夜明けを待つ(集英社インターナショナル)

夜明けを待つ(集英社インターナショナル)

1,782円 (税込)

8pt

病、家族、看取り、移民、宗教……。小さき声に寄り添うことで、大きなものが浮かび上がってくる。『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー 移民と難民』……。生と死の境を見つめ続け、読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクション作品の原点は、佐々涼子の人生そのものにあった。ここ10年間に書き溜めてきたエッセイとルポルタージュから厳選した著者初の作品集。

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夜明けを待つ(集英社インターナショナル) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    佐々木さんの本は2冊目です。
    まさか不治の病にかかられて
    亡くなっていたとは知りません
    でした。

    家族、病、看取り、移民、宗教
    小さな声に寄り添う事で大きな
    ものが見えてくる。
    エッセイ、ルポルタージュを
    読みながら文章にする事に
    きっと自身の中にも心理的葛藤
    があり、関わった事への軋轢も
    あった

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    人を魅了するノンフィクション作品の難しさ(話を盛ったりすることは、既にノンフィクションではない)について、考えさせられました。
    また、一つ一つが短いエッセイであるため、隙間時間に少しずつ読んでいくことができました。
    著者は、仏教にも関心があり、実践や体験を通じて、僧侶との交流もあったようですが、いわ

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    当たり前に食べている食材に、当たり前に過ごす毎日に気づかされる本。
    あとがきまで読み終えて、そうか自分は生きているんだなと改めて思う。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    前半がエッセイ、後半がルポルタージュで構成された作品集。
    死生観にまつわる数々のノンフィクションを手掛けられた著者の作品集だけに、自分の知らなかった世界を垣間見ることができたし、取材先での出来事を通じて、大変な苦労や葛藤されたことが窺い知れた。

    著者の死生観に寄り添うことで、掴みどころのない死に対

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    『エンドオブライフ』つながりで読んでみた。
    氏の作品は、『エンジェルフライト』『紙つなげ』『エンドオブライフ』に次いで4冊目。これを書いた佐々さんはもういらっしゃらないんだなと、そんな思いを反芻しながら読み終えた。

    以前、お仕事をご一緒したさる版元の編集者が、初期の頃に佐々さんとお仕事をされたそう

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    佐々涼子さんの最期の書籍だったのですね。あとがきには2023年9月になってましたね。この一年後旅立たれたのですね。ルポルタージュの章の禅を書かれた章と中国残留孤児の話が印象に残りました。実は僕の両親は満州の引き揚げで青春を満州で過ごした人です。母は多少中国語が話せたので1990年代中国残留孤児の帰国

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    やっと読んだ佐々氏の本。
    エンジェルフライトを数年前読みたい、と思ったままの自分に、日々大切に生きろ!と言われた気がする…

    友人で弁護士になり入管重要問題を扱っている、と言う人の話や、柿を送ってくれる東北で頑張る本屋の話、ベトナムなどアジアからの就労で来た外国人実習生へのインタビューなどは涙が出て

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    ダブルリミテッドの話は、西川美和「スクリーンが待っている」でも同じような話が出てきたのでとても興味深かった。
    本当に使える生きた日本語は「どけ」とか「やめろ」とか、命令形であってですます調の丁寧な日本語ではない。
    「会えない旅」がとても印象に残った。アポも取らず、会えるともわからないけど会いに来る。

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    佐々涼子さんの訃報に残念でなりません。ご病気のお話を知っていたので回復することを願っていたのですが…

    全ての作品からたくさんの刺激をもらい素敵な仕事をしていただいたことに感謝です。

    いままで魅力ある言葉を紡いでもらいありがとうございました!

    佐々涼子さんの著作を大切に…宝物として私の心に活かし

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    佐々涼子さんの生死感が描かれているエッセイで、あとがきはまるで彼女の遺書のようで心が痛い。「この世に生きている人はみな同じく、死についての未経験者だ。ほかの人の死を見て、私たちはあれやこれや想像している。でも、どれほどの賢者であろうと、やはり生きている限り死など分からないのだ。そう思ったら生きるのが

    0
    2024年08月29日

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