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  • 夢見るころはすぎない
    3.9
    退屈でなんにもないと思ってた。でも本当は、きらきらと輝くかけがえのない日々だった――。空振り続きの高校生活で、最後の学園祭に一発逆転のときめきを期待する女子高生。「一生処女でいようね」と誓ったオタク仲間の足抜けに、動揺する女子大生。理想と現実のギャップにもだえる、一途でキュートな女の子たちの青春6編。あのころのあなたが、きっとここに見つかる。(『「処女同盟」第三号』改題)
  • 夢みるころを過ぎても
    4.0
    桃畑に囲まれたおだやかな田園に育った少女時代のかれんな恋から、東京でのはでめな恋まで、真理子の愛の旅路をたどります。喜劇というには哀しすぎ、悲劇というにはおかしすぎる青春の、ほろにがい想い出の数々。有名になることの心地よさを得た次は、テーマはやはり「愛と結婚」。衝撃のデビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』の続編として、大ベストセラーになった、輝くルンルンエッセイの第二弾。
  • 夢見るシンデレラたち
    3.0
    『公爵に片思い』王宮付の庭師の娘セリーナは、一夜だけ親友のアンナ王女にドレスを借り、舞踏会に出席した。豪華絢爛さにとまどうばかりだったが、憧れのハリントン公爵にダンスを申し込まれ、誘われるがまま夢心地で夜をともにする。でも……彼とは住む世界があまりに違いすぎる。借り物のドレスをまとった私を、彼は令嬢と勘違いしているだけ。そう悟ったセリーナは翌朝公爵の前から姿を消すが、一夜の情熱の証はしっかりとその身にやどっていた……。『わたしだけの王子様』いつか王子様と結婚するのがマギーの幼いころからの夢だった。だが、現実は平凡なできごとの繰り返しだ。今は看護婦として働く彼女のもとに、ある大晦日の晩、けがをした男性が運び込まれてきた。そのハンサムな容貌、高貴な雰囲気に心を奪われたマギーは意識を失っている彼の唇に思わずキスしてしまう。やがて目を覚ました男性の言葉に、彼女は耳を疑った。「僕はデブン・レノー。ウィルシャー島の王子だ」
  • 夢見る帝国図書館
    4.2
    「図書館を愛した」喜和子さんと、「図書館が愛した」人々の物語 上野公園のベンチで偶然、出会った喜和子さんは、 作家のわたしに「図書館が主人公の小説」を書いてほしいと持ち掛けてきた。 ふたりの穏やかな交流が始まり、 やがて喜和子さんは 終戦直後の幼かった日々を上野で過ごした記憶が語るのだが……。 日本で初めての国立図書館の物語と、戦後を生きた女性の物語が 共鳴しながら紡がれる、紫式部文学賞受賞作。 解説・京極夏彦 個性的でキュートな喜和子さんの物語と、 波乱万丈な国立図書館の物語が共鳴しながら紡がれる、 唯一無二の小説です。 軽妙洒脱に語られる図書館の物語パートと、 戦後を生きた喜和子さんの切なくも愛おしい記憶。 そのなんともいえないハーモニー……。 京極夏彦さんが解説で「小説でしか為しえない技法で、 小説という装置を用いる以外に行きつけない場所に連れて行ってくれる、 そうした小説なのである」とお書きになったのを読んで、 「まさに!」と膝を打ちました。 読書の喜びを存分に味わっていただける作品です! ※この電子書籍は2019年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 夢も定かに
    4.0
    聖武天皇の御世、後宮で働くべく阿波国から上京してきた若子。同室になった姉御肌の笠女、魔性の春世ともども暮らす宮中は、色と権謀の騒動続きで……。仕事に意地をかけ、乙女心に揺れ、人知れぬ野望を育む先に何が待つ? 平城京を蔭で支えた女官たちをいきいき描く宮廷青春小説!
  • 夢分けの船
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    映画音楽の勉強のため四国から上京してきた修文。幽霊が出ると噂される風月荘704号室を舞台に、「音楽」という夢の船に乗り合わせた人が奏る、切なくも美しい、著者最後の青春小説。
  • 夢を与える
    3.7
    その時、私の人生が崩れていく爆音が聞こえた──チャイルドモデルだった美しい少女・夕子。彼女は、母の念願通り大手事務所に入り、ついにブレイクするのだが……夕子の栄光と失墜の果てを描く初の長編。
  • 夢をまことに(上)
    4.3
    江戸時代に空を飛ぼうとした男がいた! 近江国友の鉄砲鍛冶の一貫斎は旺盛な好奇心から、失敗を重ねながらも反射望遠鏡を日本で最初に作り上げる。 「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた男、稀代の発明家の生涯。 直木賞作家、山本兼一さんの遺作が文庫で登場。 近江国友村の鉄砲鍛冶である一貫斎は村の訴訟に巻き込まれ江戸に出ることになった。 太平の世に鉄砲の注文は減り、村は景気が悪く寂れた状況にあった。 江戸に出た一貫斎は持ち前の好奇心で交友を広げ、オランダ渡りの新式鉄砲の修繕を依頼される。 見事に鉄砲を直した一貫斎は独自の工夫によって改良型まで作ってしまう。
  • 夢を見ずにおやすみ
    3.5
    失くしかけた愛を、やっと見つけた。どうしようもない心の隙間を、そっと包んで埋める、3つの愛の物語――自分より年下の愛人の世話を、父親から頼まれた息子。夫の元愛人に、結婚相談を持ちかけられた妻。共働きの多忙な日々に、ささくれ立つ心を危ういバランスで保つ若夫婦。3つの愛のかたちを描いて、どこかに忘れかけていた愛を、ふたたび見つけだしてくれる、珠玉の恋愛短編集。渇きを癒す優しさを探しているあなたに。
  • 夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて
    3.0
    全盲のチャレンジャー、立木早絵さん。彼女のスーパーポジティブな考え方はどのようにして育まれたのか? チャレンジ精神とあふれる好奇心、そして家族の愛。爽やかな感動と勇気をもらえる1冊です。
  • 揺らぐいのち
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「いのち」という人間すべてが真摯に向き合うべき問題に向き合っている宗教者や医療、福祉、教育関係者の姿勢を通じて、「いのち」をめぐる諸問題を考えるルポルタージュ。
  • ゆらぐ玉の緒
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還する時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。古井文学の集大成。
  • ゆらやみ(新潮文庫)
    3.8
    幕末の石見銀山。間歩(まぶ)と呼ばれる鉱山の坑道で生まれたお登枝は、美貌を見込まれ女郎屋に引き取られた。初めて客を取る前の晩、想いを寄せる銀掘の伊夫を訪ねるが、別の男に襲われる。とっさに男を殺め、窮地を救ってくれた伊夫と身体を重ねたお登枝。罪と秘密をともに抱えた二人の行く末は――。変わりゆく世を背景に、宿命を背負った男女の灼けつくような恋を官能的に描き切った力作時代長編。
  • ユリエルとグレン (1) 闇に噛まれた兄弟
    3.8
    1~3巻1,155円 (税込)
    12歳のまま成長を止めてしまった兄、グレン。無限の血を持つ弟、ユリエル。ヴァンパイアに襲われた悲運の兄弟の、新たな旅が始まる。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作 早くもとの体に戻してやりたかった。今のユリエルの望みはそれだけだ。各地に残るヴァンパイアに関する伝承を集めて回っていれば、その手がかりが見つかるかもしれない。(中略)ふたたびグレンと日の光の下に出る。そのための旅だった<本文より>
  • 百合小説コレクション wiz
    3.6
    実力派作家の書き下ろしと「百合文芸小説コンテスト」発の新鋭が競演する、珠玉のアンソロジー。百合小説の〈今〉がここにある。 【著者略歴(五十音順)】 ・アサウラ 1984年生まれ。TVアニメ『リコリス・リコイル』ストーリー原案など。 ・小野繙(おの・ひもとく) 1996年生まれ。第4回百合文芸小説コンテスト・河出書房新社賞受賞。 ・櫛木理宇(くしき・りう) 1972年生まれ。『ホーンテッド・キャンパス』『死刑にいたる病』など。 ・坂崎かおる(さかさき・かおる) 1984年生まれ。第4回百合文芸小説コンテスト・大賞受賞。 ・斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき) 1993年生まれ。『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』など。 ・南木義隆(なんぼく・よしたか) 1991年生まれ。『蝶と帝国』「月と怪物」など。 ・深緑野分(ふかみどり・のわき) 1983年生まれ。『ベルリンは晴れているか』『スタッフロール』など。 ・宮木あや子(みやぎ・あやこ) 1976年生まれ。『雨の塔』『ヴィオレッタの尖骨』など。 ◎カバー装画=めばち ◎カバーデザイン=名和田耕平デザイン事務所
  • 蝶々殺人事件
    3.5
    原さくら歌劇団の主宰者である原さくらが「蝶々夫人」の大阪公演を前に突然、姿を消した……。数日後、数多くの艶聞をまきちらし文字どおりプリマドンナとして君臨していたさくらの死体はバラと砂と共にコントラバスの中から発見された! 次々とおこる殺人事件にはどんな秘密が隠されているのだろうか。好評、金田一耕助ものに続く由利先生シリーズの第一弾! 表題作他「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」を収録。
  • 百合中毒
    3.2
    イタリア人の若い女と恋仲になり、家族を捨てて出ていった父親が、妻と娘夫婦が経営する八ヶ岳の麓の園芸店へ25年ぶりに戻ってきた。イタリア人の彼女は一人で帰国してしまったという。が、娘たちは大人になり、妻にはすでに恋人がいた。次女の遥は「許さないから。絶対に。出てってよ。早く出てって!」と叫び、長女の真希は「大恋愛して出ていったのなら、二度と戻ってこないのが筋ではないのか」と苛立つ。妻・歌子の恋人は夜ごと彼女からの電話を待つ。そして歌子は思い出す。夫との出会いの場所に咲き乱れていた花のことを…。家族とは。夫婦とは。七人の男女の目線から愛を問い直す意欲作。
  • 許されざる者
    3.7
    国家犯罪捜査局の元凄腕長官ラーシュ・マッティン・ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、一命はとりとめたものの、右半身に麻痺が残る。そんな彼に主治医の女性が相談をもちかけた。牧師だった父が、懺悔で25年前の未解決事件の犯人について聞いていたというのだ。9歳の少女が暴行の上殺害された事件。だが、事件は時効になっていた。ラーシュは相棒だった元捜査官や介護士を手足に、事件を調べ直す。犯人をみつけだし、報いを受けさせることはできるのか。スウェーデンミステリ界の重鎮による、CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠に輝く究極の警察小説。/解説=杉江松恋
  • 許されない結婚
    3.0
    ジョージーは姉の結婚式で中東の王国ザラクを訪れ、目をみはるほどゴージャスな男性と出会った。イブライム。ザラクの王子で、エンジニアとしても財を成した人。ひと目で彼に惹かれ、情熱のおもむくままに夜をともにするが、どうしても一線を越えることはできなかった。私は人には言えない大きな秘密を抱えているから。だが数カ月後、姉に呼ばれて再びザラクを訪れ、イブライムと再会したジョージーには自分を抑えることは難しかった。心の声に従って、彼と結ばれよう。その決心が、ある悲劇の始まりになることをジョージーは知らなかった。■砂漠の国での熱いロマンスを描いて大好評だった『砂漠の夜の誘惑』のスピンオフ作品です。前回のヒロインの妹であるジョージーと王家の末弟イブライムとのせつない恋のゆくえは?
  • 許されぬ結婚
    3.0
    ケイティの父親はある朝突然倒れ、救急車で病院に運ばれた。その騒ぎのさなか、カールトン・リーフという男性から憤怒と侮蔑に満ちた電話がかかってきた。君の父親のせいで大金を失った、と厳しい声は彼女に告げた。真相究明のため大企業の会長であるカールトンのオフィスに赴いたところ、ケイティは信じられない事実を聞かされた。父は事業に失敗して全財産を失い、カールトンにも大損害を与えたという。ショックに取り乱すケイティを、彼は優しくなだめて自宅に送り届け、何か現状を打開する策を一緒に考えようと言ってくれた。数日後、ケイティは彼の屋敷に連れていかれ、理不尽な提案を聞かされた。「僕と結婚するなら、お父さんの借金を清算してあげよう」父親を救う方法がほかに見つからず、ケイティは苦しい決断を迫られる。★H・ブルックスの新作は、ハーレクイン・ロマンスの「クリスマスに再会」(R-2334)でお楽しみいただけます。★
  • 許されぬ花嫁
    3.7
    ソフィが夫ルーカスと蜜月を過ごしていたある日、彼が見知らぬ女性を抱きしめている写真が送られてきた。まさかルーカスが私を裏切るわけはない。不安にさいなまれつつ、ルーカスの出張先のホテルへ電話をすると、女性の声が応答し、ソフィの心は砕け散った。それきり彼女はルーカスの元を去り、六年間、名前も隠して別の地で暮らしてきた。だが今、目の前にルーカスが立っていた。冷ややかな言葉のはしばしに抑えきれぬ怒りをたたえて。
  • 許されぬ密会
    3.0
    ニコラス・デュプレが審査員ですって?娘のフェリシティから“才能発掘コンテスト”の話を聞き、セリーナは愕然とした。フェリシティが自ら手紙を書いて依頼したところ、彼はすぐに快諾し、娘たちの小学校にやってくるというのだ。元ピアニストのニコラスは地元出身の世界的な著名人で、セリーナのかつての恋人だった。故郷を捨てて久しいのに、なぜ帰る気になったのだろう。まさか、絶対に知られてはならない秘密を嗅ぎつけたの?大切な愛娘フェリシティの出生に関する、ある重大な事実を……。■セクシーで洗練された作風が人気のミランダ・リーが約半年ぶりの登場です! 13年の歳月を経てなお、消えることのない情熱の炎――。円熟した大人のロマンスをお楽しみください。
  • 赦し
    3.0
    十年前に逝った妻子への贖罪の想いを抱え、日高は日雇い労働者としてひっそり生きていた。しかし、元医師である彼は、気持ちとは裏腹に、老女の院内感染、母親による幼児虐待という、ふたつの「死」の疑惑を追うことになり、人生が動き始める――。ベストセラー『償い』の“ホームレス探偵”が、哀しき人々を取り巻く謎に迫る、感涙のミステリ。
  • 許すチカラ
    3.0
    私はこう宣言したい。「許すチカラ」で、私は幸せになれた、と。(はじめに、より)若手女性国会議員として注目を集めていた時に突如訪れた夫のトラブル。世間から、怒りや誹謗中傷の声を浴び続けた渦中、著者に起こった真実を完全告白! そこから夫婦、そして家族がいかに再生したか、知られざる物語も伝えます。また10年にわたる地方・国会議員経験から得た、女性がもっと活躍できる未来のための提言も。恋愛・結婚・育児・キャリア……悩み多き現代女性にきっと役にたつ、生き方と考え方のヒント満載の一冊!
  • ユルスナールの靴
    4.1
    デビュー後十年を待たずに惜しまれつつ逝った筆者の最後の著作。二十世紀フランスを代表する文学者ユルスナールの軌跡に、自らを重ねて、文学と人生の光と影を鮮やかに綴る長篇作品。
  • 許せないを許してみる 籠池のおかん「300日」本音獄中記
    3.5
    2017年2月、国有地払い下げ報道に端を発し、日本中の注目を集めた森友学園事件。その渦中にいた籠池泰典・諄子夫妻は、同年7月、大阪地検特捜部により逮捕され、2018年5月に保釈が認められるまで大阪拘置所で300日を超える異常な長期拘留を強いられた。拘留中、諄子氏は毎日溢れ出る自らの思いを手紙に書き、担当弁護士に送り続けた。その数、400通以上。検事の苛烈な取り調べ、看守によるいじめ、孤独な独房生活を記す一方、昭恵夫人との交流、稲田朋美議員など政治家との関係、自らの生い立ち、夫への愛、愛する息子の死など、これまでの人生を包み隠さず記している。本書はそれらの中から抜粋し、まとめたものである。獄中から発せられた諄子氏の「心の叫び」とは――。
  • 許せないヴィーナス
    4.0
    タリンは海辺で火事を発見し、必死に消そうとしていた。少しも衰えない火の勢いに立ち往生していた彼女のもとへ、ひとりの男性が加勢に現れ、窮地を救ってくれた。ケイドと名乗るその男性はたくましく魅力的な容貌を持ち、タリンの記憶では、ゴシップ誌で時折見かける金融界の大物だった。意外な男性との出会いに、タリンはとまどったが、ケイドは彼女を臨時の秘書として雇いたいと言いだし、さらに驚かせる。すぐ申し出に応じたものの、喜ぶ彼女はこのとき想像もしていなかった。ケイドが、最愛の弟を自殺に追いやったのがタリンであると疑い、真相を突き止めようとして近づいてきたのだとは……。
  • 緩やかな反転
    3.4
    亜紀子はある日、見知らぬ女性の訪問を受けた。最後の記憶は、訪問者を玄関に請じ入れたこと。だが、次に気付いたとき、亜紀子は血のついた野球のバットを握り、床に倒れた“自分自身”を見下ろしていた! 加害者の姿になって行き場を失った亜紀子は、その女性の持ち物から調べた住所へ、やむなく足を運ぶ。なぜ“私”は彼女に殺されなくてはならなかったのか?対照的な2人の女性の人生が交錯する、サスペンスミステリ。
  • ゆれる
    3.9
    「ディア・ドクター」「夢売るふたり」「永い言い訳」など、 濃密な人間関係を題材に作品を生み出し続けてきた映画監督・西川美和氏の小説処女作 田舎を嫌って都会に出た奔放な弟・猛と、田舎に残り実家を継いだ実直な兄。 対照的な二人の関係が、幼馴染みの女性の死をきっかけに、大きく揺らぎはじめる……。 2006年に公開され数々の映画賞を受賞した同名映画を監督自らが初めて小説化。 文学の世界でも第20回三島由紀夫賞の候補になるなど、大きな評価を受けた。解説・梯久美子
  • ゆれる階
    3.5
    1巻2,178円 (税込)
    母の死を契機に、これまで黙して語らなかった「母」との複雑な関係を描き切る。「二度死んだ」母とは?「母」をめぐる旅の果てには?静謐な筆致の中の圧倒的迫力に、作家の覚悟が漂う感動作。
  • 揺れる輪郭
    4.5
    六〇年代ロンドンで異端児と呼ばれた精神科医。彼の伝記を書く作家宛てに、ある女性の日記が届く。そこには、姉の自殺と精神科医の治療の関連を疑い、真相を明らかにすべく偽名で治療を受けた女が次第に我を失っていく様がつづられていた──。解説/大森時生
  • 湯を沸かすほどの熱い愛
    3.9
    宮沢りえ、杉咲花ら出演の感動映画。監督自ら書下ろし 銭湯「幸の湯」の女将さん・双葉に余命宣告が。幸野家には双葉が亡くなる前に絶対にかたをつけておかなくてはならない秘密があった。
  • ユングの生涯
    4.3
    分析心理学の形成過程とその意義を解明しつつ描くユングの全生涯。「この仕事によって、筆者は自分の依って立つユング心理学を再検討し、自分の今後の方向づけを得られたようにも感じている」──50代の河合隼雄が自らの留学経験をもふまえて執筆した労作。

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  • ユー・アー・マイン
    3.7
    夫、妻、双子の男児、そしてもうすぐ女児が生まれる幸せな家。そこにひとりのベビーシッターがやってきた――33歳のゾーイは、巧みに反抗的な双子をてなずけ、夫は彼女を信頼するようになる。だが、妊婦のクローディアにはなにかがひっかかる。ひそかに家のなかのなにかが微妙に変わっていく。そのころ、街では妊婦が残忍な手口で惨殺される事件が起き、さらに同様の事件が……全世界の女性をうならせた、衝撃の結末が待つサスペンス。
  • ユーコン川を筏で下る
    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    75歳、イカダの大冒険!  《ぼくのカヌー人生の中で、ユーコン川は、すべてを放りだして娑婆と縁を切り、漂流し、自由を謳歌する最大最良の場所である》。  1980年代に日清チキンラーメンのCMでカヌーブームを巻き起こした著者が川を旅することになった原点は、1975年『ナショナル・ジオグラフィック』誌に載ったユーコン川イカダ下りの記事だった。ユーコン川は、カナダ北西部からアメリカ・アラスカ州をへてベーリング海へ注ぐ総延長3700キロの大河。75歳を迎えた著者は、2013年8月、仲間とともにイカダを自作し、中流域700キロの川下りに挑戦する。  イカダ上でゴールドラッシュ時代の作家ジャック・ロンドンの伝記を読み、焚き火のまわりでは世界各地の旅人たちと語り合う。初カヌーでユーコンを下る日本人美女。20代の姪に語る昔日の逸話。先住民と仲良くなる方法。ユーコン離婚。シングル・マザーの処世術。若い娘の口説き方。8月のオーロラ…。 2000年前から変わらぬ風景と、120年前のゴールドラッシュの記憶。不思議な歴史感覚の中を散歩しながら、さまざまな人生をユーモラスに語る、野田紀行文学の代表作にして、若き日本人への励ましの書。 ※【ご注意】この作品は一部カラーです。 お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • UFOはもう来ない
    3.9
    地球は監視されている――月の裏側に基地を設け、地球で核兵器が使用されてから60年以上も監視を続けてきた知的生命体・スターファインダー。彼らは“最終シークエンス”の発動を決定しようとしていたが、地球を低高度で視察していた最高権限者ペイルブルーが地上に不時着、京都の山中に取り残されてしまう。その第一発見者となった小学生3人組は、ペイルブルーを自宅に連れ帰り、UFOネタなどを取り上げるバラエティー番組を制作するディレクター・大迫に連絡。大迫は美人UFO研究家の千里と共にかけつけるが、直後に、UFOカルト集団・新興宗教団体DSIにペイルブルーを強奪される。ペイルブルーを奪還して宇宙に返すため、DSI本部に潜入しようとした大迫たちだったが……。サスペンス要素あふれるエンタテイメント作品で、UFOネタやトンデモネタも満載。クライマックスでは“銀河の歴史”も解き明かされる壮大なスケールのSF長編小説。

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  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)
    3.6
    いまも胸にのこる後悔、運命と信じたはかない恋心、忘れえぬ異国の光景、取り戻したかったあの瞬間の空気。そう、願いがかなうものならば――。メロディーを耳にしただけで、あの頃の切ない想いを鮮やかに甦らせてくれる永遠の名曲たち。不世出の天才シンガーソングライター、ユーミンのタイトルが、6人の作家によって新たなストーリーへと生まれ変わる。唯一無二のトリビュート小説集。(解説・酒井順子)
  • ユーラシアの双子 上
    4.0
    1~2巻743円 (税込)
    50歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道に乗りユーラシア大陸を横断する旅にでた男・石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、三年前に妻とは離婚した。旅で石井は過去として過ぎ去ってしまった半生を振り返り、孤独と対峙していた。石井は偶然、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を知る。石井の西への旅は続く。
  • 夜明けのカノープス
    4.3
    まだ見ぬ星に願いを込めて――落涙必至。共感度100%の感動ドラマ。天文学者・渡部潤一氏、激賞! 教師への夢を諦あきらめ、小さな出版社で契約社員として働く映子。仕事は雑用ばかり、憧れの先輩への恋も叶わない――。自分を持て余す日々を送る映子が、生き別れた父親との再会をきっかけに得たものは……? 一等星なのに、日本では限られた条件でしか見えない星「カノープス」をモチーフに、不器用な女性の逡巡と成長を、『これからの誕生日』『むすびや』の新鋭が温かく紡ぎだす珠玉長編。天文学者の渡部潤一氏も激賞!
  • 夜明けの辻
    3.7
    江戸中期の尊皇論者、山県大弐と出会ったことから藩の内紛にまきこまれた二人の青年武士の、友情の破綻と和解までを描いた初期の中編『夜明けの辻』。元芸妓との結婚を望んだ若侍が、頑固一徹の国家老の伯父を説得するために機略に富んだやり取りをくりひろげる“こっけい物”の佳品『嫁取り二代記』。ほかに『平八郎聞書』『葦』など、山本周五郎の文学的精進のあとを伝える全11編。

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  • 夜明けの花園
    3.9
    1巻1,716円 (税込)
    「ゆりかご」か「養成所」か、はたまた「墓場」か。 累計100万部突破! 「理瀬」シリーズ初短編集 ゴシック・ミステリの金字塔。 湿原に浮かぶ檻、と密やかに呼ばれていた全寮制の学園。 ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。                ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、 月夜に馳せる聖、そして水野理瀬の現在。                             理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。 ・水晶の夜、 翡翠の朝 ・麦の海に浮かぶ檻 ・睡蓮 ・丘をゆく船 ・月触 ・絵のない絵本
  • 夜明けの光のなか永遠に
    4.0
    謎の女は死の罠なのか 洞窟しかけられた最後の秘密が明らかに…… アクション&ロマンスの傑作がついに完結 THE HELLBOUND BROTHERHOOD(ヘルバウンド・ブラザーフッド)#05 トラスク兄弟の三男メースは、〈ゴッドエーカー〉の洞窟に不審な女性がはいっていくのを見つけてあとを追う。女性はウイルス学者のケイト・ラモット。14年まえに突然姿を消した父の身に何が起きたのかを探っているところだった。同じウイルス学者だった父は、新たなウイルスのワクチンをつくっていたという。ケイトの話はほんとうなのか、あるいはキンボールの罠なのか。確信を持てないメースはしばらく様子を探ることにしたが…。すべての〈呪い〉が解け、驚愕の真実が明らかになる最終巻! 原題:Havoc (Hellbound Brotherhood Book 5)
  • 夜明けの縁をさ迷う人々
    3.8
    世界の片隅でひっそりと生きる、どこか風変わりな人々、河川敷で逆立ちの練習をする曲芸師、教授宅の留守を預かる賄い婦、エレベーターで生まれたE.B.、放浪の涙売り、能弁で官能的な足裏をもつ老嬢……。彼らの哀しくも愛おしい人生の一コマを手のひらでそっと掬いとり、そこはかとない恐怖と冴え冴えとしたフェティシズムをたたえる、珠玉のナイン・ストーリーズ。
  • 夜明けのフーガ
    4.3
    休暇中のセラピスト、ディオンヌが新たに依頼を受けた患者は、海、空、山をこよなく愛し、どんな冒険にも勇敢に挑む男ブレイク・レミントンだった。登山中に大怪我を負い、再び歩くどころか食べる気力さえ失って衰弱の一途だという。渡されたレントゲンを見るかぎり、傷は癒えている。承諾を迷うディオンヌは添えられた写真を手に取った―鍛えあげた肢体をあらわにし、深いブルーの海をバックに生き生きと微笑む事故前の彼。ディオンヌの心がうずいた。
  • 夜明けのブランデー
    4.0
    「試写室を出ると夕闇がたちこめている。すぐさま、京橋の〔与志乃〕へ行く。」──60代の池波正太郎が「週刊文春」に連載した“正太郎絵日記”。著者直筆のイラストとともに、映画や演劇、愛用の万年筆に帽子、食日記や酒、旅行のことなど、洒脱な文章で穏やかな老熟の日々が綴られる。何げない日常が、まるで小さな物語のようにも感じられるショート・エッセイと、それを彩る絵筆の妙とを二つ一緒に楽しめる、趣き深い画文集。
  • 夜明けの星
    3.8
    越後の国を出て十六年、江戸の町で父の仇敵を探し続ける浪人・堀辰蔵。飢えて疲れきった辰蔵はある日ささいなことで逆上し、見知らぬ煙管師の頸すじに斬りつけてしまう。父と仲良くふたり暮しだった煙管師の娘・お道は、これで天涯孤独の身となった。近隣の人々に見守られ、気丈に生きていくお道と、仇討ち転じて闇の世界の仕掛人となった辰蔵の凄絶な半生。折にふれ、奇妙にもつれ合うお道と辰蔵の運命を、池波正太郎が円熟の筆で描いた名作。
  • 夜明け前に会いたい
    3.8
    1巻662円 (税込)
    金沢で生まれ育ち、もと芸者の母と二人暮らしの希和子二十四歳。 新進の友禅作家・瀬尾との穏やかな恋が始まったかに思えた東京出張の夜、思いがけない事実に打ちのめされた希和子は最終の新幹線に飛び乗った――。 純粋な恋がもたらす歓びと哀しみ、親子の情愛が雪の古都を舞台に美しく描かれる長編恋愛小説。
  • 夜明けを探す少女は
    3.7
    世の中には、夜になっても鍵をかけない家があるのを知ってる?──シカゴの高校に通う黒人の少女ボーは、卒業を機にこの街を出ると決めていた。絵の才能を活かし、盗みも撃ち合いもないどこか遠くへ行くのだ。そんな十六歳の冬、姉のカティアが不法侵入の疑いで警官に射殺された。外の安全な世界に憧れ、ボーに語り聞かせてきた姉が、犯罪に手を染めるはずがない。ボーは姉の無実を証明するため、現場から消えた姉の恋人を自ら探しはじめる。少女のひたむきな調査行と姉妹の絆が胸を打つ、アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作!/解説=吉野仁
  • 夜明けを待ちわびて【mirabooks】
    4.0
    ベストセラー作家J・R・ウォードあの日の少年は、心を閉ざし億万長者となった――ひたむきな愛に涙する、感動傑作。 富と名声を手に入れ、若き金融界の寵児として名を馳せるショーン。ある夜そんな彼のもとに、長らく疎遠だった父が死んだとの知らせが飛び込んできた。電話をしてきたのはリジーという、父の家を間借りしている女性。どうせ金目当てで父に近づいた女だろうと思ったが、実際のリジーは純真そのものでショーンは心奪われていく。その一方で、父の訃報を聞いて蘇った忌まわしい過去が、日ごと彼を苦しめ――心を揺さぶる純愛。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夜明けを待ちわびて
    3.3
    若き金融界の寵児ともてはやされ、富と名声を手に入れたショーンには誰にも言えない過去があった。そんな彼の元に驚くべき知らせが届く。長く疎遠にしていた父親が死んだというのだ。電話の主は父親の家の間借り人で看護師のリジーという女性だった。彼女がお悔やみを言い、父親の人柄を讃えれば讃えるほど、ショーンの心は冷えきった。この女の狙いは金なのか? ところがリジーと対面した彼は、想像とはまったく違った純真無垢な彼女の魅力に惹きつけられてしまう。リジーが欲しい。だが、もしあの過去を彼女が知ったら……。
  • 夜明けを待つ(集英社インターナショナル)
    4.4
    病、家族、看取り、移民、宗教……。小さき声に寄り添うことで、大きなものが浮かび上がってくる。『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー 移民と難民』……。生と死の境を見つめ続け、読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクション作品の原点は、佐々涼子の人生そのものにあった。ここ10年間に書き溜めてきたエッセイとルポルタージュから厳選した著者初の作品集。
  • 酔いがさめたら、うちに帰ろう。
    4.2
    生きてて良かった! そう思える、幸せ……。アルコール依存症で離婚、10回の吐血、再飲酒(スリップ)、そして、ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい――。依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、そこには悲しい現実が……。笑って泣ける私小説。浅野忠信・主演で映画にもなった名作――「不器用でも抱きしめようとする生き方に、心、動かされました」(浅野忠信)
  • ヨイ豊
    4.0
    元治2年(1865)、清太郎の師匠・三代豊国の法要が営まれる。広重、国芳と並んで「歌川の三羽烏」と呼ばれた花形絵師だった。歌川の大看板・豊国が亡くなったいま、誰が歌川を率いるのか。弔問客たちの関心はそのことに集中した。清太郎には八十八という弟弟子がいる。粗野で童のような男だが、才能にあふれている。己が三代に褒められたのは、生真面目さしか覚えがないのに。──時代のうねりに、絵師たちはどう抗ったのか!
  • 酔いどれ次郎八
    4.5
    藩の名刀を奪い、役人を斬って薩摩藩に逃げ込んだ侍を上意討ちにする命をおびた矢作次郎八と岡田千久馬。二人は首尾よく本懐を遂げるが、薩摩藩士に取り囲まれ退路を断たれる。千久馬を逃がし、その場で死んだと思われていた次郎八が二年後に藩に姿を現した時、かつての許婚は千久馬のもとに嫁いでいた――。次郎八のとる意外な行動を描く表題作ほか、「与茂七の帰藩」など全11編を収録。

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  • 酔いどれて候【5冊 合本版】
    4.5
    浅草の蛇骨長屋に住む浪人・曾路里新兵衛は、酒がなくては生きてはゆけぬ、というほど無類の酒好き。仲間の不祥事により改易になって以来、何ものにも縛られない気ままな暮らしを楽しんでいた。だがある日、ついに生計が立たなくなり、やむなく岡っ引きの伝七に依頼された辻斬り事件の探索を引き受ける。実はこの新兵衛、酔うと剣技が冴え渡る「酔眼の剣」の使い手だった! 人情あり、謎あり、剣戟あり。時代小説の醍醐味の詰まった、書き下ろしシリーズ! ※本電子書籍は『酔眼の剣 酔いどれて候』『凄腕の男 酔いどれて候2』『秘剣の辻 酔いどれて候3』『武士の一言 酔いどれて候4』『侍の大義 酔いどれて候5』を1冊にまとめた合本版です。
  • 宵待草夜情
    4.5
    大正九年の東京。祭りの夜に、カフェ「入船亭」の女給・照代が殺された。着物を血に染めて店を出てきたのは、同じ店で働く鈴子。鈴子の恋人・古宮は、彼女が殺したのかと考えるが──。はかない男女の哀歓を描き、驚きの結末を迎える表題作ほか五篇。人の心の底知れぬ謎、深く秘められた情念から、予想をはるかに超える真実が立ち上がる。不朽の傑作ミステリー、待望の新装版。(解説・泡坂妻夫)
  • 宵待歩行
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かわかない涙はどこへいくのだろう。四季の移ろいを背景に「はかなさ」を独自のスタイルで詩に詠い上げた、銀色版純情詩集。
  • 宵闇の王国~路地裏の吸血鬼と俺の事件録~
    2.0
    <お前のことは信じてもいい>今度の吸血鬼は六畳一間暮らし!? 男子高校生は早く人間になりたい!? どうしようもなく愛おしいコンビが妖しい事件に挑む現代奇譚!【あらすじ】帰宅途中、吸血鬼に襲われて以来、人外の力に悩む男子高生・玲。その元凶の男の名はエイドリアン。死ぬほど腹が減って血を吸ったと言う。かつての栄光は見る影もなく、今や六畳一間で貧乏暮らし。「人間に戻りたい」思いを抱える気弱な玲は、見栄っ張りで態度だけは偉そうな貧乏吸血鬼にこき使われながら、妖しい事件の数々へ挑む! 正反対な性格の二人が織りなす、時代も種族も越えた絆が愛おしくなる現代奇譚。
  • 妖異金瓶梅 山田風太郎ベストコレクション
    4.6
    性欲絶倫の豪商・西門慶は8人の美女と2人の美童を侍らせ酒池肉林の日々を送っていた。彼の寵をめぐって妻と妾が激しく争う中、両足を切断された第七夫人の屍体が……超絶技巧の伝奇ミステリ!
  • 妖異博物館
    値引きあり
    4.0
    『甲子夜話』『耳嚢』など、江戸時代の随筆から不思議な話を蒐集・分類した怪異大百科。舟幽霊、轆轤首、人魂、化け猫、河童、怪石など、様々な怪異を取り上げながら、その筆はあくまで軽く、ある時は『今昔物語』の昔へ遡り、あるいは明治へと下って綺堂や八雲、鏡花作品の典拠を指摘する。簡潔にして含蓄ある語り口が味わい深い、奇譚アンソロジーの決定版。 (※本書は2005/8/10に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • 妖櫻記 上
    4.0
    1~2巻1,320~1,430円 (税込)
    時は室町。嘉吉の乱を発端に、南朝皇統の少年、赤松家の姫、活傀儡に異形ら、死者生者が入り乱れ織り成す傑作長篇伝奇小説、復活!
  • 妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝
    4.1
    「妖怪アパートの幽雅な日常」が完結してから4年。妖アパファンから、是非読みたいリクエストが多かった稲葉夕士の世界旅行。その過酷でファンタスティックな日々が、ここに明らかになります。古本屋と一緒の世界旅行の途中で、ラスベガスに立ち寄った稲葉夕士。そこに住む、千晶先生の兄・恵のところにお世話になることになったのだが・・・。
  • 妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ
    3.5
    鷹橋川で発見されたミイラ化した遺体の上半身と、それに合致する巨大な魚の下半身。  怪事件に悩まされていた新米刑事の御堂陸は、手がかりを求め、美貌の科学者・神代宇路子の元へ押しかけることに。私生活はちょっぴりだらしないが、妖怪、特に人魚について語り出すと止まらない彼女は、陸が追う事件についても何か知っている様子で──。  生真面目な刑事と妖艶な解析官が人魚の秘密を解き明かす! ……ただし、人魚は嘘をつくことがあるのでご注意を。
  • 妖怪新紀行
    4.8
    冴えないフリーター、鵜沢裕司がバイト先のコンビニで遭遇したのは、外来種の妖怪「アメリカスナカケババア」?! 妖怪マニアの鳥飼、謎の妖怪博士ドッテンボロー氏、そして、いとしい「コテンニョ」が、鵜沢をめくるめく妖怪天国に導いて……。瀬川ことびの新境地、とびきりコミカルな妖怪ストーリー!
  • 妖怪の子預かります
    3.9
    弥助は十二歳。養い親である按摩、千弥と共におんぼろ長屋暮らしをしている。貧乏ながらも平和な毎日を過ごしていたが、ある夜、いきなり恐ろしげな烏天狗にさらわれ、妖怪奉行所に連れていかれる。悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったというのだ。妖怪の御奉行に、「罰として、新たな住まいが見つかり、うぶめが戻るまで、うぬが妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、次々と家にやってくる子妖怪達に振り回される日々が始まるが……。心あたたまるお江戸妖怪ファンタジー。
  • 隠し子騒動
    4.1
    「おとっつぁん! 会いたかった!」おまきと名乗る少女は久蔵に飛びついてそう叫んだ。目に入れても痛くない双子の愛娘の目の前での出来事に呆然とする久蔵。だがよくよく話を聞いてみると、母親はかつて一緒に暮らしたことがある芸者。ゆえあってのこととはいえ、まったく身に覚えがないわけでもない。それでも娘として迎え入れることはできないと、いったんはおまきを帰したが……。久蔵の隠し子騒動に端を発した事態は、千吉や玉雪、果ては大妖たちまで巻きこむ大事に発展する。好調、お江戸妖怪ファンタジイ〈妖怪の子、育てます〉第4弾!
  • 熔果(新潮文庫)
    3.7
    博多駅付近で発生した五億円相当の金塊強奪事件。堀内信也はヒラヤマ総業調査員の伊達誠一に誘われ、金塊の行方を追うことに。二人は大阪府警の元刑事で現在もバディを組んでいるのだ。関西、九州、中部をBMWで駆け抜けながら、堀内と伊達は、ヤクザ、半グレ、ブローカー、汚職警官らと対決する。頭脳と暴力の〝捜査〟から浮かび上がった闇の構図とは。痛快無比のクライム・サスペンス。(解説・市田隆)
  • 羊羹合戦
    3.5
    秀吉の“紅羊羹”を超える羊羹を作れ――。直江兼続より、来年の関白主催の花見の会での、上杉家の羊羹作りをすることになった庄九郎。まだ練り羊羹を味わったこともなかった、庄九郎の戦いが始まった。さらに、雪国越後ならではの羊羹を求めていたが……(「羊羹合戦」)。国学者・荷田春満が忠臣蔵の一件に関わっていたという、「桂籠」。亡き父親の想いを胸に、藩主の命による黒鯛釣りに士道を尽くす男を描く「釣って候」など、さまざまな趣向を凝らした全8篇。2009年のNHK大河ドラマ「天地人」原作者による、珠玉の時代小説集。

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  • 陽気なクラウン・オフィス・ロウ
    4.0
    こよなく愛したC・ラムを巡る英国への旅。香り高き紀行文学――英国の名文家として知られ、今もなお読み継がれているチャールズ・ラム(1775~1834)をこよなく愛した著者が、ロンドンを中心に、ラムゆかりの地を訪れた旅行記。時代を超えた瞑想が、ラムへの深い想いを伝え、英国の食文化や店内の鮮やかな描写、華やかなる舞台、夫人とのなにげない散歩が、我々を旅へと誘ってくれる。豊かな時間の流れは、滞在記を香り高い「紀行文学」へ。 ◎「この『陽気なクラウン・オフィス・ロウ』では、作者がいわばロンドンの空気の中に丸ごと溶け込み、心ゆくまでロンドンという大都会の古びた湯船にゆったりと身を横たえ、ラムへの尽きぬ思いに浸っているということだろう。この滞在記にただよう一種沁み沁みとした哀感は、ここに由来する。」<井内雄四郎「解説」より>
  • 楊貴妃 大唐帝国の栄華と滅亡
    5.0
    唐6代目皇帝、玄宗(712-756年)。名君と呼ばれ、100万人国家を築いた56歳のとき、22歳の楊玉環(のちの楊貴妃)と出会う――。唐王朝の権力闘争、玄宗による華麗なる「開元の治」、安史の乱、国家転覆までの100余年を、『旧唐書(くとうじょ)』『新唐書』『開元天宝遺事』『唐会要』といった文献や、白居易、杜甫の詩歌など豊富な原資料や図版から、詳細なエピソードを採取、検証。平安時代より清少納言、紫式部をも魅了した"世界三大美女"の生涯を、唐の歴史とともに読み解く!*本書の原本は、一九九七年、中公新書より『楊貴妃 大唐帝国の栄華と暗転』の書名で刊行されました。目次 はじめに 第一章 玄宗とその時代 玄宗登場/花は舞う長安の春 第二章 玉環から楊太真へ 鉄牛につながれた橋/女の闘いの渦/女道士楊太真となる 第三章 楊貴妃の栄華 三千の寵愛一身にあり/楊氏六家の栄え/宮中の行楽 第四章 天下大乱 安禄山反す/李林甫と楊国忠/滝関の攻防 第五章 玄宗蜀幸 馬嵬事変/国破レテ山河アリ/安史の乱の背景 第六章 長恨歌の世界 玄宗の晩年/比翼連理の誓い 第七章 余聞・遺事 楊貴妃の最期/日本渡来伝説/宦官高力士/『梅妃伝』をめぐって/画題となった玄宗・楊貴妃 第八章 楊貴妃と文学 楊貴妃と中国文学/楊貴妃と日本文学玄宗・楊貴妃略年表
  • 妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉
    3.5
    刃唸りがし、鳥飼京四郎の体が躍った。 鳥飼の繰り出す左右連続の斬撃は、ひらりと舞う蝶のごとく華麗であった。 唐十郎の袖口は裂け、赤い血の線が走る――これぞ妖剣“飛蝶の剣”。 小宮山流居合の奥義・鬼哭の剣を封じられた野晒唐十郎に秘策はあるのか!?

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  • 楊貴妃伝
    3.6
    「在天願作比翼鳥 在地願為連理枝」――白居易の傑作「長恨歌」に歌われた玄宗皇帝と愛妃・楊貴妃。寵愛をほしいままにし、権力さえも手中にした貴妃の、波瀾に満ちた短い生涯。時が移っても、変わらぬ人間の業を、絢爛な絵巻のごとく流麗に描き出す。唐代の壮大な叙事詩にして、今なお熱く胸を打つ傑作長編小説。
  • 妖曲羅生門~御堂関白陰陽記~
    4.0
    平安の都の南、宇治の里に鉄輪をかぶる凄まじい鬼女が現れた。しかし追い詰めると更に奇怪なことに――(「妖曲鉄輪」)。平安王朝華やかにして、魑魅魍魎の跋扈する京の都。若き貴公子の兄弟・藤原道綱と道長が、源頼光率いる坂田公時、渡辺綱らと、妖しき謎の数々を追う。歴史・時代小説と本格ミステリーを見事にエンターテインメントに織り上げる、才気溢れる著者の傑作。
  • 容疑者は何も知らない
    3.0
    亮子は、大手印刷会社に勤務する夫と二人暮らし。ある日、夫が見知らぬマンションで遺体となって発見。さらに、殺人罪で被疑者死亡のまま書類送検されてしまう。夫が借金を抱えていたことも、左遷されていたことも、知らなかった。なぜ、夫は死んだのか、本当に人を殺めたのか。夫が残した手がかりを元に、妻が事件の真相に迫る長編ミステリー。
  • 養鶏場の殺人/火口箱
    3.9
    1920年冬、エルシーは教会で4歳年下の純朴な青年ノーマンに声をかけた。恋人となったその男性が、4年後に彼女を切り刻むなどと、だれに予想できただろうか──。かのサー・アーサー・コナン・ドイルが判決に異議を表明したという、英国で実際に起きた事件をもとに執筆された「養鶏場の殺人」と、老女二人の強盗殺害事件を通して、小さなコミュニティーにおける偏見がいかにして悲惨な出来事を引き起こしたかを描く「火口箱」を収録。現代英国ミステリの女王が実力を遺憾なく発揮し、犯罪を通して人々の心理を巧みに描き上げた傑作中編集。

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  • 妖剣 おぼろ返し 介錯人・野晒唐十郎〈八〉
    3.5
    かっての門弟が郷里から、幼き息子を連れてやってきた。お家騒動に巻き込まれ、一時匿ってほしいという。 そして追手が迫ってきた。その中に居合最強の武者・市子畝三郎の姿があった。 神速の太刀筋、最強の居合が!?小宮山流居合・唐十郎に襲いかかる。 不可視の抜刀術とは……。
  • ようこそ赤羽へ 真面目なバーテンダーとヤンチャ店主の角打ちカクテル
    3.0
    お客さま、一杯いかがですか? まじめメガネと元ヤンのおもてなしカクテル 大手銀行の辣腕営業の薫が、ふと立ち寄った赤羽のバーのマスターが作るカクテルに心を揺さぶられ、バーテンダーに転職。しかし、真面目な性格のために接客に馴染めず、大きな失敗をしてしまう。そんな折に酒屋あかいの主人で元ヤンキーの龍巳と話すが、ソリが合うはずもなかった。しかし、あかいの中につくった角打ちバーで働くことになり、客たちの悩みを一緒に考えるうちに、龍巳のよさに気づいていく―― 装画・げみ
  • ようこそ授賞式の夕べに
    3.8
    書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。その授賞式の当日、成風堂書店に勤める杏子と多絵が会場に向かおうとした矢先、福岡の書店員・花乃が訪ねてくる。「書店の謎を解く名探偵」多絵に、書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を解いてほしいという。同じ頃、出版社・明林書房の新人営業マンである智紀にも、同業の真柴を介して事務局長直々に同様の相談が持ち込まれる。華やかな一日に不穏な空気が立ちこめて……。授賞式まであと数時間。無事に幕は上がるのか?! 〈成風堂書店事件メモ〉×〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉両シリーズのキャラクター勢ぞろい。書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。/解説=宇田川拓也
  • ようこそドラマチックジャーニーへ
    値引きあり
    4.0
    世界約70カ国を旅しながら22年間旅行会社を経営し、「旅行業界の異端児・カリスマ」と呼ばれた著者。旅には人生をドラマチックに変える力がある――そう信じて旅を創り続け、数多くの仲間たちと旅を続けてきた。そんな著者が、自身の半生を振り返るとともに、旅に参加した数多くの仲間たちの声を集めて、旅の魅力を書き尽くしたのが本書である。旅が本来もっている大きな力に驚くとともに、今すぐ世界に飛び出したくなる一冊。
  • ようこそ幽霊寺へ ~彷徨う霊の秘密の恋~
    4.0
    新米僧侶の慧海は、先祖から受け継いだ霊能力と予知能力に悩まされながらも 実家の寺・松恩院で日々お勤めに励んでいる。 ある日檀家さんから、中学生の息子の夢に女の幽霊が出てくるという相談を受けた慧海。 高校時代からの親友・柴門や、納骨堂に住み着く幽霊・源治郎の力を借りつつ、 女の幽霊が現れる原因を調査するが……? じんわり心温まるお寺ストーリー第二弾!
  • ようこそ、ロバの目の世界へ。
    4.0
    “ロバの目”を持つ少年・スバルが遭遇する、最高にハードな夏休み! 僕がよくボーッとするのは、断じてエロい妄想をしているからではない。この目に映る“奴ら”へのリアクションを、必死でこらえているだけなのだ――。第6回流水大賞優秀賞受賞作!
  • 陽子の一日
    4.0
    ある女医の澄明な物語 還暦を迎えた女医・陽子のもとに届いた元同僚・黒田の「病歴要約」。ある春の一日に起きた出来事に人生の機微が滲む傑作小説。
  • 容姿の時代
    3.5
    「外見はいいに越したことはない」この「容姿の時代」に私たちは他人をどう見、他人からどう見られるべきか。OLの肉色ストッキング、ユニクロの功罪、着物の罠、ナチュラルメイクと晩婚化、女性誌の対立、おばさん化への怯え……。容姿という厄介な存在と、死ぬまで戦い続けなければならない現代人の哀しみを、鋭く凝視した辛口エッセイ。
  • 洋食屋じゃぽんの料理帖 ソップからはじまるフル・コウス
    3.0
    料理屋「津ざき」の見習い・柚子は、形見の店を取り戻すべく、そして亡き兄のような料理人になるべく日々奮闘中。しかし流行の西洋料理を作るよう言いつけられて……。洋食嫌いの柚子が考えた美味しい料理とは!?
  • 妖女の隠れ家
    4.3
    今は住む人もなく荒れ果て、醜い姿をさらすチャターハム監獄には、不気味な伝説があった。監獄を所有するスターバース家の長男が、代々、首の骨を折って死ぬというのだ。近くに住むフェル博士を訪れた青年ランポールは、はからずも伝説が現実となるのを目撃することとなった。現当主マーチンが所長室から転落して死んだのだ。彼は家に代々伝わる儀式どおりに、25歳の誕生日当夜、所長室の金庫をひとりで開けにいったらしい。妖気漂う監獄でマーチンを突然の死に追いやったものは何か? 名探偵フェル博士初登場の記念すべき作品! 改訳決定版。
  • 妖女のごとく
    3.9
    友人の結婚相手にと、大河内女医の身辺を探りはじめた辰野は、いつしか妖しい魅力の虜になり、底知れぬ蠱惑(こわく)の罠に陥っていく。やがて明かされる意外な真相が、さらに恐怖を呼び起こす……。都会感覚あふれる傑作サスペンスロマン。
  • 妖女のねむり
    3.7
    廃品回収のアルバイト中に見つけた樋口一葉の手になる一枚の反故紙。小説らしき断簡の前後を求めて上諏訪へ向かった真一は、妖しの美女麻芸に出会う。目が合った瞬間、どこかでお会いしましたねと口にした真一が奇妙な既視感に戸惑っていると、麻芸は世にも不思議なことを言う。わたしたちは結ばれることなく死んでいった恋人たちの生まれかわりよ。今度こそ幸せになりましょう。西原牧湖だった過去のわたしは、平吹貢一郎だったあなたを殺してしまったの……。前世をたどる真一と麻芸が解き明かしていく秘められた事実とは。名匠が幻想味あふれる物語に仕掛けた本格ミステリの罠。/解説=松浦正人
  • 慟哭の剣~用心棒・桐之助 人情お助け稼業(一)~
    3.0
    独楽(こま)まわしの忠吉(ただきち)が死体で見つかった。一向に動かない町方にかわって調べを始めた見世物芸人の用心棒・呉羽(くれは)桐之助。天下無敵・無外流(むがいりゅう)の達人でありながら、芸人たちの相談にのる桐之助が忠吉の部屋から見つけたのは、旗本の悪行を直訴する訴状だった。事件に巻き込まれるなか、情に脆(もろ)い桐之助の剣が悪を斬る。賑やかな脇役を揃え、著者渾身の新シリーズ第1弾。
  • 用心棒日月抄
    4.3
    用心棒が赴くところにドラマがある――。故あって人を斬り脱藩。己れの命を危険にさらし、様々な人の楯となって生きる浪人青江又八郎の苛烈な青春。江戸は元禄、巷間を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれ、請け負う仕事はなぜか浅野・吉良両家の争いの周辺に……。凄まじい殺陣の迫力と市井の哀歓あふれる十話。
  • 様子を見ましょう、死が訪れるまで 精神科医・白旗慎之介の中野ブロードウェイ事件簿
    3.6
    現代の魔窟、中野ブロードウェイ4階にある精神科・琥珀クリニックは本日も素敵な人たちで大賑わい。次々と起こる不可思議な事件に自称・天才精神科医の白旗と助手の灰田が挑むスーパー奇譚集!
  • 妖説太閤記 上 山田風太郎ベストコレクション
    3.5
    藤吉郎は惨憺たる人生に絶望していたが、信長の妹・お市に出会い、出世の野望を燃やす。巧みな弁舌と憎めぬ面相に正体を隠し、天下とお市を手に入れようとするが……人間・秀吉を描く新太閤記。
  • 陽ちゃんからのそよ風
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    友達がいない小学五年生のアマネは、ある日、人気者の陽ちゃんに「『女子みんなで』遊ぼう」と声をかけられて――やがて大人になったアマネが辿り着く「友情」とは。あたらしい友情小説。
  • 要・調査事項です! ななほし銀行監査部コトリ班の困惑
    4.0
    得意先とトラブルを起こし、営業部から監査部に異動になった、ななほし銀行入行一年目の小林高。ところが異動先は、監査部なのに普通の監査はやらない(?)個人取引担当――通称「コトリ班」。配属されたはいいものの、舞い込む「要・調査事項」は予測不能の出来事ばかり。銀行から出た偽札? 毎回使えなくなる通帳? どれも一筋縄じゃいかない裏事情があるわけで……?【目次】序章/一章 偽札が出ました!/二章 通帳が使えません!/三章 それは本当に苦情ですか?/四章 グレーは白には戻れません!/五章 これがコトリのお仕事です!
  • 幼年期の終わり
    4.2
    地球上空に、突如として現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和で理想的な社会をもたらした。彼らの真の目的とは何なのか? 異星人との遭遇によって新たな道を歩み始める人類の姿を、SFの巨匠クラークが哲学的に描いた傑作。初版刊行から36年後、現代に合うように著者が物語に調整をほどこした新版、初の邦訳!
  • 要秘匿
    3.3
    CIA分析官ヴィヴは、米国に潜むロシア工作員の手がかりを掴んだ。だがそこで目にした機密情報に彼女は衝撃を受ける。なぜならロシア側の協力者とはヴィヴの夫、マットだったのだ! 最愛の人物の裏面を知った彼女は決断を迫られる――夫を告発するのか、国家を裏切るか? 元CIA著者による迫真の諜報スリラー!
  • 妖婦を演じて
    4.5
    児童救済慈善ファッションショーの収益金が消え、元人気モデルのリディアは警察の取り調べを受けた。着服したのは彼女の母親だが、リディアは認めようとしなかった。自分が母を不幸せにしたという罪悪感にとらわれてきたから。窮地に陥った彼女に手を差し伸べたのはクリスティアーノ、リディアが一時期親しかったことのある大富豪だ。彼は紛失した収益金の立て替えを引き受けるという。だがその見返りに、ベッドをともにすることも要求してきた。彼の申し出は親切からではない。過去の経緯を思えば、この機会を復讐に利用するつもりに違いない。★リン・グレアムが初恋の人に誤解されて苦しむヒロインを描きます。★
  • 傭兵空母・天城 戦艦ビスマルク救出作戦
    -
    日本一の昼行灯艦長・中村時次郎中佐以下、日本海軍のはみ出し者たちが空母〈天城〉に集結。ドイツの科学技術で改装強化された艦載機で、連合軍を蹴散らしていく! ――それはやがて、第二次世界大戦の行方さえも大きく変えることになるのだが……!?

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  • 傭兵の誇り
    4.0
    命を賭け戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。 アフガン、ボスニア、カレン…他国の平和の為に己の命を賭して戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。口先だけで平和を語るエセヒューマニストを糺し、戦禍を潜り抜けてきた体験から「戦争」と「平和」の意味を問う! ※【ご注意】この作品には図が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 妖恋
    3.6
    男と女が落ちたのは、甘美な恋か、底知れぬ闇か。江戸の恋は、こんなにも妖しく、こんなにも切ない。年下の火消し鳶との祝言をひかえた女が、火事の夜に知ってしまった男の秘密に、自らの暗い深淵を覗き込む「心中薄雪桜」。「血の臭いをかぐと螢は死ぬよ……」。姉の家に男を誘う少女の闇を描く「螢沢」。菊作りに精を出す隠居した男が月夜に出会った、娘姿の人形を操る不思議な少年に魅せられてゆく「十六夜鏡」。変化朝顔に魅入られた男女の虚ろで残酷な恋の末路を、無垢な少女が見つめる「濡れ千鳥」。『開かせていただき光栄です』『少年十字軍』などで話題の著者が、江戸の四季の風物に彩られた七つの恋のかたちを描く。大人のための、そして大人の世界を垣間見たい人のための珠玉の短編集。

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  • 養老先生、再び病院へ行く
    3.3
    「まる」の死から2年。 心筋梗塞での入院から2年半。 あれから養老先生はどうなった? 『養老先生、病院へ行く』待望の続編、ついに発売。 大病から復活後、久しぶりに病院を訪れることを決意した養老先生。 決して好きではない病院や医療と絶妙な距離を取りつつ、 老いや加齢、猫、虫、そして死について 教え子の東大病院の医師・中川恵一と縦横無尽に語りあい、 みずからの健康法についても初告白。 医療システムから逃れようとする養老先生と、 その姿勢を個人的には容認しつつも、 システムの側にいる中川先生。 この2人の医療に対する考え方を、 『養老先生、病院へ行く』同様、 往復書簡スタイルで交互に語りあう。 巻末では、作家・阿川佐和子さんとの鼎談も収録。 *カラー口絵16ページ・本文モノクロ写真も多数掲載

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