オデッサ・ファイル
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オデッサ・ファイル

1,540円 (税込)
1,078円 (税込) 12月11日まで

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ナチス親衛隊のメンバーの救済を目的とした秘密組織“オデッサ”。その存在は公然の秘密とされている。ルポライターのペーターは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記からその存在を知る。それによると、“リガの殺人鬼”と呼ばれた元高級将校は、今も悠々と生きている。日記のある箇所に注意を惹かれた彼は、憑かれたようにその男の追跡を始めた。だが、それはタブーへの挑戦だった――。国際諜報小説の名手が綿密な取材をもとに描いた傑作長編。

※この電子書籍は1980年に刊行された文庫に、新たに校正を加えた形で電子版のみ発売。

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オデッサ・ファイル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ”オデッサ”とは、ナチス親衛隊(SS)のメンバーの救済を目的とする秘密組織のことである。
    ルポライター、ペーター・ミラーをオデッサと結びつけたのは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記だった。それによればリガの殺人鬼と異名をとったナチ収容所長、ロシュマンは、今もドイツに生きているという。
    日記のある箇所がミ

    0
    2019年03月29日

    Posted by ブクログ

    ケネディ暗殺のニュースから始まって、ユダヤ系ドイツ人の老人の自殺、その日記のあたりでかなり凹んでしばらく放置してたけど、面白い。60年代が舞台で70年代初めに書かれた小説らしいけど、テンポがよくてさすが名作と言われる社会派ミステリー。実話や実際の人物も多くて、どこからどこまでが本当なのか、よくわから

    0
    2016年05月08日

    Posted by ブクログ

    オデッサを執拗に追う主人公の動機に曖昧さを感じるも、ラストで納得。
    やはり個人の恨みがなによりも強い。

    0
    2012年08月15日

    Posted by ブクログ

    数あるフォーサイスの作品の中で、個人的にはトップクラスに好きなもののひとつである。ドキュメンタリー的な迫力では「ジャッカルの日」に及ばず、スケールの大きさでは「悪魔の選択」 にはかなわない。現代的なトピックスとしてなら「神の拳」等が上だろうし、作品としての余韻ならむしろ短編を勧めたい。

    もちろん、

    0
    2011年07月09日

    Posted by ブクログ

    高校の時に読んだ本 フレドリック・フォーサイスの小説の中では一番好きです。ナチスの親衛隊を追い詰めていくのはスリルがあって最高です。 自分的には主人公の彼女がストリッパーってのがちょっと。。。。でした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    戦後のナチスの秘密組織という大きな背景を持つ問題に一人で切りかかる勇敢な記者の手に汗握るサスペンス。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    最後の最後でストーリーをど〜〜んと上げてしまうような展開。
    何冊か、彼の本を読んだけど最初の書き出しの頃から、わざと抑えて書いてるのかな?
    それを狙っているのかな。
    私は、彼の本で泣いてしまいました。
    海外作家の方は、風景や建物、周りの景色や感情など、とっても詳細に情景を書くみたいです。
    そうすると

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    フリーのルポライター・ミラー。取材力を生かして収容所の所長として悪行の限りを尽くしたSS大尉ロシュマンを追ううち、SS隊員を支援する組織オデッサに、イスラエル諜報機関の陰の協力により、潜入に成功。しかし、潜入も早々にミラーの不注意により、その正体は露見しオデッサの処刑人に追われることになるのだが……

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    1972年の世界である・・フォーサイスの視点、執筆は何処までが事実でどこからがフィクションか混然となっていることは重要なキーポイント。

    当時、アルツハイマーになって行った亡き父が「こんな面白い小説はない」と絶賛しており、20歳台で読んだ記憶がある・・がちんぷんかんぷんで私の孫綱頭では分析、玩味不可

    0
    2022年06月15日

    Posted by ブクログ

    一人の青年ルポライターが戦後のナチスドイツの親衛隊の救済組織に鋭く迫っていく。モサドやユダヤ人側の訴追組織の思惑が複雑に絡む中、中核へと一歩一歩近づく程に高まるスリルは本書の醍醐味である。

    後年のフォーサイスの作品と比較するとプロットの緻密さにおいてはやや欠けるが補って余りあるテーマの深みがある。

    0
    2013年08月15日

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