MM9【文庫版】

MM9【文庫版】

715円 (税込)

3pt

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“特異生物対策部”、略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に正体の特定、そして自衛隊と連携するべく直接現場で作戦行動を執る。世論の非難を浴びることもたびたびで、誰かがやらなければならないこととはいえ、過酷で割に合わない任務だ。それぞれの職能を活かし、相次ぐ難局に立ち向かう気特対部員たちの活躍を描く、本格SF+怪獣小説!

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  • MM9【文庫版】
    715円 (税込)
    地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“特異生物対策部”、略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に正体の特定、そして自衛隊と連携するべく直接現場で作戦行動を執る。世論の非難を浴びることもたびたびで、誰かがやらなければならないこととはいえ、過酷で割に合わない任務だ。それぞれの職能を活かし、相次ぐ難局に立ち向かう気特対部員たちの活躍を描く、本格SF+怪獣小説!
  • MM9 ─invasion─【文庫版】
    865円 (税込)
    地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、人を守るため昼夜を問わず駆けまわっている。7年前に出現した、少女の姿をした怪獣6号“ヒメ”。眠りについたままのヒメを移送中のヘリが、突如飛来した青い火球と接触、墜落する。それと相前後して、つくば市に暮らす高校1年生、案野一騎の頭の中へ少女の声が呼びかけてきた。それは、宇宙怪獣の地球襲来を警告するものだった! 本格SF+怪獣小説の傑作『MM9』第2部。
  • MM9 ─destruction─【文庫版】
    896円 (税込)
    地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された特異生物対策部、略して“気特対”が日本を守るべく駆けまわっている。スカイツリーを襲った宇宙怪獣を辛くも撃破してから二日。一騎と亜紀子、悠里とヒメは茨城県内のとある神社に護送された。そこで出会った美少女巫女ひかるはヒメとの意外な関係を明かす。一方、日本近辺には透明怪獣が次々と出現。その裏には、地球侵略をたくらむチルゾギーニャ遊星人の恐るべき目論見があった……。最強の宇宙怪獣を前に人類は? 本格SF+怪獣小説『MM9』第3部!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

MM9【文庫版】 のユーザーレビュー

怪獣と聞くと幼き日を思い出しますが、本作は驚くほど綿密に練られた大人のSF小説です。怪獣がシリアスな災害として描かれ、“特異生物対策部”が怪獣の出現予測や対策を講じる……まさに「プロフェッショナル!」な仕事ぶりの隊員達が実に熱い!
法律や世論などの兼ね合いで判断・決定がスムーズにいかないもどかしさは『図書館戦争』などにも通じるものがあります。経済への影響や動物愛護の声も無視できず、危険度が分かるまで退治に踏み切れないといった現実的な描写には妙にソワソワ……。
怪獣については実際の神話や伝説、伝承などを絡ませることで深みを増し、雰囲気を損わないまま説得力も演出。対怪獣の武器描写も詳細です。無反動砲「カールグスタフ」使用上の注意や装甲貫通のメカニズム「モンロー効果」まで言及されていたことには心底驚きました!(マニアックな感動で失礼;)
現実的な展開で怪獣対策を行うSF作品、大人になった今だからこそ読んで欲しい一作です。

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    ずっと読みたいと思っていた怪獣小説。とても面白かった!科学も物理学も数学も民俗学も宗教も使って怪獣を研究、特定、対策を練る気象庁特異生物対策部の活躍はカッコ良かった!

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    Posted by ブクログ 2014年02月26日

    怪獣系のSF(?)。地震や台風と同じように、自然災害の一つとして「怪獣災害」が存在するパラレルな日本で、怪獣対策に携わる気象庁の人達の話。科学的には存在できないはずの怪獣が何故存在できているのか、という理由付けがある理論として提示されるのですが、その理論を用いて「怪獣と人間が同時に生きる世界」観がし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月15日

    これは僕のツボでした。
    ウルトラQやウルトラマンで子供時代を過ごした身としては、怪獣ものSFはたまりませんね。
    しかも、物理学的、生物学的に「怪獣」の存在はありえないと、「空想科学読本」などで指摘されていることを、「多重人間原理」という非常にSF的な仕掛けでうまく(?)説明し、単にファンタジーとして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月16日

    おたくごころ満載、怪獣パロディ本格的SF小説。ウルトラマン世代の私には物凄く面白かったです。「ヒメ」のエピソードは最高!続編に期待!

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    Posted by ブクログ 2011年06月09日

    怪獣特撮ものなんだけど、風評被害とかについても書かれていて大震災後に読むと、感慨深い。隅々までちゃんと設定がされて面白かった。

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    Posted by ブクログ 2013年02月14日

    軽めの文体だったのであまり期待せずに読み始めましたが、最終話が終わる頃には「怪獣大国」という設定にも馴染み、続編のチェックまでしてしまうほどに。
    エンタメ性とSF的な理屈付けのバランスが良いです。読後、NOVA1で月面ミステリを書いていた著者だと知り、妙に納得しました。
    “人間原理”という言葉は初め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月24日

    自然発生する怪獣に立ち向かうのは気象庁所属の気特対。宇宙物理学者が理論的な肉付けをする。二体目の怪獣が...。こんなのもありか。シリーズ化されてるようなので後の話もたのしみ。

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    Posted by ブクログ 2012年09月13日

    この本は面白い。面白いが、人に勧める時にちょっと困ってしまう。「怪獣」という単語を使うだけで、「いい年してそんな本を…」と思われてしまいそうな気がするからだ。そうじゃない、そういう本じゃないんだ! でも上手く説明できそうにもなくて口をつぐんでしまう。でも面白いんだよーう。騙されたと思って読んでみてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月04日

    幼少期、円谷プロの作品をみて育った私には
    たまらない作品であった。
    妙にリアルに感じられるくらい体験感がある怪獣話に、
    わくわく。
    ドキドキ、時には涙しながら、ウルトラマンシリーズを見ていた
    幼いころの記憶がよみがえります。

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    Posted by ブクログ 2012年02月24日

    タイトルからはギャグなのかシリアスなものか分からずになんとなく買ってしまいましたが、これがシリアス過ぎるものでした。
    MM=モンスターマグニチュード。世界中に自然災害と同じように怪獣が出現する日本。
    様々な怪獣が登場するモンスター小説でした。

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