太陽を背にうけて

太陽を背にうけて

1,034円 (税込)

5pt

4.3

ライフ・イズ・ワンダフル!

「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの著者による、感動の人間讃歌!


仕事一筋で家庭を顧みなかった報いなのか――。ファミレス経営会社の管理職を勤め上げ、定年退職したその日、里村乙彦を待っていたのは妻からの離婚届だった。絶望の中で酒に溺れた里村は、娘に促されて再起を決意する。場所は日本第二の高峰、南アルプス北岳にある肩の小屋。標高三千メートルの過酷な環境の中、二代で山小屋を守る管理人親子と個性的なスタッフたちに見守られ、里村は苦難の中で人生のやり直しを目指す……。

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太陽を背にうけて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は定年退職とともに妻から離婚を切り出され、己の居場所をなくした里村乙彦。
    娘に促され、一念発起し酒浸りの生活を断ち、北岳肩の小屋で働くことになる。過酷な環境の中、やることなすこと不器用で失敗続き。
    しかし、その必死に頑張る姿を山小屋管理人親子やスタッフたちが温かく見守る。
    主人公里村の行動とと

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    表紙の山に惹かれて購入。山小屋で働く人たちが悩みを抱えながら生活しており、登場人物に共感することができた。登場人物のほとんどがいい人なので、ほっこりとした気持ちで読み進めることができました。
    山での生活や景色が想像でき、爽やかな気持ちにさせてくれる作品でした。

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    山と人の物語。

    定年退職の日に妻から離婚届を突きつけられた里村乙彦は、絶望の中で酒に溺れるが、娘の助言で再起を決意。南アルプス北岳の山小屋で、管理人親子やスタッフと共に過酷な環境の中で新たな人生を歩み始める。

    山っていいなあと思える作品。
    山で働いてる人が素敵なのか、山で働くから素敵になるのか。

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    樋口明雄『太陽を背にうけて』角川文庫。

    仕事一筋で家庭を顧みなかったことから、定年を機に妻に離婚され、酒に溺れた男性が再起を決意し、南アルプス北岳の山小屋で働きながら人生の再生を果たすという物語である。タイトルの『太陽を背にうけて』はジョン・デンバーの名曲から。

    読後には、昔の日本映画を観終えた

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    どこかでボタンをかけ違い、多くの物を失った退職後の男性が、山小屋で働き始め、自分を取り戻していく姿が描かれている。
    下界で失ったと感じたことは妄想だったのか。そもそも下界で手に入れたと思っていたことが妄想だったのか。
    厳しい大自然の中で生きる人の優しさに触れ、自然の中に溶け込むような生き方を見出して

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

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    「南アルプス山岳救助隊K-9」
    シリーズの著者による、感動の人間讃歌!

    ライフ・イズ・ワンダフル!

    65歳。退職後に残された人生には絶望しかなかった。
    しかしこの山小屋だけは、彼を優しく受け入れてくれた。
    ----------

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    定年退職した彼が働くのは
    富士山に次ぐ標高の山にある山小屋
    何があって? なぜそこで?

    やや田舎に住む私には普段見ることの出来ない高さ3,000mの風景が
    天候の良いときも悪い時も美しく感じる

    多くの登山者や山小屋で働くスタッフ
    それぞれに歩いて来た道があり
    歩いて行く道がある

    私の道を楽

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    しばらくK-9のシリーズから離れていたら、こんな作品が出ていることを偶然知った。

    仕事一筋で家庭を顧みなかった報いなのか――。ファミレス経営会社の管理職を勤め上げ、定年退職したその日、里村乙彦を待っていたのは妻からの離婚届だった。絶望の中で酒に溺れた里村は、娘に促されて再起を決意する。場所は日本第

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    主人公の里村乙彦は、ファミレスを営む会社で手腕を振るった管理職だったが、65歳で定年を迎える。
    帰宅した里村は、その日に妻の紀代実からいきなり離婚届を渡される。
    理由が理解できない里村は茫然自失となるのだが、考えてみると妻の言い分も渋々理解する。
    要は家庭を顧みず、仕事最優先で生きてきた40年近くの

    0
    2025年04月04日

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