虐殺器官

虐殺器官

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作品内容

9・11を経て、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう……彼の目的とはいったいなにか? 大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは? ゼロ年代最高のフィクションが電子書籍版で登場。

ジャンル
出版社
早川書房
掲載誌・レーベル
ハヤカワ文庫JA
ページ数
416ページ
電子版発売日
2012年04月27日
コンテンツ形式
.book
サイズ(目安)
1MB

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書店員のおすすめ

2009年に満34歳でこの世を去った伊藤計劃先生。普段SFを読まないため、縁遠かったのですが、シンプルかつ恐ろしい表紙とタイトルに惹かれ…。
何をするにも本人認証が必要となり、いつ、どこで、何をしたかが全て記録・管理されるようになった近未来。それにより全世界が平和になるのでは決してなく、「ジェノサイドが頻発する後進諸国」と、「テロを一掃した先進諸国」に二分されている。
いずれ、そんな世界になっても不思議でないと思ってしまう自分がいます。 ひょっとすると、いま私たちがお茶を飲みながらぼんやりと享受している「平和」も、「誰かに仕向けられた何か」によって作られた錯覚なのかもしれません。それが良いのか悪いのか、読み終わってからも考えてしまいます。
『ハーモニー』『屍者の帝国』に続き、劇場アニメ化も決定しました。(書店員・ラーダニーバ)

虐殺器官 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年05月08日

    もし僕が作家で、コメディではないエンターテイメント作品を書きたいと思っていたとして、この作品を読んだら、翌日ハローワークに直行することでしょう。

    書きこぼしがない、必要な全てを書ききっている、なのに無駄がない。
    完璧な作品です。
    この世に完璧など存在しないとしても、です。


    命について書くにして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月24日

    中学生のとき、伊藤計劃「メタルギアソリッドガンズオブザパトリオット」を読んだ。そのときはストーリーを追うだけだったけど、今回「虐殺器官」を読んで衝撃を受けた。ことばの議論がついていけなくなるほど凄まじく、それを通してテロや戦争そして平和のつながりを見出す。ただのSF作品じゃない。

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    Posted by ブクログ 2019年11月23日

    間違いなく今まで読んだ日本のSF小説の中でも屈指、いやNo.1だろう
    ショッキングなタイトルに負けないほど内容も衝撃的。緻密な構成、重厚で深遠そしてリアリティのある世界観、臨場感溢れる戦闘シーン、どれも圧倒的。
    そしてラストのカタルシスで読んだあとしばらく放心状態に。とてつもなく高い完成度でエンタメ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月18日

    ぐいぐい読ませる文章で
    様々な引用やパスティーシュも気が利いている。

    なによりもジェノサイドについて誠実に考え抜いた、主題やストーリー。圧倒的だった。

    忘れたころに何度か読み直したい

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    Posted by ブクログ 2020年02月24日

    小松左京指摘の欠点はもっともで大賞を逃したが。感覚も感情もマスキングした殺しのスペシャリスト達。国連のタスクチームが世界各地で“なるべく”平和になるようなツボの人物をターゲットに選んで除去していく。外科手術のようなものだから血の流れるのは止むを得ない!主人公にはナマの感情が残っていて倫理とか(延命措...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月09日

    近未来舞台の戦争哲学
    といったあたりが主題だがエンタメとしてSF仕掛けやミステリ風味もあって
    伊坂幸太郎作品+『メタルギア』はまったく同意見
    題材でなく小説として既に安定した技術と高い個性を感じるので
    作者の早世が惜しまれる
    がそれを物語にふくめるのはどうかと思う
    売り物だからな

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    Posted by ブクログ 2018年11月15日

    SFはあまり読まないのだが、夭折の天才作家伊藤計劃の代表作である本作は、SF好きじゃなくてもぜひ読むべき一冊。
    ちょうど東日本大震災にともなう原発問題が今よりも逼迫した問題として世間を賑わせていた頃、いわゆる「東大話法」との関係で本書のキーとなる“人々を虐殺に駆り立てる言語”を取り上げた安冨歩の『原...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    文句なく面白い。独特の一人称語り口でぐいぐい引き込まれる。戦争の切なさ、やるせなさを、SF的な近未来の不気味な機械が彩る。戦争物のワクワク感も随所に交えながらも、こんな世の中になってしまうのかなぁと思わせる、真実性を感じる。読み終えた後、あんな結末でなんなんだが、なぜかホッとした。
    確かに年度ベスト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    読む前は「器官?」「機関」じゃなくて!?と思っていたのだが、ああ、なるほど「器官」だった。軍事力の主体が国家から企業に移るというテーゼに対して、「市場が熟成し、細分化される事によって軍事力の主体は逆に移らない」という視点は新しかった。そして、人工筋肉!!とか本題の「虐殺器官」とかハードSFだったが著...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月08日

    「1984年」並みの衝撃。。。
    SF・ディストピアはこうであって欲しい!!という理想通りの1冊。
    このジャンルにおいては
    設定そのもののリアリティについては結構どうでもよくて
    (もちろん「物語の前提」としてはちゃんとしててもらわないといけないんだけど、そういう意味での“どうでもいい”ってわけではなく...続きを読む

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