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「猿がいる」と言い出した同居人。 かすかに感じる、妙な気配。 曾祖母の遺産相続。 胸に湧き上がる不安。 岡山県山中の限界集落。 よく判らない違和感――。 ただの錯覚だ。そんなことは起こるはずがない。だが――。 怖さ、恐ろしさの本質を抉りだす、瞠目の長編小説。
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Posted by ブクログ
終始一貫して、『なんだかわからないものが一番怖い』ということを伝えようとしているんだろう。 絶対2度目、3度目読むたびに怖くなっていく作品だと思う。 怖さは何か、体験させてくれる作品。
最近出会った小説の中でいちばん余韻すごいかも。 周りの人に薦めて、感想を聞きたくなる本 個人的に、恐怖の本質は頭で理解できないわからなさ、不確定性にあると思った
めっちゃホラーなんですけど‼︎ 分かりやすいオチがない方が怖い。2軸の謎があるのだけれど、全然交わらないまま最後急に同じところに行き着くのも怖い。
京極さんの本で一番意味わかんないかも なのに面白い おい!どーなったのか教えてくれよ そしてやっぱり京極さんに夢中なのである
「怖さ」とは何か、理屈理屈理屈でいろんな角度から紐解いていった先があの結末なの、ほんと厭だ…。テクニックの話を聞いていたのに、普通に素手でぶん殴られた気分。 章立て無くシームレスに物語が進んでいくので読み止めるタイミングが難しかった。途中の村の変遷とか法的根拠などのくだり、説得力持たせるためのパー...続きを読むトなんでしょうが難しいし本筋とは関係ないのでそこは読み飛ばしても大丈夫!あとホテルの女子会のシーンは全員オカルトに前のめりすぎてなんか笑ってしまった。
猿?ホントに?猿? 初めと終わりの場面は同じ だけど……… 読み終わると 中の部分が夢のよう 全体に不穏な感じが付いて回る 安心できるのはいつになるのだろう
「分からない」状態は不安で怖いので、人は分かろうとする。考えても分からない、確証が持てないときは、補填してくれるものを探す。それは単純な因果関係であったり、ラベリングだったりする。自分の気持ちに沿ったものを受け入れやすく、客観的事実などは必要ない。それを信じ込む方がもう「分からなくならない」ので安定...続きを読むする。 などなど、「分からない」ことに対する人間の心理を連綿と説いていく。本当に途切れず延々とだ。ところが一気に場面転換して隙間に落とされる。「分からなくなる」のである。 本書における「猿」は思考停止した人間の象徴だ。しばしば現れる黒いものは、理解できない事柄を視覚化したものだろう。世の中で起きる事象には必ず説明できる原因があると思い込み、しかも自分に都合の良い答えに飛びつくことの危うさを感じた。それでいて、解らないことをそっくりそのまま吞み込むこともまた難しく危ないということなのかもしれない。 なぁーんて、訳知り顔で言いたくなるのである。一生懸命考えちゃうのである。なぜなら解んないからだ。ひー、怖いよ。
最後の50ページくらいは一気に読まされた。 恐怖とは何か、恐怖はなぜ感じるのかというのを書いてある物語であった。 どうゆうことなんだろう?と思わされることが散りばめられているのだが、それを回収することなく物語が終わる。 読後感は「???」となったのだが、面白かった。
うーん訳が分からなかった。 ただなんとなく怖かった。 話の展開が遅かったなあ。 京極さんたまにわけが分からない話書くからなあ。 賞がなかったので読みにくかった。
【祐美】外田のうの曾孫。【隆顕】祐美の夫。引きこもっている。「猿がいる」と言った。【芽衣】のうのもう1人の曾孫。喫煙者。【外田のう:ほかだのう】袮山村で亡くなった。相続人は祐美と芽衣しかいない。【袮山村:ねやまむら】のうが死ぬまで暮らしていた村。岡山県の山奥にある。明治以前からいわゆる限界集落を維持...続きを読むし続けていた不自然さ。姥捨山? どうやら村というより袮山家の敷地内という感じらしい。【山川】袮山家を管理している弁護士。【尾崎真智】山川法律事務所のパラリーガル。【感想】例によって会話ぐだぐだ小説。そこがおもろい。怖さとは、信じるとは、袮山村の奇妙さとは、猿とは…。怖い方に向かいつつ周辺を回り続ける。 ただ逆張りするってのは、これも思考停止のうちですよね(p.225) 理由というのは果が先にあってこそ生み出された、後づけの因なのである。(p.246)
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