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Posted by ブクログ
翔田寛『知能犯』角川文庫。
船橋署刑事課・香山亮介シリーズ第4弾。
犯人も明らかな、衝動的に起きた傷害致死事件の裏側に潜む真実を船橋署の香山刑事らが突き止めていく、ヒューマン警察小説。
ミステリーの仕掛けは込み入っていて、それを刑事が解き明かす過程は面白い。しかし、事件の真相の決定的な証拠が些か怪しく、納得出来ないところがあるのが残念だ。
西船橋駅近くで起きた刃物による傷害致死事件。偶然現場近くで犯人と被害者が揉める声を耳にした刑事の三宅が駆け付けると、被害者の前で刃物を握り呆然とする犯人を見付け、現行犯逮捕する。しかし、犯人は連行中にパトカーの中で急死する。
船橋署の香山刑事らが事件の背景を捜査すると、犯人は精肉店で働く、酒もギャンブルも無縁の物静かで真面目な男であったが、事件当日、飲酒しており、職場から精肉用のナイフを持ち出すなど不審な点が浮かび上がる。しかし、被害者の融資会社の社長と犯人との接点は謎のままだった。
事件の意外な真相とは……
本体価格740円
★★★★
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