與謝野晶子の作品一覧

「與謝野晶子」の「全訳 源氏物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 全訳 源氏物語 一 新装版
    4.3
    1~5巻803~968円 (税込)
    帝の寵愛を一身に集めた桐壺の更衣が産んだ美しい皇子と、かかわる人々の姿を情感豊かに写し取った、世界最古の長編小説「源氏物語」。切なさといとおしさに満ちあふれた恋模様や、熾烈な権力闘争など、いつの世も変わらない人間の営みを描ききった日本文学の最高傑作が、與謝野晶子の優しく格調高い筆致で現在によみがえる、54帖全訳の決定版! 第一巻には「桐壺」から「花散里」までを収録。

ユーザーレビュー

  • 全訳 源氏物語 四 新装版

    Posted by ブクログ

    光源氏が死んでストーリーはつまらなくなるかと思いきや、宇治の姉妹をめぐる薫と匂宮の恋模様、実に面白かった。第五巻の展開が楽しみ!

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    2023年12月06日
  • 全訳 源氏物語 四 新装版

    Posted by ブクログ

    與謝野晶子の訳は彼女独特の潔癖なデリカシーを感じて好きです。決して読みやすくはないでしょうが。光源氏は二部のおっさんになってからがシズル感があって好きです。柏木イビるところとか最高です。匂宮三帖も好きです。特に「紅梅」がいいです。竹河はほかの訳者よりいちばん解りやすかったかも。夕霧のマヌケな恋心が炸裂している「夕霧」もいいですね。落葉宮様かわいそう…。

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    2013年03月10日
  • 全訳 源氏物語 三 新装版

    Posted by ブクログ

    くっきりはっきり立体的な與謝野源氏。谷崎源氏が春の木漏れ日のようにおだやかで繊細な綾があるとしたら、與謝野源氏は夏の晴れた日のようでカラリとしていていい意味で影がない。まるで明治の小説を読んでいるかのようです。「これから何かが始まる」というワクワク感があります。その明け透けさに「王朝の雰囲気がない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。原文に忠実で完璧なのは谷崎源氏だと思いますが、ワイルドな與謝野訳が私はとてもいとおしい。「梅が枝」での薫香あわせのエピソードが大好きです。あとそれまであまり思い入れのなかった若菜が與謝野晶子の筆で読むととてもおもしろく感じます。紫の上が源氏にため口(?)聞い

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    2013年01月23日
  • 全訳 源氏物語 二 新装版

    Posted by ブクログ

    須磨から胡蝶まで。おもしろかったです。与謝野さんは「ずんずん」って表現よく使いますね。あと「ぎょうさんな」とか。笑ったのが「胡蝶」で玉鬘に迫る源氏に「変態的な理屈である」と書いてあったところです(笑)アッコさん正直すぎ!谷崎源氏では「まことにおせっかいな親心もあったものです」となっておりました。この違いがいいですね。女性からすると玉鬘に迫る源氏はやっぱ変態ですよね………。

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    2012年12月31日
  • 全訳 源氏物語 一 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつかは読みたいと思っていた與謝野晶子版が、新装販売となった。
    歌人としても定評のある人の文章なので、楽しみ方はひとそれぞれ。
    古典なので、好きな人は数種類を読み比べてみるのがよいと思われる。

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    2011年12月13日

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