猿

2,200円 (税込)

11pt

「猿がいる」と言い出した同居人。
かすかに感じる、妙な気配。
曾祖母の遺産相続。
胸に湧き上がる不安。
岡山県山中の限界集落。
よく判らない違和感――。

ただの錯覚だ。そんなことは起こるはずがない。だが――。

怖さ、恐ろしさの本質を抉りだす、瞠目の長編小説。

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猿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    京極夏彦氏らしいホラー小説。ホラーなんだろうけど、怖さはそこじゃない気がした。
    私は御大がキャラを通じて語りかけてくる人間の在り方が怖い。子が罪を犯せば祖父母が戻る場所がなくなるとか、冒頭の主人公が冷凍食品を詰め込むシーンとか。社会生活の闇にゾッとした

    普段ホラー小説は買わないんだけど(文章で怖さ

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    岡山で暮らしていた曾祖母が亡くなったと報せてくれたのは祐美の再従姉にあたる芽衣だった。
    祐美の両親も亡くなり、祖母が亡くなってから疎遠になっていた唯一の親類だ。

    曾祖母については何も知らず、会ったこともなく、疎遠になった理由もわからないまま、弁護士と芽衣と一緒に岡山の袮山村へ行くことになる。

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    このホラーブームに恐怖とは何かを問い直すような1冊。
    例に漏れずブームに合わせてホラーを読み、段々ホラーって何?となってきて辞書を引いたりもしていた身なのでとても面白く読んだ。
    1番身近にある、誰もが直面するのに全く言語化出来ない種類の恐怖を文章にしたかのよう。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    怖いもの。というものはなんなのか?
    と読み終わったあと考えてしまった。
    話としては最後なぜそうなったのかわからなかったが、最後に至るまでの話は興味深く京極夏彦さんの話の面白さというか、不気味さというか、全体を通してずっとある不快な様子が心地よくすら感じる内容だった。

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んだ時は初期の頃のような因習系のホラーを想像していたのですが、全然違いました。
    何かが起こるわけではなく、ひたすら何かが起こりそうな気配だけが漂う。ずーっと続く不穏な空気の中で、「怖いとは何か」を考えさせられる…という感じ。

    小説の中に「何も起こらないから怖いんです」というセリフが出て

    0
    2026年01月14日

    Posted by ブクログ

    曾祖母の遺産相続のため限界集落に向かうが… 超現実的で幻想世界に包まれるホラー #猿 #京極夏彦

    ■あらすじ
    岡山の山奥に住んでいた曾祖母が亡くなり、遺産相続について弁護士から連絡があった松永祐美。パートナーの隆顕から反対されるが、彼女は逃げるように自宅を出発した。駅で待ち合わせていた親族、弁護士

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    【一言感想】
    後ろめたいことがあり、精神的支柱がない場合は"恐怖心"が生まれやすくなる

    【感想】
    曽祖母が亡くなり、明治時代以前から限界集落の状態が持続しているという土地の相続する話が上がることから始まる"恐怖"を題材にした物語

    誰も悪くないのに後ろめたい

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    今年読み納めは大好きな京極夏彦先生で。

    今年最後なのに、
    良くわからんが怖い、というのが後を引きます…

    というか、私が普段から感じてる『怖い』を文章化して頂いた感じ。
    何かある方がまだ良いよね…
    原因わからない方が不気味。

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    いけませんよ。外に出ては――怖いですから

    「猿がいる」と言い出した同居人。
    かすかに感じる、妙な気配。
    曾祖母の遺産相続。
    胸に湧き上がる不安。
    岡山県山中の限界集落。
    よく判らない違和感――。

    ただの錯覚だ。そんなことは起こるはずがない。だが−−。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    え、ここで終わるのとびっくりしつつも、なんともいえない嫌な雰囲気がずーっと続く感じがクセにはなる。嫌な小説の怖い版みたいな。
    何かわからないけどただただ怖いという感情、なにか思い出せそうだったけど消失してしまった。思い出したら恐怖しそう。

    0
    2025年12月28日

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