狼は瞑らない

狼は瞑らない

1,012円 (税込)

5pt

佐伯鷹志は、かつて警視庁警備部警護課に在籍し、SP(セキュリティー・ポリス)として、政治家の警護をしていたエリート警察官だった。いまは一線を退き、北アルプスと立山連峰に挟まれた、広大な山岳地帯で遭難者を救助する、山岳警備隊の隊員となって久しい。その佐伯を狙う謎の暗殺集団。彼らは、警察と政界の闇の部分を知りすぎた佐伯を消すために送り込まれた、“掃除屋”と呼ばれる男たちだった。そして、幾重にも張りめぐらされた非常の罠。風速四十五メートルの大型台風に襲われ、下界と完全に弧絶した、標高二千メートルを超える険峻な山岳地帯を舞台に、過去を背負った男たちの、決死のサバイバルが始まる!

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狼は瞑らない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    決して女には立ち入れない男達の世界。
    警視庁警備部に在籍しSPとして、エリート警察官だった佐伯。

    その佐伯が、なぜ山岳警備隊に??

    キャリアを捨て山岳地帯で遭難者を助ける佐伯が
    次から次へと命を狙われ羽目に・・・。

    雪山で繰り広げられる死闘。
    仲間の死。
    しつこい程、追いかけてくる奴等。

    0
    2019年06月05日

    Posted by ブクログ

    結構なボリュームで、登山しないのでよくわからない部分もあったけど、それを差し引いても手に汗握る展開でおもしろかった。主人公も仲間たちもかっこよかった。その後がどうなったか気になる。

    0
    2013年07月29日

    Posted by ブクログ

    『天空の犬』の著者、樋口明雄の本。『天空の犬』程ではないが、山の描写はこの頃からすごかった。『天空の犬』とは少々違い、この本はミステリーの側面が強い。準主人公の杉浦が実は…半分過ぎたくらいからどんでん返し。警察小説はそんなに読んでるわけでもないけど度肝を抜かれた。

    0
    2013年04月18日

    Posted by ブクログ

    売らない。また読むから。

    よく登場人物をイメージの合う俳優やらに置き換えるんだけど、
    佐伯-竹野内豊で読みました

    嫁にすすめたら速攻読み終えてた

    「佐伯のイメージ誰?」

    「私は遠藤憲一!」

    「....」

    0
    2012年03月18日

    Posted by ブクログ

    初めて樋口明雄を読んだ。

    本書は面白すぎる!!
    一気に引き込まれて、そのまま読破してしまった。

    主人公佐伯もカッコいいが、彼の同僚である山岳警備隊もとても良い。
    腐った政治家に翻弄される主人公。
    是非とも続編を書いて欲しい一冊です。

    0
    2010年11月22日

    Posted by ブクログ

    大自然の猛威、命を賭けた男達の絆、信頼、裏切り。
    久々に小説読んで号泣…
    興奮と、そして余韻がいつまでも残る。

    0
    2010年03月02日

    Posted by ブクログ

    雪山で繰り広げられる死闘には、書を置く能わずの感。
    「興奮、興奮、また興奮」との賞賛も頷ける迫力。
    かつてSPとして政治家を警護していた時に負傷し一線を退き、今は遭難者を救助する山岳警備隊の一員の佐伯。
    警察と政界の闇の証拠を握っている彼を、警察庁直属の”殺し屋”が襲う。佐伯の属する警備隊の中にも彼

    0
    2022年02月28日

    Posted by ブクログ

    この作者の山岳小説を、最近読みあさっているが、どれも引き込まれる。
    本作は、複雑な過去を持つ男達の、心の奥の暗く重たいものが山で生きることによって浄化されているようで感情移入できた。
    (文庫ではなくハードカバーにて)

    0
    2020年04月08日

    Posted by ブクログ

    正統派冒険小説
    山岳冒険小説の傑作。
    ハラハラ、ドキドキ。
    無骨な男の生き様を周囲の個性豊かな男たちが際立たせる。

    面白かった!

    0
    2019年07月16日

    Posted by ブクログ

    中々読み応えがあります。

    折角の山岳小説なので、
    雪山での攻防が、もう少し分量が多いと、
    もっと満足感は高いと思います。

    この手の作品に有りがちな、
    内通者も存在し、手に汗握る物語になっています。
    映画とかになれば、面白そうなんですけどね。

    0
    2013年10月03日

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