伊藤計劃の作品一覧
「伊藤計劃」の「虐殺器官」「ハーモニー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤計劃」の「虐殺器官」「ハーモニー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
武蔵野美術大学美術学部映像科卒。『虐殺器官』でデビュー。2009年『ハーモニー』で第30回日本SF大賞、第40回星雲賞日本長編部門を死後受賞。 2010年同作の英訳版がアメリカでフィリップ・K・ディック記念賞の特別賞を受賞。『屍者の帝国』(円城 塔と共著)、『METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS 』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
かなり久々の再読。
まずこれがデビュー作ってのが、作家のセンスが計り知れない…。その世界観に圧倒的に引き込まれる。
難しい用語とかも多々出てくるけど、難解ではないから読みやすい。
考えさせられる事が多すぎて、言葉で感想を纏めるのが特に難しい作品。
■言葉は毒にも薬にもなる
■他人の犠牲の上に成り立つ普遍の生活
■罪と罰とは?そして赦しとは…
ラスト、
ルツィアと対話できていたならば、ああはならなかったのだろうと思うと…うーん。
でも自分で決断を下したのだから、彼の物語としてはこれで良かったのかも。
しかし母の中に彼の姿が無かったのには、あまりにも物哀しい………言葉にならない。
Posted by ブクログ
虐殺器官とハーモニーどちらも読むことが良い。とても良かった。
精神(質的)と肉体(物質的)について。
何となく自分がさも当然のように精神が肉体より、大切な概念であると思っていたことに気づかされた。そもそもその前提自体、私が勝手に思っていたことだったなぁ、と。
解析されてしまっていろんなことが分かってしまった。
私たちは「ただの生物」なのに。
そこにあるものは何も意味がなくって、意味とはそもそもあるものではないのに。意味は主観でつくるもの。
だから、そのままでいいのだけれど、なかなかそうもいかないエゴとか欲とかそういうものが、なんだかねぇ、と。
正解もないしそういう風に考えるものでもないんだ
Posted by ブクログ
伊藤計劃さんのこの短編集もとても面白かったです。
この小説の題名にもなっている『The Indifference Engine』を読んでいて、ふとしたサプライズがありました。
『虐殺器官』を先に見た人には嬉しいサプライズだと思います。
黒く動く生物のような機械って言葉を見つけてから似てるなって思っていたのだけれど、同じ世界の話だったのには驚きました。
『Heavenscape』は短編でありながらもとても考えさせられるお話でした。
頭お花畑でわかった風に平和を歌う奴等ほど薄情な奴等はいない。
勝手に自分達の理想を押し付けてきて、立場が悪くなるだけで直ぐに逃げ出す。
私達は何もやっていない
Posted by ブクログ
作者の作品に共通して言えることですが、難しい単語や見慣れない言葉が多い。それら全てを理解しようとすると大変なのでわからないものはわからない、と飛ばしながらエンタメ要素を楽しむ形で読みました。側から見たら浅い読書になっているかもしれませんが、ちゃんとおもしろかったと思えているので自分としては満足。
『Tne Indifference Engine』
戦争が終わった五秒後に友達を目の前で亡くした主人公。彼の中で続く戦争を終わらせるために施された「心の注射」が、皮肉にも新たな惨劇を生む。
戦争に振り回される主人公が戦時中との変化やギャップを目の当たりにする度に胸の辺りがぎゅっとした。作中わか