エンド・オブ・ライフ

エンド・オブ・ライフ

1,683円 (税込)

8pt

「命の閉じ方」をレッスンする。ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ!』に続く、著者のライフワーク三部作の最終章。200名の患者を看取ってきた友人の看護師が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、死への向き合い方は意外なものだった。最期の日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気と、それを献身的に看病する父の話を交え、7年間にわたる在宅での終末医療の現場を活写する。読むものに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクション。

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エンド・オブ・ライフ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読むのにパワーがいりますが、ものすごく全力でおすすめしたい。
    内容も素晴らしく、考えさせられるし、今までの自分の経験と照らし合わせてそうだなぁと思ったり、ただただ泣いたり。そして、最後は死に対して期待ができる。。

    佐々さんの文章は端的で洗練されていて、こんなに気持ちを持っていかれる内容なのに、それ

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    亡くなりゆく人がこの世に置いていくのは悲嘆だけではない。幸福もまた置いていくのだ。

    幼い子どもを残して死んでいく親の姿、私も同じ立場ならこんなに強くて凛としたふるまいができるだろうか。子どもに生きざまを通してメッセージを伝えられるだろうか。

    50代となり、少しずつ死を身近に感じるようになった。生

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    まだ1/3ですが、ひとつひとつの言葉に考えさせられなかなかページが進みません。作者のご両親の介護エピソードを読んで、自宅で老老介護していた祖父母、もっとむかし認知症の曽祖母を介護していた母と祖母のことなど思い出しました。子どもや孫には見せたくないとキレイなところしか記憶にありません。今後訪れるであろ

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    人生の終わり、終末期医療について7年間取材したノンフィクション。訪問看護師で末期がんの森山さんは死の恐怖よりも、どう生きたいのかを考えていると言う。TDLに行きたい、潮干狩りに行きたいという願いもできるだけ叶える。

    ※予後を気にするだけの人生は送りたくはない。ガンを忘れて僕の人生を送りたい
    ※最期

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    あとがきから、「ひとつだけわかったことがある。それは、誰も「死」について本当にはわからないということだ。これだけ問い続けてもわからないのだ。もしかしたら、「生きている」「死んでいる」などは、ただの概念で、人によって、場合によって、それは異なっているのかもしれない。ただひとつ確かなことは、一瞬一瞬、私

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    看取る側から看取られる側に…

    佐々涼子さんを知る作品でした。

    死はだれにでもやってくる医療関係者や福祉関係者や芸能人だっても。

    死は特別にしないようにだけど自然になるように考え方をもたないとね。


    ぜひ〜

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    在宅医療、看取りをテーマにしたノンフィクション。
    私自身、看護師として既に何人者方達をお見送りした経験から、大変内容もリアルに書かれていて、現場にいるようでした。
    コロナ禍もあり、ここ最近では自宅での看取りもかなり増えたと思います。
    私も、家族を持つ身として、もしもパートナーが余命宣告されたら、残り

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    在宅医療をテーマにした本だった。

    ガン患者とその家族が最期の時間をどう過ごすのか、周囲はどうサポートするのか、涙なくしては読み進められなかった。
    自分も似たような仕事をしているので、関わっていた職員の大変さも共感できたとともに、親身に寄り添う姿に自分の利用者への向き合い方を考えされられた。

    また

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

    佐々涼子著 エンド・オブ・ライフ
     以前フェースブックで紹介されていて、作家の佐々涼子氏が今月亡くなられてこの本手に取った。
     京都西加茂診療所の在宅医療で終末医療での人間の様々な人生を経て死に臨みドキュメンタリーとして幾つかの死をとりあげている。その診療所の男性看護師がすい臓がんを原発として肺転移

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    佐々涼子さんが、在宅医療を取材して書かれたノンフィクション。

    タイトルの『エンド・オブ・ライフ』という言葉の重みを強く感じました。在宅医療の現実を知り、渡辺西賀茂診療所の医師や看護師、ヘルパーの方達のきめこまやかさに脱帽しました。そして、なによりも在宅医療を受けていた患者さん達の病気の受け止め方や

    0
    2024年09月09日

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