Posted by ブクログ
2020年11月09日
原作は分厚くて大変だったなあ・・・。と思い出しながら読む。
原作はかなり以前に読んだので記憶が剥げかけているけど、「うへえ」とか「みつしりと」はまだ出てこないんだな。
1巻は事件の概要が徐々に明らかになっていくので、派手なシーンはあまりないものの、話自体が面白い。
例えば日本古来の鬼や幽霊と、量子...続きを読む力学の”観測によって初めて事象が確定する”みたいな話(所謂シュレディンガーの猫)とが絡むあたりは「ほう」となる。しかもそれが前半の茶飲み話なんだから舌を巻く。
また漫画版の作画さんもさる者。
まずもって、大体がキャラクターが座って話しているだけのシーンばかりなのに緊張感や抑揚が伝わってくる描写はさすがの一言。