後巷説百物語

後巷説百物語

924円 (税込)

4pt

文明開化の音がする明治十年。一等巡査の矢作らは、ある伝説の真偽を確かめるべく隠居老人・一白翁を訪ねた。翁は静かに、今は亡き者どもの話を語り始める。第130回直木賞受賞作。妖怪時代小説の金字塔!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

後巷説百物語 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読む順番を間違えて「参」を先に手にとってしまいました・・・。「弐」までは一度読んでいるのでこちらは初見。「壱」の体裁でものがたりは進んでいるのかと思いきや参では物語の有り様が変わっており、百介を中心に話がすすむ。
    ところどころ百介の気持ちが語られるが壱で受けた百介の印象とは大きく異なり、葛藤が垣間見

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    遠い記憶が呼び覚まされたあ!!!陰摩羅鬼の瑕じゃー!
    わかってましたけど京極夏彦先生って化け物ですね

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

     今回は語り手の百介が年寄りになって、過去を語りながら回想する形で進行していきます。
    この中で百鬼夜行シリーズと繋がっており、向こうのシリーズでは怪異として伝わっているのが実に素敵でした。最後の終わり方なんかも、前回に続いて物悲しくて好きです。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    少し趣向が変わって、時代は現代に近づく。なんとここで百鬼夜行シリーズとつながってしまうとは。加えて素晴らしいのが小野不由美による解説で、百鬼夜行シリーズのファンも是非とも読むべき。

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    『赤えいの魚』
    なんともまあ、表現し難い気持ちになる話で、
    逆にそれがめちゃくちゃ印象に残った。

    そしてラストの『風の神』
    終わり方凄すぎる……

    ああ……もう、
    様々な意味で【終わり】なんだなあと。
    読み終わって暫くは放心してしまった……


    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    明治十年。文明開花の音がするも時代は変われど人は変われず。
    北林藩の元藩士で貿易会社に勤める与次郎は、腐れ縁の仲間たちと一白翁と名乗る老人のもとを訪れるが。
    明治と江戸、二つの時代をまたぐ事件の結末とは……。シリーズ3作目、第130回直木賞受賞作→

    連作短編集。全二作と緩やかに繋がり、そして一つの

    0
    2024年07月19日

    Posted by ブクログ

    最終話が良すぎて鳥肌たった。
    百物語にはじまって百物語に終わる。

    百介が最後まで百介で、そこがとてもよかった。
    繋がりは、なくなってはなかった。
    きっと彼らは、いつも見守ってくれていた。

    0
    2021年07月31日

    Posted by ブクログ

    何故に私はこの本を長い間積読にしていたのか。。。傑作です。さすが直木賞作。冒頭の「赤えいの魚」は読み始めたら本当に止まらなくなってしまった。

    0
    2020年10月17日

    Posted by ブクログ

    再読。巷説百物語シリーズ第三弾。だいぶ昔に読んだ割には殆ど内容は覚えていた。それでも最後の「風の神」を読んだ後の読後感は何とも言い難い、物悲しいような妙にさっぱりした気持ちになるようなそんな感情が残る。百介さんはきっとこの終わりまで夢の中で生きられたんだろう。

    0
    2020年09月19日

    Posted by ブクログ

    あれから◯年後・・・


    時代を感じられるのが面白いです。文明開化の後の、武士の時代から明治へ、妖怪が当たり前にいそうな江戸時代の終焉。

    懐かしい人、懐かしい名前。
    若者たちがわいのわいのと騒ぐのを丸く収めるあの人の懐かしい感じがいい。

    0
    2019年01月19日

後巷説百物語 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

京極夏彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す