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「エンジェルフライト THE MOVIE」
2026年2月13日公開
出演:米倉涼子、松本穂香、城田優
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」
2023年3月17日~ Prime Video
出演:米倉涼子、松本穂香、城田優
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Posted by ブクログ
本作は国際霊柩送還士エアハースの人々、海外で亡くなった人、または日本で亡くなった外国人とその遺族について書いてある。
まず、エアハースで働く人たちに敬意を払いたい。今までにここまで人に対し、真摯に向き合って考え抜いて仕事をしている人たちの話を聞いたことがなく、自分の仕事への向き合い方に少し恥ずかしい気持ちになった。
私は長く海外に住んでいて、外国のお葬式などにも参加経験があり、それぞれの国や家族によって故人を弔う方法や気持ちは違うんだと言うことを認識してから日本の葬儀などに疑問を持っていた。お葬式って本当にいるの?日本にはお葬式の後に初七日、49日法要、1周忌、3周忌などなど、故人を弔う期間がとても長い。例えば、私は現在イギリスに住んでいて、イギリス人の義実家では、家族の中では亡くなった人のお墓がどこにあるかもよくわからない人もいたりする。故人の遺灰をどうするのか決めている間中ただの荷物としてガレージに保管されていたりする。もちろんお盆やお彼岸などの行事や習慣もないので、故人を偲んだりする機会はない。これはイギリス人が全員というわけではないだろうし、もちろん日本人の中でもそういう風に考える人も稀ではないと思う。それでもいいと私は思う。ただ本作を読んで今まで必要なのか?と疑問に感じていた葬儀やそれにまつわる習慣が自分のためでもあるんだと気づかせてくれた。
私はまだ身近な家族や友人を亡くしたことがない。特に高齢の両親を持っていると遅かれ早かれその日は来ると感じていて、私はそれがとても怖い。本当に怖い。でも本作で出てきたたくさんの言葉を読み、少しだけれど怖さが緩和された気がする。
Posted by ブクログ
数年前の読みたいリストの一冊、やっと読めた!
なんとも素晴らしい作品
最後の解説にあった、ノンフィクションとは『世の中に埋もれた人間にとって大切なことを掘り起こし、読者に提示すること』 まさにこの作品が担っている。
そして数年後にドラマ化され広く知れ渡ったのではないか。素晴らしい。
国際霊柩送還士、エンジェルフライト、と呼ばれる仕事がある。まずはそこから。
東日本大震災や、実母を亡くしたことで死に近かった時期に執筆されたそう。数々の遺体を眼にして精神状態を崩したりしながらも続けた取材。命を削って作り上げたと言っても過言ではない。
そうさせたのはこの社長の利惠さん他、メンバーの方々の振る舞いを見て作者も向き合い方を考えたそうだ
海外で亡くなった方をどう輸送するのか、現地でのエンバーミングがどのように、どの程度行われるのか、受け取った後どのように対応するのか…24時間体制で向き合い、全身全霊で作業するエアハース社を取材してまとめたもの。
アルフォンス・デーケン博士は、『死とどう向き合うか』の中で、家族を亡くした遺族の悲嘆のプロセスを12段階に分けて説明している。
①精神的打撃と麻痺状態 ②否認 ③パニック ④怒りと不当感 ⑤敵意とルサンチマン(恨み)⑥罪意識 ⑦空想形成、幻想 ⑧孤独感と抑うつ ⑨精神的混乱とアパシー (無関心) ⑩あきらめー受容 ⑪新しい希望ーユーモアと笑いの再発見 ⑫立ち直りの段階- 新しいアイデンティティーの誕生
逆さ水、は通常湯をぬるくするには湯に水を足すが、葬儀のときに使うことぬるま湯は、水に油を足して作るのである。
親を失うと過去を失う。
配偶者を失うと現在を失う。
子を失うと未来を失う。
エアハースは永遠に遺体を保存しようとしているわけではない。ただ家族との最後のお別れのひとときのためだけに亡き人を元気な時の姿へと戻してあげようとしている。
アメリカではエンバーマーは、神父や牧師の次に尊敬される職業であると聞く。
「私の顔を見ると悲しかった時のことを思い出しちゃうじゃん。だから忘れてもらったほうがいいんだよ」
エンバーミングの歴史の始まりはアメリカ南北戦争
亡くなった人でも救うことはできる。私たちが悲しみぬいて、きちんと生きぬくことができるから。それを手助けしてくれるのが彼らの仕事
遺体を納められた「ひつぎ」を柩、納められていないものを棺、と表記
Posted by ブクログ
海外で亡くなった日本人や、日本で亡くなった外国人のご遺体を搬送し家族の元へ送り届ける仕事を担う人々と、実際のケース、業界の状況を描くノンフィクションである。
海外で亡くなる日本人が増加するにつれ、葬祭業の海外分野の業務の増加により独立し専業化した会社、エアハース・インターナショナル。その会社で働く人々を国際霊柩送還士と称している。いわゆる士業ではないのだが、多様な専門知識と経験を必要とする極めて特殊な仕事であり専門家である。
海外で身内を亡くした方々がご遺体に向き合う場に立ち会うという難しい仕事で、表に出てこない、裏方というよりは黒子という印象だ。これが正解という簡単な答えがない仕事に、エアハースのそれぞれの方が向き合い仕事をしている。一般人である私は身内を亡くされた方へどのように声をかけるのかさえ戸惑わずにはいられないのに、それどころではない別次元の、ざっくり言うと人間性を問われる仕事である。
米倉涼子主演で繰り返し宣伝されているドラマの原作ということで手に取ってみた。ドラマ自体は見ていないし、どういう評価なのかも知らないが、原作の社長の利惠さんの声が時々米倉涼子の声で聞こえてくるぐらい、私にはイメージが合っていたようだ。
何回読んでも泣いてしまう
単行本が発売した時に空港に勤務しており、なおかつ貨物などを取り扱う会社にいた為、勉強の為にもと思い読んでみたら、自然と涙が出てきた。死とはまだ縁遠い年齢だから、そう思っていた。いつも隣にあると教えてくれた。やはり母国に帰りたいのは皆同じなんだと教えてくれた。
何回読んでも、泣いてしまう。繰り返して読みたい作品です。
「エンジェルフライト THE MOVIE」
2026年2月13日公開
出演:米倉涼子、松本穂香、城田優
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」
2023年3月17日~ Prime Video
出演:米倉涼子、松本穂香、城田優
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。