標高二八〇〇米

標高二八〇〇米

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

3.3

「目がおかしくなったみたい。景色がぶれて見える」―標高3193メートルの南アルプス北岳山頂に立ったとき、息子・涼に高山病の兆候がみえ始めた。早めの下山を決意した父の滝川だが、途中で立ち寄った山小屋には誰ひとりとしていなかった。いったいこの山で何が起こったのか―?想像を絶するカタストロフィを描いた表題作など8篇の怪異譚にくわえ、新作『闇の底より』を特別収録!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    標高二八〇〇米
  • タイトルID
    :
    1583766
  • ページ数
    :
    379ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

標高二八〇〇米 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山岳小説あり、怪異譚あり、ホラーあり、SF小説ありと、まさにバラエティーに富んだ短編集。
    著者の作品で読んでいるのは、南アルプス山岳救助隊K-9シリーズや山岳冒険小説なので、本書もその類いと思っていた。しかし解説を読むと、著者は怪奇ホラー長編も物しているようだ。
    本書で印象深いのはやはり、表題作の『標高二八〇〇米』とその続編『リセット』。
    ある日突然、標高2800mより上にいた人間だけが生き残り、それ以外の人間が消失してしまう。残された主人公たちの孤独で絶望的な日々が綴られる。
    この状況に著者は、原発問題を絡めて、単なる消失劇とはしていない。
    人類は地球にとって、当初は良性の腫瘍だったが、今では悪性の腫瘍=癌であり、そのきっかけは核エネルギーの発見だったと、登場人物に言わせている(『渓にて』で、俺たち一人ひとりの人間の中に、破滅のプログラムが密かに内包されていたからに他ならない、と記されている)。
    やがて、生き残った人間も、制御を失った原発の放射能汚染により次々と死んでゆく。そんな中で、こんな状況に陥らないためには、「身の程を知ることだよ」と、一人の人物が語り、現代社会のリセットを促す。
    他の作品で、ある人物に「人間は欲と傲慢さを捨てて、そろそろ謙虚さを学ぶべきなんだ」と言わせていることに通じる考えではないか。
    南アルプスの麓で暮らし、現代文明への懸念を抱く著者の思いでもあるのだろう。

    0
    2021年05月06日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに樋口明雄作品を読んだ。
    初めて読む短編集。

    山が舞台のものもあれば、そうでない物もある。
    こんなSFやミステリーを書く作家だとはしらなかった。
    それぞれがちょっと怖い作品。
    個人的には、連作となる標高二八〇〇米とリセットが良かった。

    収録作9作品
    モーレン小屋、屍山、渓にて、霧が晴れたら、標高二八〇〇米、闇の底より、最終電車、夜よりも暗い影、リセット

    0
    2014年12月12日

    Posted by ブクログ

    「狼は瞑らない」の山岳サスペンスのイメージで読み始めたら全然違った。ホラー・SFの短編集だった^^;
    どれも明るい兆しがありそうな感じで終わるけど、でもそれでも悲しいし切ない。。希望よりも切なさの方が残った。

    0
    2013年08月16日

標高二八〇〇米 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    標高二八〇〇米
  • タイトルID
    :
    1583766
  • ページ数
    :
    379ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

徳間文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

樋口明雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す