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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かわかない涙はどこへいくのだろう。四季の移ろいを背景に「はかなさ」を独自のスタイルで詩に詠い上げた、銀色版純情詩集。
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Posted by ブクログ
だいすきな詩集 ふと迷ったときに手に取ります 短い文字がつむいでいく 言葉から生まれる詩 心地よく 奥深く ココロに染み入ります
これが一番好き。 ********************* 「輝き」 私はあなたが好きだった 確かに いつか そして今 目の前にいるあなたは 見たこともないあなただった でも あなたは輝きをつかんで その手で包みこんでしまったので あなたはしあわせになったけど 人からみたら輝きが包みこま...続きを読むれてみえないので あなたはもう輝きをなくして見えるだろう それもひとつの輝きのかたち
それは人魚の夢だった 一度だけ 泡になればすむこと 一度だけ 夢をみた後に 銀色夏生の最高傑作ともいえるような詩集。 パステル調の表紙をめくれば、其処にあるのは言葉だけ。 他の作品みたいにイラストも、写真も、何にもない。 だけどその言葉一つひとつが繊細で、色を帯びているから世界が...続きを読む広がる。
『人魚の夢』という詩が大好きです。 一度だけ 泡になればすむこと 一度だけ 夢を見た後に
銀色夏生の詩集の中でも良作だと思う。 情景描写とそれにリンクした心情描写が素敵。 「二人の日常」と「人魚の夢」が秀逸。
10年以上前から、繰り返し読んでいる本。 なので、20代の自分の気持ちとリンクしている。 必死で、寂しくて、考えの甘さもあって。
季節の移り変わりにのせた離別・未練がテーマの詩集。 はぐれてしまったこと、もう2度とより添えないことに気づいたときの ぼんやりとした、現実感のない悲しみ。そんなものが押し寄せてくる。 忘れたくない人がいる人には、共感できる言葉がたくさんあるだろう。 ただ、内容がはっきりとしておらず個人的な話という印...続きを読む象が強めなので 「何が言いたいの?」と問いたくなる人も少なくないと思う。
たまには軽いのもいいですね。意外にいい詩もあります。 『君がいるからこの世界もまんざらではないと思う』とか…
「散歩道には光の筋が落ちている。どこまでも直進する明るい足跡。浮かぶようにひとつ。しずむようにふたつ。ただようようにみっつ。そしてまたどこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かなわない涙はどこへいくのだろう。」著者
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