妖異博物館

妖異博物館

1,100円 (税込)

5pt

4.3

『甲子夜話』『耳嚢』など、江戸時代の随筆から不思議な話を蒐集・分類した怪異大百科。舟幽霊、轆轤首、人魂、化け猫、河童、怪石など、様々な怪異を取り上げながら、その筆はあくまで軽く、ある時は『今昔物語』の昔へ遡り、あるいは明治へと下って綺堂や八雲、鏡花作品の典拠を指摘する。簡潔にして含蓄ある語り口が味わい深い、奇譚アンソロジーの決定版。
(※本書は2005/8/10に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)

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妖異博物館 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     舟幽霊、轆轤首、人魂、化け猫、河童、など、江戸期から明治期にかけて書かれた不思議話を蒐集、分類した妖怪博物学の名著。昭和38年に刊行されたが、その内容は現代に至っても時代遅れの感はない。むしろ時を経たことで、かえって素晴らしいものである、と再認識してしまうほどの完成度だ。

     水木しげるの妖怪事典

    0
    2012年03月05日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の随筆から怪異譚を集め、妖怪や怪事ごとに分類した一冊。ただただ興味深く面白いです。『続妖異博物館』もお薦め。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の随筆から不思議な話を集めたアンソロジー。
    謎の山伏に「未来と過去のどちらがみたいか?」と尋ねられて「未来が見たい」と答えると、崖に生えた松に首をくくられたまま30年間放置され、その後子孫の家に暮らすという話が面白かった。

    山伏(天狗)がなぜこんな事をするのか、さっぱりわからないところが不

    0
    2011年10月15日

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