標高二八〇〇米
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標高二八〇〇米

660円 (税込)

3pt

3.3

「目がおかしくなったみたい。景色がぶれて見える」―標高3193メートルの南アルプス北岳山頂に立ったとき、息子・涼に高山病の兆候がみえ始めた。早めの下山を決意した父の滝川だが、途中で立ち寄った山小屋には誰ひとりとしていなかった。いったいこの山で何が起こったのか―?想像を絶するカタストロフィを描いた表題作など8篇の怪異譚にくわえ、新作『闇の底より』を特別収録!

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標高二八〇〇米 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    山岳小説あり、怪異譚あり、ホラーあり、SF小説ありと、まさにバラエティーに富んだ短編集。
    著者の作品で読んでいるのは、南アルプス山岳救助隊K-9シリーズや山岳冒険小説なので、本書もその類いと思っていた。しかし解説を読むと、著者は怪奇ホラー長編も物しているようだ。
    本書で印象深いのはやはり、表題作の『

    0
    2021年05月06日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに樋口明雄作品を読んだ。
    初めて読む短編集。

    山が舞台のものもあれば、そうでない物もある。
    こんなSFやミステリーを書く作家だとはしらなかった。
    それぞれがちょっと怖い作品。
    個人的には、連作となる標高二八〇〇米とリセットが良かった。

    収録作9作品
    モーレン小屋、屍山、渓にて、霧が晴れた

    0
    2014年12月12日

    Posted by ブクログ

    「狼は瞑らない」の山岳サスペンスのイメージで読み始めたら全然違った。ホラー・SFの短編集だった^^;
    どれも明るい兆しがありそうな感じで終わるけど、でもそれでも悲しいし切ない。。希望よりも切なさの方が残った。

    0
    2013年08月16日

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