ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
文明開化の音がする明治十年。一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。第130回直木賞受賞作。妖怪時代小説の金字塔!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読む順番を間違えて「参」を先に手にとってしまいました・・・。「弐」までは一度読んでいるのでこちらは初見。「壱」の体裁でものがたりは進んでいるのかと思いきや参では物語の有り様が変わっており、百介を中心に話がすすむ。 ところどころ百介の気持ちが語られるが壱で受けた百介の印象とは大きく異なり、葛藤が垣間見...続きを読むられる。最終話は不器用ながらも又市を模し自身を囮に一幕打ち予想外、想像以上の成果を挙げる。 最後の1ページで百介の素の気持ちが知れたようで切ないような温かいような不思議な気持ちになる。
遠い記憶が呼び覚まされたあ!!!陰摩羅鬼の瑕じゃー! わかってましたけど京極夏彦先生って化け物ですね
今回は語り手の百介が年寄りになって、過去を語りながら回想する形で進行していきます。 この中で百鬼夜行シリーズと繋がっており、向こうのシリーズでは怪異として伝わっているのが実に素敵でした。最後の終わり方なんかも、前回に続いて物悲しくて好きです。
少し趣向が変わって、時代は現代に近づく。なんとここで百鬼夜行シリーズとつながってしまうとは。加えて素晴らしいのが小野不由美による解説で、百鬼夜行シリーズのファンも是非とも読むべき。
『赤えいの魚』 なんともまあ、表現し難い気持ちになる話で、 逆にそれがめちゃくちゃ印象に残った。 そしてラストの『風の神』 終わり方凄すぎる…… ああ……もう、 様々な意味で【終わり】なんだなあと。 読み終わって暫くは放心してしまった……
明治十年。文明開花の音がするも時代は変われど人は変われず。 北林藩の元藩士で貿易会社に勤める与次郎は、腐れ縁の仲間たちと一白翁と名乗る老人のもとを訪れるが。 明治と江戸、二つの時代をまたぐ事件の結末とは……。シリーズ3作目、第130回直木賞受賞作→ 連作短編集。全二作と緩やかに繋がり、そして一つの...続きを読む時代が終わる。 もうね、なんも言えん。読み終わって一週間経つけど、いまだに最後のページを開くとなんも言えなくなる。 ただ、良かったなぁ、と。おそらくこれは、終わりの物語。一白翁の、そして「小豆洗い」から読んできた私たちの。→ 前作「続巷説百物語」のラストがあまりに突然だったから。 又市や百介と一緒に旅をした私たち読者の気持ちの整理をつけさせてくれた、これは京極御大の優しさなんよ(と、勝手に思っている) いやもう、最高。「小豆洗い」を読んだ全ての人に「風の神」読んでほしい。最高だから。
最終話が良すぎて鳥肌たった。 百物語にはじまって百物語に終わる。 百介が最後まで百介で、そこがとてもよかった。 繋がりは、なくなってはなかった。 きっと彼らは、いつも見守ってくれていた。
何故に私はこの本を長い間積読にしていたのか。。。傑作です。さすが直木賞作。冒頭の「赤えいの魚」は読み始めたら本当に止まらなくなってしまった。
再読。巷説百物語シリーズ第三弾。だいぶ昔に読んだ割には殆ど内容は覚えていた。それでも最後の「風の神」を読んだ後の読後感は何とも言い難い、物悲しいような妙にさっぱりした気持ちになるようなそんな感情が残る。百介さんはきっとこの終わりまで夢の中で生きられたんだろう。
あれから◯年後・・・ 時代を感じられるのが面白いです。文明開化の後の、武士の時代から明治へ、妖怪が当たり前にいそうな江戸時代の終焉。 懐かしい人、懐かしい名前。 若者たちがわいのわいのと騒ぐのを丸く収めるあの人の懐かしい感じがいい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
後巷説百物語
新刊情報をお知らせします。
京極夏彦
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)
百鬼夜行シリーズ9冊合本版
鉄鼠の檻(1)
鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】
文庫版 鵼の碑
魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】
姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
虚実妖怪百物語 序
「京極夏彦」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲後巷説百物語 ページトップヘ