話したのは、いくつかの物語だった。

    この作品は、作者の過去作をアイビスが語るスタイルで読むことができる短編集であり、話が繋がることで長編になるように構成されています。

    0
    2020年12月08日

    Posted by ブクログ

    豊崎由美のあとがきに共感する。
    山本弘は物語で世界を変えようとしている。
    『アイの物語』は強いメッセージのこもった本だ。

    あらすじの通り、アイビスが読み聞かせるのは6つの物語。

    「宇宙をぼくの手の上に」
    「ときめきの仮想空間」
    「ミラーガール」
    「ブラックホール・ダイバー」
    「正義が正義である世

    0
    2020年10月07日

    Posted by ブクログ

    #日本SF読者クラブ 自殺騒動も記憶に新しい山本弘氏の作品。人類が衰退し、マシンたちが繁栄する、まるで「ターミネーター」のような未来の地球(ここ重要です)。美しい女性型アンドロイドに囚われた「僕」。彼にいくつかの物語を聞かせるアンドロイド「アイビス」。そう未来の千夜一夜物語だ。

    そもそも本作は、作

    0
    2020年10月04日

    Posted by ブクログ

    いやー本当に久々に興味をそそられた!!この本でのアイとはAIで人工知能の物語。
    普通のSF小説だと思っていたら何とも唸ったです。
    自分の人工知能に対して無知な事と、いかに人間は論理的でないかと思い知らされた。そして人間は感情の生物だと痛感!
    物語は基本的に短編集だけど、主人公達が短編を論じていくので

    0
    2019年06月23日

    Posted by ブクログ

    アンドロイドの語り部が人間の聞き手に過去の物語を読み聞かせる、未来版『千夜一夜物語』という表現がぴったりな一作。『ターミネーター』しかり『マトリックス』しかり、いつの時代もSF作品内でのロボット、機械、アンドロイドは人間を脅かす存在だった。本作もその例に洩れず、機械の反乱によって荒廃してしまった近未

    0
    2019年05月30日

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